記事一覧
新書のメモ20240502
新書のメモ。
60年代フォークの時代からロックの流れがあるけれど、フォーク歌手やフォークソング運動の当事者に話を聞くと、音楽は必ずしもサウンドではなくて歌であった。それは音の出るデバイスというより声がメディアであった。マクルーハン的にもそう言える。そして、声と歌が思想であった。それはシーンを形成する。現在書いている新書で言及します。
原稿も未整理のところもあるけれど、10万字を超えた。頑張ります
メモ20240331
私が博士論文から研究している鶴見俊輔の業績は、研究と批評は厳密には分けられないところがあると思う。そういうポジションについては、社会学の方法から研究することが出来る。改めてしっかりテーマとしたい。
それがブルデューの社会関係資本から鶴見俊輔と『思想の科学』への注目です。
『「わたしのソーシャリズム」へ』の序章のメモ:読書日記20240319
8年前のFacebookのメモ
大貫 隆史『「わたしのソーシャリズム」へ −−二〇世紀イギリス文化とレイモンド・ウィリアムズ 』(関西学院大学研究叢書 第 174編)研究社2016年、の序章の思いつきのメモ
この本の著者は、レイモンド・ウィリアムズのいう「わたし」と「ソーシャリズム」は本来相入れないものであるにも関わらず彼の中に共存しているという。つまり、個人主義と社会主義とはベクトル
近藤和彦「ポパーとLSEの変貌」『図書』2023年10月号
『図書』2023年10月号、近藤和彦「ポパーとLSEの変貌」を読んで、ポパーのことが少しわかった。
近藤氏が、ポパーの自伝とオクスフォードの哲学者ライアンの記事から書いているので短いながら読み応えがある。反証可能性は池田光穂氏の解説がわかりやすい。こういう解説ほんとに必要だと思う。
反証可能性(Falsifiability)解説:池田光穂
https://navymule9.sakura.ne.
新書執筆日記202040313
この3日ほど先月調査した資料を読んでまとめてコメントをつける作業を行った。資料はページ番号もないのがほとんど。日付がわからないチラシなどが含まれる。これらは初出の宝の山なのだった。今日で少し目処がついた。
新書執筆日記20240309
現在執筆中の新書で、新しい資料などから再び取り上げます。
日本のフォークソング運動の興味深いところは、アメリカ文化のローカル化におけるカウンター・カルチャー的な受容が、日本のコンテクストにおいて変容していったところがあるということ。そこに市民運動が関係していたというところは、いくつか出版しました。新書では、文化の内容と実践された活動にも焦点をあてています。
“彼らはボブ・ディランの翻訳、あるい
パフォーマティヴな言語行為についてのメモ
今日の研究。
パフォーマティヴの理論と言語行為論は、ジュディス・バトラーが身体をめぐる行為(行動)にまで広げていることと関連して言語が実践の問題として応用されているということも含めて理解されるべきであろう。
バトラーは身体性、物質性ということを強調しているが、『ジェンダー・トラブル』はむしろ言語、言説という上部構造の問題をパフォーマティブに実践するという方法ではなかったかと思われる。
私は、修