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置かれた場所で咲かなくていい

置かれた場所で咲きなさい

この言葉を聞いたことがある人も多いと思います。

僕の解釈はこんな感じです。

今の環境があなたの居場所だから、
そこで花を咲かせられるように、
できることを見つけて頑張っていこうね

日本では特に「頑張ること」や「我慢すること」を
美徳とする風習があると思います。

辛いことに対しても、逃げ出さずに立ち向かって、
乗り越えていくんだ

こんな風に教えられる機会は多いですよね。

でも、この考えには一つ大事な「前提」が
抜けていると思うんです。

それは
「努力や頑張りにも正しい方向がある」
という前提です。

目的地が東にあるのに、西に向かってしまうようと
どれだけ頑張ってもたどり着くことはできません。

同じよう理由で、「自分の適性」を知ることも
すごく大事なことだと思っています。

たとえばウサイン・ボルトは100メートルを
世界で一番速く走れます

彼が会社員として、仕事が出来なくても、
それを責める人は誰もいないでしょう

ウサイン・ボルトが輝けたのは
もちろん本人の努力の結果です。

しかし、それ以上に、自分の向いている選択を
間違えずにできたことが大事なんだと思います。

もしも置かれた場所の土が自分に合わなかったり、
日光が欲しいのに、日光が当たらない場合は
咲くことはできないでしょう。

そこで、どれだけ頑張り続けても
花は咲くことはなく
いずれ枯れて腐るのを待つだけになります。

そして僕たちは植物ではなく人間です。

植物の場合は、置かれた場所から自分で
動くことはできません。

でも僕たちは、自分の2本の足で歩むことが
出来ます。

今の場所で咲くことが出来なくても、
自分を輝かせられる場所へと
動くことが出来るんです。

だから、今の場所でうまくいかない場合は、
別の場所へ移ろうとする、努力も必要だと
思います。

必ずあなたに合う場所に出会えるはずです。

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