逢衣(あい)

【毎週金曜日最新話公開】 作家。 埼玉県さいたま市出身。東京都在住。 過去30回以上転…

逢衣(あい)

【毎週金曜日最新話公開】 作家。 埼玉県さいたま市出身。東京都在住。 過去30回以上転職経験者。 無職、アルバイト、会社員、個人事業主の気持ちに寄り添うことが得意。 『闇を乗り越えることで、本来の力を取り戻す物語』を執筆中。

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友達が貸してくれた本が、私の人生をどん底へ突き落とした話

本が麻薬に変わり、私の脳内を侵食していった。 毎日幻想を見ていた。 しまいには、間違った選択肢を選び、人生のどん底に落ちた。 高校生の時、私の人生を狂わせた1冊の本の話をします。 私は、埼玉県公立高校に通う3年生。 文系大学進学クラス。 季節は、秋。 高校卒業後の進路を悩んでいた。 このまま大学受験をするべきか? それとも、進路を変更して、就職活動をするべきか? 直前に受けた模試の結果が、合格判定「E」 Eとは、一番下のランク。合格確率は5%以下。 ある日の放課後

    • あなたは4つのエレメントでつくられている

      この話の続きです。 2024年4月2日火曜日 マダム 「星占いは、人を星座別に12に分類しているのはわかるわね? この12星座には、基盤となる『四大元素(エレメント)』があるわ。 それが『火地風水』」 さくら 「なんか四字熟語みたいですね」 マダム 「人はみんな4つの性質を全部持っているの。 その中でどれが強く出ているか? それが性格に現れるの」 さくら 「私の場合、太陽星座がおひつじ座、月星座が魚座だから、火と水が強そうですね」 マダム 「その通り。 今日のテ

      • 太陽×月=本当の自分

        この話の続きです。 2024年4月1日月曜日 さくら、いつもの時間にお店に到着。 店内探し回ったけれど、マダムがいない。 後ろから当然現れたのは、昨日の津軽三味線のひろひろ。 「マダムは昨日で引退したわ。 今日からはわたしがマダムの後を引き継ぐことになったの」 さくら 「ということは、もうマダムに会えないのですか?」 ひろひろ 「そうよ。きっとさくらちゃんとお別れするのが悲しくて何も言わなかったのね」 さくらは、悲しくなった。 「マダムに教えてもらいたいこといっぱ

        • 「すずめの戸締まり」主人公のモデルは日本神話のアメノウズメ

          前回の続き。 2024年3月31日日曜日 マダムは目を輝せながら、聞いた。 「さくらちゃん、『すずめの戸締まり』の映画見たことある?」 さくらは優しい眼差しで、答えた。 「はい。1年半前、映画公開初日に友達と見に行きました」 マダム 「昨日初めて見たけど、すごく良い作品だったわ」 さくら 「すずめと草太みたいな関係、憧れます。 私もツインソウル(魂の片割れ)に出会いたいです」 マダム 「さくらちゃんはこれからツインソウルに出会うわ。 ソウルメイト(魂の友)にもたく

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          土星が教えてくれる乗り越えるべき試練

          この話の続きです。 2024年3月30日土曜日 さくらは朝から元気100倍。 「マダム、おはようございます!」  マダムは開店準備の手を止めて、 「さくらちゃん、おはようございます! 今日は11時からお仕事お願いしますと伝えたはずだけど、1時間も早く来られたのね」 と答えた。 さくらは照れながら言った。 「はい。マダムに早く会いたくて、気づいたらこんな時間に来てしまいました」 マダムは、飛びきりの笑顔で、 「嬉しい。ありがとう。 私もさくらちゃんに会えるのが楽しみだっ

          土星が教えてくれる乗り越えるべき試練

          あなたの中にある神性(創造力)を開花させる物語

          『開花カフェ さくら』は、毎年桜の開花する時期に合わせて、7日間だけ営業しています。 そして、当店は、お客様にご注文を伺いません。アレルギーの有無は、お聞きします。 スタッフ一丸となって、あなた様のために、とっておきのスイーツやフード、ドリンクを提供いたします。 2024年3月29日金曜日 東京都桜区桜木公園。 この公園には、樹齢3000年の桜の木(ソメイヨシノ)があります。 桜開花宣言が発表され、近所の人達はお花見を楽しみにしています。 『開花カフェ さくら』は、

          あなたの中にある神性(創造力)を開花させる物語

          天才的ひらめきを生み出す方法

          あなたの中にも、「天才」と呼ばれる人達と同じ能力が眠っています。 と言ったらあなたは信じますか? それは、心の奥深くにいる「もう一人の自分(魂)」です。 私たちは通常、エゴ(自我)の声を聞いて生活しています。 エゴは現状維持が大好きです。 変化や挑戦を怖がります。 動物の本能として、生命を守るために、危険を避けるために。 遺伝子に備わった本能が、行動を起こそうとすると、必ず不安や恐れとして大きな声で止めようとします。 「こんなことに挑戦して大丈夫?」 「やらない方が

          天才的ひらめきを生み出す方法

          ヒーローは不可能だって乗り越えることができる

          「ヒーローは、あきらめない」 高校生ヒーローから、真のヒーローの姿を学んだ。 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』本日観賞しました。 ・あらすじ 引退したヒーロー(オールマイト)の後を継ぐ“次世代のヒーロー育成プロジェクト“の一環で、離島(那歩島)を訪れていた雄英高校ヒーロー科1年A組の生徒たち。 のんびりとした平和な島でヒーロー活動に勤しんでいた彼らだが、謎の敵たちが襲撃をかけてくる。 ・登場人物 主人公 デク。 幼なじみでライバル

