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音楽の話をしようよ

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音楽に関する話をまとめました
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記事一覧

AOTY アルバムオブザイヤー 〜2023年年間ベストアルバム決めましょかいスッペシャル〜

AOTY アルバムオブザイヤー 〜2023年年間ベストアルバム決めましょかいスッペシャル〜

ベストアルバムを決める大会、AOTYことアルバムオブザイヤー。年末になると音楽好きの人がキャッキャとはしゃぎ回って開催されておりますが、僕もやったりやらなかったり、どうでもいいやんと思ったり、毎年気持ちがコロコロ変わりますが、今年は毎月新譜チェックをnoteにてやってきたのでやっておこうかな〜ということでポヤポヤと集計していたらベストアルバムが50枚になりました。意味がわかりませんね。そもそもベス

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最近思うこと #15 チバユウスケが死んだ

最近思うこと #15 チバユウスケが死んだ

チバユウスケが死んだ。

元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのフロントマンで、今はThe Birthdayのフロントに立つ人間だ。僕が知った頃にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTも、その後に結成されたROSSOも活動休止していたのでThe Birthdayでの活動が一番印象が濃い。朧げながら『例のMステ』の放送を幼少期に見ていたことは覚えているが、それがミッ

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『最近聴いてる音楽の話』#10月

『最近聴いてる音楽の話』#10月

10月も終わり、11月。年末だ。年末というかもう来年だ。
11月になった瞬間に飾り付けられたハロウィンのカボチャが撤去されて、サンタクロースやクリスマスツリーに変わっていく。そしてクリスマスが終わると翌日には、年末の空気が漂う。一気に季節が忙しなく駆け巡る。その慌ただしさも含めて少し浮き足立っている冬が好きだったりする。
そんな空気になる前の最後にゆったりできるのがこの11月。温泉旅行とか行きたい

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Official髭男dism 『日常』────大切なのは解決じゃなくて日々の"癒し"

Official髭男dism 『日常』────大切なのは解決じゃなくて日々の"癒し"

Official髭男dismこと"ヒゲダン"が、国民的なバンドになって久しい。それはただ知名度がある、ということだけではない。いつでもヒゲダンの音楽は僕らの生活に、人々の日常に、安易な答えではなく答えのない現状の虚しさも一緒に歌にする。それはコロナ禍を経て変わってきたようにも感じる。

日本テレビ『news zero』のテーマ曲として作成された楽曲、"日常"は日々のニュースを紹介した後にその映像と

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『最近聴いてる音楽の話』 #9月

『最近聴いてる音楽の話』 #9月

9月、残暑残暑の残暑祭り開催中の9月。フェスシーズンもひと段落してゆっくり音楽を聴けると思ったらあまりのリリースの多さに聴ききれない。飲み込みきれない。過剰摂取で吐き出しそう。もうこうなってしまうと処理し切る体力が残っていない。だから今回のnoteはもう適当です。ざっくりしてます。ざっくり人生にはちょうどいいざっくり。ざっくりってなんかいいな。りんご買いに行こかな。

これまで歴史を辿れば膨大な数

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好きな音楽の話を手短に#3 ハイスクールキュンキュン!

好きな音楽の話を手短に#3 ハイスクールキュンキュン!

自分が10代や若い頃に聴いていた音楽に対して強い愛着や、大人になって繰り返し聴いてしまうというのはよく聞く話。「昔の音楽の方が良かった!」と嘆き倒す老人たちもその一種でしょう。でもこれは単に昔の方が優れていたという話ではなく、若い頃の記憶の方が歳を重ねても鮮明で、その当時聴いていた音楽というのがその鮮明な記憶をポジティブな記憶と絡めて脳に呼び起こしてくれるからという脳科学のデータがあるそうな。

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好きな音楽の話を手短に #2 自分だけの音楽の記憶のこと

好きな音楽の話を手短に #2 自分だけの音楽の記憶のこと

好きなアルバムとか楽曲の話をしたいけど、いつも話が長くなってしまうのでなるべく手短に雑にしていきたい。なんでいつも長くなってしまうのだろう。私を構成するなんたらかんたらみたいなのがちょっと前に流行ったけど、そんな感じのセレクトでやっていくぞ。

