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子供と学ぶ

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子供は知識の泉のようです。そこから何を感じ、何を言い、何を言わないか、どう行動するかなどについて書いていきます。
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白血病だった息子への祈り

健康に産んであげられなかった。 「ごめんね。。。」 こんな想いがまだ私の中にある。 次男の息子に言わなくても伝わっちゃうみたい。 当時3歳だった息子に、医者からこう宣告された。 「難治性の白血病で生存率は低く 過去にこの種類の白血病で助かった患者はいない」 という。 東京の中でも血液の専門医がいることで 知名度が高い病院だというのに。 息子の死を覚悟した。 心をどこにおいていいかわからないほど怖かった。 そして、骨髄移植を受けて19年が経った。 ドナーからもらっ

子どもとお金の勉強会

働いて稼いだお金だからこそ 大切に使って ゆっくり増やしていきたい。 次男@19歳と時々 こんなお話会をしています。 学校ではこのような考え方は 教えてくれませんし 一生涯にわたってお金に関して 考えよう!という意識はついてきます。 親が問いかけることは義務だと 思っています。 決して押し付けるわけでもなく 考える習慣をつけるために 色々と調べたり、考えたりします。 また一緒に学ぶことが何よりの 楽しい時間。 たとえば、こんな会話をしています。 ◆お金の使い方について

お金の教育

長男は26歳のときに 投資目的で分譲マンションを買いました。 人気の東急東横線の駅周辺にあり 単身向けに貸しているそうです。 次男は18歳のときから 株式や投資信託の運用をしています。 株式は配当金が良くて投資金額が少なくて業種を分散させていて、 投資信託は毎月積み立て、再投資、指数連動型を選んでいます。 世界中で言われていることとして 子どもたちのお金に関する習慣の4割は 親から学んでいるそうです。 私の日頃の行動や言葉から 子どもたちは少しづつ学んでいった というこ

息子はカリスマ主婦?

次男は6歳の頃から 今ではあっちこっちにある OKスーパーによくお買い物に 行ってくれたものです。 リュックに買ったものを詰める。 食パンが入らなくて 手にぶら下げて帰ろうとすると おばちゃんが 「袋あげる。買うともったいないからね。」 と声をかけてくれたり ショッピングリストに 書いてある物が見つからないと おばちゃんが売り場まで 連れていってくれたり 「ボク、えらいね〜!」って 声をかけてくれたり 私の知らないところで いろんな人が助けてくれたり スーパーでのコミ

こう声かけているから子供がどんどん動いてくれる

私の息子たちは 私の苦手とする家事を 率先してせっせとやってくれる。 私はとても綺麗好きなので 掃除は私が担当。 しかし、旅行などで不在の時は 頼まなくても掃除や洗濯を しておいてくれる。 頼まなくても このようにしてくれる背景に 私は「子育て」をしなかった からかもしれない。 どの親だって ほんの数人の子供しかもたない。 親だって初心者。 育児書だって役に立たない。 子供がマニュアル通りだったら 苦労しない。 想定外のことばかり起こる。 その度に 子供への態度や声がけ

迷惑をかけてはいけないと子供に言う代わりにこう伝えたい

子供の頃、親や先生に 「人に迷惑かけていけません。」 と口癖のように言われてきました。 素直にその言葉を受け取りました。 どうしていいか分からず 困ったとき 自分の力で何とかしないと いけないと思ったものです。 しかし、ギリギリまで その困った「爆弾」を抱えて そして、自分で処理しきれずに 「爆発」してしまい 結局、大迷惑をかけたという 苦い経験があります。 「迷惑をかけてはいけない」 というその言葉は 重た過ぎたように思います。 私の場合は 相談することさえも

やるか、やらないか、どっちを選ぶ?

