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まったく読書家ではない私の読書記録

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悔しくて読まなかった本を2020年頃から読みはじめました。
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相性△な本との事。

相性△な本との事。

たまに途中で読むのをやめてしまう本がある。

聴いている音楽を最後まで聴き切るために会社前で時間調整するような性分なので、読書に相性ってあるよね、と実感する。

アンネの日記もクラゲ図鑑も、またね、と途中で返しました。

先日、この小説面白いらしいよ、と紹介していただいたものを早速図書館で予約した。

すごい人気らしいのだ。
長編続きものようで、3巻は既に予約が30近く入っており、人気だぁああ〜ど

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恋を切り口にした絵画スタディー。

恋を切り口にした絵画スタディー。

西洋美術に特別興味を抱かず生きてきました。

へぇ神々しいねぇとか、種を蒔いてそれを描いてどうすんだい、だったりで。

なぜ、こんな絵が生まれたの?
このときヨーロッパでは何が起こっていたの?
人々の生活は…?政治は?思想は?反乱はー…?

そんな切り口から絵を見るのは向いていない。

へぇ!好き…だったのね!
で、え、ん?プラトニック?…憧れ?
あぁ…ふたりはそう長くはなかったの……か。

そう

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豊かなイジワル。

豊かなイジワル。

少し恥ずかしいが「意地悪な人」というタイトルの本を借りた。

図書館通いは続いていて…、
と言ってもまだ2回だけど、マイルールとして小川洋子さんの本を1冊は借りようという志でいる。今のところ。

もちろん、街中で偶然お会いできたときにご挨拶する準備のため。恐れ多さと憧れをどうにかこうにか勇気に変換する方法を探している。
ご挨拶するだけでミーハーになってしまうだろうジレンマとはまだ戦っている途中です

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ああ、なんかもう小鳥がすごい。

ああ、なんかもう小鳥がすごい。

「ことり」という小説を読んだことがきっかけで、図書館で「ときめく小鳥図鑑」を借りた。

それでもう、小鳥すごい熱がすごい。

求愛のため口移しで虫プレゼントするわ、ケガしてる振りで敵の気引いて巣を守るわ、青いし赤いし黄色いしふわふわでチュルチュルル…もうなんかすごい。

・・・

少し昔話になるが、小学校3年生の頃。

動物図鑑の鳥の飼い方ページを繰り返し開いた。

ヒナにはゆで卵の黄身をあげるの

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私、この本借ります!

私、この本借ります!

このnoteは本をあまり読まない私が図書館で本を借りるまでと本を借りた後のことを書いた日記的なものです。

とにかく自分がうるさくて、なんやかんや本を選ぶのはむずかしいです。
そうじゃないですか?

他人の本棚に興味あるひとと、引っ込み思案さんに読んでもらえたらいいなぁ。

・・・・

3年越し。
最寄りの図書館に今日初めて入った。

上京してはじめに住んだところの図書館が好きで、遠いがそこに通っ

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2時間で読める本を5時間半かけて読む先にクレヨンあり。

2時間で読める本を5時間半かけて読む先にクレヨンあり。

このnoteは上記の本を読み、考えを巡らせ、絵を描いた話です。

たぶんこわい本ではないけど、ちょっとこわい本。これまでいかに…いかに読んだつもりになっていたことか!!

読むって、もっと広がって広げてっていいんですね。

読書が好きな方も嫌いな方も、おじいちゃんもお嬢ちゃんも、いつもは頑固な魚屋の親父も角の猫も、、、、LOVEマシーンのサビみたいになりましたが、どうぞ覗いてってください。

・・

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その小説を買うまで、そして読んだ今。

その小説を買うまで、そして読んだ今。

このnoteは
アイドルグループNEWSのメンバー
「加藤シゲアキ」さんの
短編集「傘をもたない蟻たちは」の感想



ジャニーズに特に興味のない私が
この小説を買うに至るまでのお話です。
ふざけつつも真剣です。

・・・・

きっかけは、
鍵を忘れて出掛けたこと。

夫が帰るまで本屋で待つとしよう。
気に入った本があれば買ってどこかで読もう〜。

なぁんか読みたい本、あったっけ?
うろちょろ回

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私なんでまた、話してるんだろう。

私なんでまた、話してるんだろう。

自分に自信がありません。

その自信のなさを隠したくなるし、
そのために余計なことを言ったりして。

黙ってた方がいいな…

だけど何でまた、
話しているんだろう。

・・・・・

明日遊ぶあの人と話題が尽きないかなどうかなって、前日に5つくらい話題を準備してみたり。

本当は話したいのに話すタイミングが分かんないだけで聞き上手と言われ嬉しくて、そのうち聞き役が板に付いてきたり。

だけどたくさん

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遠慮深いうたた寝に、図々しく添い寝

遠慮深いうたた寝に、図々しく添い寝

ねえねえ。
誰かに憧れたら私はさ、
もう〝ほぼその人〟だってことで
いいかな?

・・・・・

また憧れの人を見つけてしまった…。

〝しまった〟と言うのは、どうしても同時に憧れに遠い自分を発見してしまうから、本当は憧れたくない本心から。

「遠慮深いうたた寝」というエッセイ本を買った。
私はたくさん読書をしている方ではないので、お恥ずかしいが、著者の小川洋子さんをこの本で初めて認識した。

それ

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