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その日のことなど。
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#小説

最近観た映画読んだ本20211109

最近観た映画読んだ本20211109

『KOTOKO』 何度目かの『KOTOKO』ですが、やっぱり私はこれは、嫌だなあと思う。色々現実的じゃないし、現実的に精神の傷みに苦しんでいるひとに対しても現実的じゃないと思う。精神障害を描く映画なら現実に誠実にして欲しかったと思います。Coccoという人間が被さり過ぎている。(Coccoファンはこの映画が好きになるんだろうな)

「共感覚って知っていますか」と云われて過去に高村さんから『KOTO

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てるやまもみじ選書

てるやまもみじ選書

【て】点子ちゃんとアントン 児童文学の味方、ケストナー! 大好きな本です。ところで「点子ちゃん」って原語ではなんていうのか、私は未だ知らないのですが、いつか原書を読んでみたいな。アントンがいい奴で、点子ちゃんも良い女の子で、おとなになった今読むと泣いちゃうかも知れない。勹"ッとくるSUMMERな一冊(SUMMERではないです)ぐっとくるよ、ケストナーは友愛と信頼。

【る】ルパン最後の恋 児童文学

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明日は「てるやまもみじ」選書

明日は「てるやまもみじ」選書

 好きな書籍を「て」「る」「や」「ま」「も」「み」「じ」から始まる署名で選んで載せる企画です。みんなもやろう(って夏の「なつきにけらし」選書をやったときに云ったけど誰もやらなかったけど良いけど)みんなも「てるやまもみじ」選書しましょう。

 にゃんしーさんの先に出た記事が先に上がりました。

 HP作らなきゃな、と思いながら今日は映画を観たり眠ったりしていました。風邪ひいているんですよね。

今日

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今晩は。

今晩は。

泉由良(いずみゆら)というペンネームで。本を書いたり絵を描いたりしています。短歌・俳句初心者。放送大学短歌会所属、短詩会風翳所属。詩作合評会はおやすみ中。
詩のような小説をかいたり、エッセイを書いたり、詩をかいたり。

nikki-kirokuという名前に紐づけた連載は、1ヶ月くらい無料期間で、そのあとは全体の閲覧は有料になります。その他の連載の課金については今後ここに書き込んでゆきますので、よろ

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(雑記)希望と喜びと部屋とTシャツと私と愛しさと切なさと心強さと花と蛇とマリトッツォ

(雑記)希望と喜びと部屋とTシャツと私と愛しさと切なさと心強さと花と蛇とマリトッツォ

 本が手元にあって、本を読む時間があればそれが私の喜びで、面白そうな本が入手出来ればそれを読む日が希望で、だから直木賞の選考員の話とそれに対するtwitter上の反応がしっくり来ない(私の時事ネタは大抵twitterが元になる)本を読むこと以外の喜びも結構大きいひとたちがこの件に追求しているのではないでしょうか。ラーメン食べるとかしても結構喜べると思うよ。文学はやめたら良くない? 内容がどうこう云

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「ていねいな暮らし」は真顔で云えない

「ていねいな暮らし」は真顔で云えない

『東京荒野 vol.25』が出版されました。「紫色に光る店」というエッセイの連載をさせていただいています。そして、Amazonとディスクユニオンさんの紹介にこの連載から抜粋していただいています。美容院に行った際に時間があるので読もうと思ったのに、表紙の女性の上半身が裸だったので怯んでしまいました。飯田華子さんの画なのにです。尼崎でもあまねくゆきわたったら良きカルチャをちょっと隠した、自分を責めよう

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(日記)kei/sou・軽躁

(日記)kei/sou・軽躁

 家人が在宅勤務をしているときは同じ部屋に居てお喋りをしまくり、彼がリモート会議に出なければならないときは隠れて午睡し、家人が出勤する日は黙り込み、躁鬱の転換みたいになっていて、駄目です。
 3日ほどアルコールをのんでいないのも軽躁の要因かも知れません。軽躁土マット。

 to doが多く、一旦手帖に書き出すべきなのですが、それより先にMacで作業をし始めて、結局困惑しています。混乱は大抵いつもし

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lgc, その際蓮

lgc, その際蓮

 漫画版『Lost girls calling.』の作者の火野さんが今週も更新してくれました。十代の女性という単語を思い浮かべるだけで私は鮮烈に胸が痛みます。でもそうではなく浮遊するように綺麗にカーヴを描いて飛ぶようにその時代を飛び超え、成人したgirlsたちもいるんですよね。それも知ってる。

 ごめんね、と何を見ても思います。

 兎角、火野さんの記事をどうぞ。

 泉由良原作、火野文子漫画『

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0190606/はてな・加筆

0190606/はてな・加筆

『レッド』を最終章まで読んで暫くして、『安住の地』を古書で買って読んだ。連載時に立ち読みをしていたけれど、当時新刊書で買うお金が無かったし、Amazonは使えなかった。つまり最近、Amazonの古書で安価に買ったのだ。(Amazonのリンクを貼ったらとんでもない高値が表示されましたが、数百円で買えます)

 初めて『ビリーバーズ』を読んで山本直樹に触れ、『BLUE』や『レッド』を読んだ感覚では、セ

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