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新任指導主事が直面する「リアリティショック」(後編)
2回にわたって新任の指導主事が直面する「リアリティショック」とその原因について書いてきた。
だが、指導主事の業務には様々な困難がある一方で「やりがい」も大きい。今回は指導主事のそうした一面についても書いておきたい。
・・・新任の指導主事が戸惑う最大の要因は、
「目の前に子どもがいないこと」
ではないだろうか。
これまで教員として、直接に子どもたちの反応を見たり感じたりしながら仕事を
新任指導主事が直面する「リアリティショック」(前編)
早いもので5月である。
「4月は、あっという間に過ぎ去った」
と感じている人も少なくないことだろう。
その一方で、4月の1か月間が永遠であるかのように長く感じられ、ゴールデンウイークが来るのを心待ちにしていたという人もいたはずだ。
この4月から学校現場を離れ、新任の指導主事として働いている人たちの多くも、この「長い4月」を実感していたに違いない。
新任指導主事の場合、教員時代に学校
「ニコニコ超会議」にはあって「大阪・関西万博」にはなさそうなもの
昨日(4月27日)は、2日間にわたって幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2024」の初日に参加をしてきた。
この「ニコニコ超会議」は、日本最大級の動画配信サービスである「ニコニコ(niconico)」のコンテンツを地上に再現するというコンセプトのもとに、ユーザーが主体となって開催するイベントだ。
また、その模様はインターネットでも配信されており、世界中のどこからでも参加をすることが可
「遊び」「学び」「仕事」の一体化?
教職大学院の授業では、新入生に対して「研究の進め方」をレクチャーする際などに、この『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎著・光文社新書)がよく用いられている。
著者である前野ウルド浩太郎氏は、1980年に秋田県で生まれた昆虫学者である。前野氏は31歳のときにアフリカのモーリタニアへ渡り、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの生態を約3年間にわたって研究した。
その成果が認められ、現