Fall Out Boy 『Infinity On High』

2007年リリース。エモすぎて泣いちゃう。エモの教科書。世代丸出し。初期のキャッチーでエ

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好きな音楽の話を手短に #1 もっと気軽に好きを話そう

好きな音楽の話を手短に #1 もっと気軽に好きを話そう

好きなアルバムとか楽曲の話をしたいけど、いつも話が長くなってしまうのでなるべく手短に雑にしていきたい。なんでいつも長くなってしまうのだろう。私を構成するなんたらかんたらみたいなのがちょっと前に流行ったけど、そんな感じのセレクトでやっていくぞ。

The SALOVERS 『バンドを始めた頃』

「初期衝動」という言葉が似合うというか、初期衝動が服着て走っているようなバンドだったThe SALOVE

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夏の締め括り 8回目のサマソニ DAY1

夏の締め括り 8回目のサマソニ DAY1

過酷。過酷だった。あー。終わった。楽しかったということよりも、第一に無事に終わった安堵感が大きい今年のサマーソニック。これまでに過去7回サマソニに参加しているけど、こんなに過酷だった年は振り返っても記憶にない。あったとしても今年は特に両日ともソールドアウトしていたので、ここまでのパニックは記憶にない。1日に何度も「サマソニってこんなだったっけ…?」と思った。2018年なんて涼しくてシャツを羽織りた

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君と夏の終わり 将来の夢 大きなフジロック

君と夏の終わり 将来の夢 大きなフジロック

今年もフジロックが来ては去った。来ては去ってしまった。7月28日から7月31日まで今年も新潟県の苗場スキー場で開催されたフジロック。毎年この日を楽しみに日々の生活を生きているようなものだ。フジロックは僕らにとっての元旦。盆と正月が一緒に来るとはまさにこのことだ。
これまでコロナ禍で開催された2021年から毎年参加レポートを書き続けてきた。きっかけとしてはコロナ禍での開催を決めたフジロックが今後どう

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『最近聴いてる音楽の話』 #7月

『最近聴いてる音楽の話』 #7月

暑い。暑い。それにしても暑い。7月ってこんなに暑かったっけ?毎年言っているような気もするけど、それにしても暑くないか。要因としては気候変動だったりさまざまな影響もあるだろう。きっとそのおかげで、人々の聴く音楽の嗜好性や、食文化や行動まで僕らの生活スタイルも少しずつ変わっていくのだろうと思う。だから社会全体もそれにちゃんと適応していかなくてはいけない。アイスをバカみたいに食っても良いとか、各駅に流れ

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今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day3〜

今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day3〜

いよいよ今週に迫ったフジロック。もう正直予習とかしてる場合じゃない。荷物の準備とかで頭がいっぱい。どれだけ事前に準備しても出発当日まで準備のできない普段使っている手荷物って案外忘れがちで、そういったものはちゃんとメモに残しておいた方がいいなと思いつつ毎年やらない。だからきっと忘れ物をするだろうと思っている。困ったね。
今週はあと数日しか仕事がないので頑張れる人と、数日しかないならもう面倒くさいと感

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今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day2〜

今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day2〜

フジロック前の最後の三連休、海の日を含む連休が終わりいよいよフジロックの準備も大詰め。この三連休で色々とキャンプグッズやレインウェアを用意した人も多いのではないでしょうか。毎年行ってるにも関わらず荷物の準備が下手で、1年前にはこれで今年色々揃えたし来年は実質無料のフジロックじゃん〜と思うもののなぜか毎年買い足している。なぜだろう。この現象はなんなのだろう。フジロックの完璧な荷造りは今年も終わらない

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今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day 1〜

今年のフジロックどう楽しむ? 〜Day 1〜

もうフジロックまで約2週間!最初のラインナップが発表されてから5ヶ月、よく生き延びましたね〜。本当にこのためになんとか生き延びてきたなという実感すらある。フジロックは生きる指標。大袈裟ではなくそう感じる時もある。そんなフジロックの楽しみポイント、タイムテーブルが発表されたので個人的にポツリポツリと書いていきたい。
だいたい毎年タイムテーブルとかラインナップを予習せずに友達から教わったりその場のノリ

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