          ヒーローは不可能だって乗り越えることができる

          人は出会いと別れの物語を繰り返している

          もしかして、恋が始まった? 2024年1月1日。 見知らぬ男性(中東の国の人)に「一緒にコーヒー飲みに行きませんか?」と誘われました。 元旦から口説かれるなんて、予想外の出来事。 去年までの私だったら、ナンパしてくるような男性は、お断りしていたでしょう。 今年の私は、「人生は、必要な出来事が起こっている」気がします。 この出会いに何か意味があるのかもしれない。 とりあえず、スタバでお茶をすることにしました。 彼はとにかく私の外見を褒める。 Beautiful、美

          人は出会いと別れの物語を繰り返している

          冬至の日から陰から陽のエネルギーに切り替わる

          冬至とは「太陽が復活に転じる喜びの日」です。 実はクリスマスも、もともとは冬至に由来する行事です。 昔は、太陽が神様と考えられていました。 1年のうちで、太陽が出ている時間(昼)が一番短い冬至は、太陽が1度死に、生まれ変わる日。 この日を過ぎればまた昼が徐々に長くなってきます。 この太陽の復活がクリスマス(=キリストの復活)と結びついて、復活祭であるクリスマスがこの時期になったと言われています。 神様が復活することで、世界に生命がみなぎり始める日であったのが、冬至です。

          冬至の日から陰から陽のエネルギーに切り替わる

          お金は、なくならない

          お金持ちの人と貧乏な人は、何が違うんだろう? 「お金を使うのを制限して生きる人生」と「無制限に自由にお金を使える人生」 この2つの中から好きな方を選べるとしたら、あなたは、どちらの人生が良いですか? 私は、間違いなく、後者が良い。 節約して生きる人生なんて、嫌だ。 世の中にはお金持ちとお金持ちじゃない人がいます。 お金持ちになれるのは、才能が必要だと思ってきたけれど、そうじゃなかった。 お金持ち思考と貧乏思考、 思考の違いが現実を作っているだけだった。 以前の私は、

          お金は、なくならない

          自分の可能性を広げた選択

          今から数年前。 当時付き合っていた彼から「嫁に来てほしい」とプロポーズされました。 お断りしました。 東京と愛知で遠距離恋愛をしていました。 結婚はしたかったけど、知らない町、関東とは違う文化がある土地に馴染める気がしなくて。 結局、彼とはご縁が無かったのです。 それから、3年後。 埼玉県の実家から、800㎞離れている札幌で、一人暮らし。 慣れない土地で仕事をしました。 なぜなら、やりたい仕事があって、その研修所が札幌だったので、行くしかありませんでした。 ・

          自分の可能性を広げた選択

          私たちは楽しいことも辛いことも経験するために生まれてきた

          「今日で仕事を辞めます」と言いそうになった。 今の仕事が、しんどい。 毎朝10時~22時半労働。 休憩時間、1時間。 通勤時間、往復で1時間半。 家に着くのが24時より少し前。 夜型生活になってしまった。 ランチ営業(食堂)の時は、メニューが少ないホールスタッフの仕事なので、何事もなく仕事をこなせる。 しかし、ディナー営業(高級料理店)の時は、コース料理で、兄貴のキッチン補助をしつつ、ホールスタッフの仕事、両方受け持つ。 兄貴とお客様、両方に気を遣わないといけないので、

          私たちは楽しいことも辛いことも経験するために生まれてきた

          カプサイシンの先制攻撃にノックアウト

          手がヒリヒリして痛い。 まるで火傷したみたいな熱さ。 先日、赤唐辛子のヘタと種を取る下処理をしていました。 1時間くらい作業をしていたら、上記のような症状が現れました。 痛みを我慢して仕事をしていましたが、何時間経っても治らない。 手を石鹸で何度も洗ったのに効果なし。 一晩寝れば治ると思っていたのに、翌朝も痛い。 Googleで調べてみたら、素手で赤唐辛子を触ると痛みが発生することが分かりました。 兄貴は、赤唐辛子を触った手で目をこすると大変なことになると言っていた

          カプサイシンの先制攻撃にノックアウト

          寿司の神様 すきやばし次郎創業者の言葉

          「掃除がきちんとできていない店は、料理もきちんとできていない」 昨日、オーナーシェフ(以下、兄貴と呼びます)に言われて、頭をガツンと殴られたかのような衝撃を覚えました。 「毎日きちんと掃除していれば、大掃除はいらない」と頭では分かっているんです。 しかし、怠け癖がある私は、掃除がいい加減だったことに気づかされました。 今思えば、私が過去に働いていた飲食店は、ほとんどが二流以下のお店。 お客様が来店されなくて、手が空いた時間に、念入りに掃除をしていました。 ミシュラン

          寿司の神様 すきやばし次郎創業者の言葉

          紙に願い事を書くと叶う理由

          七夕といえば、織姫(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が天の川を渡って年に一度だけ会うことが許された日。 実は、七夕は他にも意味のある日だということを、あなたはご存知ですか? この時期は、あの世とこの世の境目が曖昧になるとされる日。 紙(短冊)に願い事を書き、神とつながる日にオーダーすることを、私たち日本人は行事としてやってきました。 脳科学的な面では、手書きで文字を書くことで、脳の中枢の脳幹がその内容を重要な情報だと認識します。 そして、脳はオーダー実現の

          紙に願い事を書くと叶う理由