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後で読むお気に入りの記事第2弾

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忘れっぽい私の備忘録 大切にしたいnote記事
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来年、実家が無くなる

来年、実家が無くなる

私は来年、実家を失くす。
約10年間家庭内別居をしていた両親が、父の定年退職を機に決別するからである。

私は父を、「父親」として感謝はしているが、母の「夫」としては心底軽蔑している。父が子供達の目の前で母をけなし始めてから、ずっと嫌いだ。

夫婦とは、家庭を営む協力関係にあると思う。お互いの足りないところを、得意なところを合わせて埋めていき、問題を乗り越えていくのが理想であろう。
世の中の夫婦が

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自分の居場所

自分の居場所

皆さんは「自分の居場所」ってありますか?

家庭だったり、仕事だったり、趣味の場だったりといろいろとあるとは思います。

私は二度ほど、「自分の居場所」を見失っちゃたことがありました。

一度目は、34歳で渡米した時、夫の帯同という形で、自分の今までしていた仕事など失くして、知り合いもいない「0」からの出発でした、その後、段々と知り合いが増えて充実した生活が送れて、日本に帰国しました。

二度目は

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【🆗/大人向け】 春の月

【🆗/大人向け】 春の月

 ※ 春子さんと安田くん
 ※ ミズノ節全開

午睡

 ほんの一口だけお酒を飲んで眠った。
 昼前のことだ。
 夢を見たことは覚えているけれど、何の夢だったのかは思い出せない。

 でも確かに『あっ』と思って起きた。

 体のどこもかしこも、足の裏までぽこぽこ火照っている。額に当てた手の甲にしっとりと汗が付着した。窓から淡い橙色の光が流れ込んでいる。白い壁紙にうつる影は極めて薄いネイビー、空は遥

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女の人がお花に見える

女の人がお花に見える

 これまでにも散々書き散らしてきた通り、私はフェミニストでもなければ女尊男卑思想者でもない。『両性の間には身体的にも精神的にも相互に理解し合えない差異があるがお互いに尊重して生きていくことが健全な社会の形成において最も重要である』論者である。長くて面倒くさいから外では『どっちもどっちっすよねえ』とヘラヘラしている。台無しである。

 その上でのこの記事のこのタイトルなので、あまり深く考えないで受け

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「女」を降り、純粋な子ども役に徹して攻撃から逃れる戦略 〜 お金とパートナーシップの関係②

「女」を降り、純粋な子ども役に徹して攻撃から逃れる戦略 〜 お金とパートナーシップの関係②

前回、男性リーダー率いるグループへの違和感について、かつての家族を投影していると書いた。
意外とたくさんの方に読んでいただいて、驚いている。
詳しい状況は前回書いたのだけれど、簡単にいうとこんなことだ。

男性リーダーとその男性を崇める取り巻きの女性たちで構成されるようなグループに学びたいことがあり参加するのだけれど、最終的には疑問を持ちグループから離れるという選択をする。
そのきっかけとなるのは

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新規就農について知りたいという方へ。

新規就農について知りたいという方へ。

はじめに
ここ2年ほど、「新規就農について知りたい、教えて欲しい、話を聞かせて欲しい」というお問い合わせをいただくことが増えました。

これから実際に新規就農したい方はもちろん、大学生の方で、これからの農業について危機感を持ち、卒論のテーマにされている方などからも毎年数件、ご連絡をいただきます。

初めの頃は、忙しい中でも時間を作り、律儀に一件ずつお会いしたり、電話したりでお応えしていましが、何人

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お父ちゃんの夢を見て、神様への文句を思い出してしまった

お父ちゃんの夢を見て、神様への文句を思い出してしまった

お父ちゃんの夢を見ていた。
朝、目覚める直前の夢だった。

お父ちゃんが夢に出たものだから、お父ちゃんのことを色々と思い出した。

お父ちゃんのお兄さん(本家の伯父さん)は、高倉健さんにソックリだった。お父ちゃんも、やや、高倉健さんに似ていてハンサムだった。

残念なことに、僕は、お母ちゃんに似ている。
僕が将来、天国へ行ったなら、ひと言くらいならば神様に文句を言っても許される気がする。
文句を言

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