この写真は 息子が通う調理専門学校の厨房。 一般のお客様向けに コース料理を提供してくれます。 毎日の授業で お料理を学んでいるので かなり腕を上げているはずです。 しかし サービスを提供するのは 授業の中に組み込まれていません。 レストラントレーニングといって お客様にお料理を提供するのは 部活のようなもので 生徒が自主的に参加します。 200人いる生徒のうち 今回、参加した生徒数は たったの10人ほど。 授業では経験できない 貴重な学びの場に参加した息子は いい

形あるものはいつか壊れる

息子が キッチンでディナーを 作ってくれていたとき 「ガチャ〜〜ン」 という音が聞こえました。 明らかに食器が割れた音。 すぐに駆けつけて ケガない❓大丈夫❓と 聞くつもりだった。 見てみるとそれは 私のお気に入りのお皿でした。 一瞬、「あーあ」って 言ってしまったんです。 「ケガは、ない?」 というタイミングが遅かった。 繊細な息子は 即座に私の想いを 読み取ったに違いない。 息子は無言。。。 そして 私は過去を思い出しました。 自然にこんな言葉が出て

家で過ごす時間を宝だと思える

予定のない休日を家で過ごすときも ちゃんと頭を使う。 こんな日も大切に使う。 寝ているのがもったいないから いつもと変わらず5時までに起きる。 この時期は真っ暗だけど。 そして、今日やりたいことを決める。 やりたいことが溢れているから やることなくて困ることはない。 これはエンドレス。 時間を無駄に過してしまうと 私の心が喜ばないから、こうしている。 それは、まるで人生を無駄にして その一部を捨てているような気持ちになる。 一日中、何もしないで、ゴロゴロしていて あ〜

母になっても私の宝は手放さない

お母さんになっても いつも生き生きしていて 内側から輝いていられる秘訣 って、なんだろう? そんな女性たちは 自分のために生きているように 思います。 私も、そんな母のひとりかも。 今、思い返してみると 私は、周囲のお母さんの世界では アウェイな存在だった。 当時、公園デビューが流行っていた。 近所の公園には お母さんたちが集まって しゃべっている。 子供たちは子供同士で遊んでいる。 このグループに入れてもらうことが 「公園デビュー」と言っていた。 お母さんたちは みん

敵を作らない表現力の達人

長男のかわし方は、実にうまくて あっぱれです。 小さい頃から そんな素質があるようです。 例えば、こんなことがありました。 息子が声を出しながら 手で自分の唇をぶるんぶるん させながら声を出し続けていました。 私は、そろそろ、やめてほしいんだけどな〜 と思ったとき、 息子は、察していたかのように こう言いました。 「うるさいと思ってるんでしょ〜あと少しだよ。」 と言いました。 ある時、息子が服を汚して帰ってきました。 靴も服もドロドロ。 あぁ〜洗濯たいへだぁ〜と 思っ

その質問は誰のため?

時々、会話しているとき 私ってなんて馬鹿な質問を したのだろう? と思うことがあります。 後になってから あの場面では こう質問すればよかったのにと 思ったりすることもあります。 例えば、子供とのこのような会話。 息子の帰宅が遅くなると 私は 誰と遊んでたの? どこ行っていたの? 夕食は何食べたの? これ以上の質問をすると 詰問になってしまいそう。 息子にとっては プラスにならない質問をされています。 よく考えるとこれは 誰のための質問なのでしょう? 息子じゃな

子供の悩みは親のため

ある程度、子供が大きくなって 自分で行動するようになると 子供は色々な悩みを持ち始めますよね。 そして、子供が悩みを持つと 親は、子供のためにと思って なんとかしようとするけれど それは、大きな勘違いだそうです。。。 脳の先生に教えてもらうまでは まったく知りませんでした。 私は、こうしてきました。 息子から相談されたわけでもないのに 私は、学校生活はどう? 楽しく過ごせてる? 最近困っていることない? なんでも話してね。 と、どんどん聞いていきます。 うるさいな

コレがあるから人は行くのかな?

先日の4連休、銀座の歩行者天国は ガラガラで寂しいムードでした。 コロナの不安があり出かける気分にならない 人たちが多いのでしょうか。 一方で、同じ連休中 舞浜駅周辺は賑わっていました。 ディズニーランド、 ディズニーシー、 イクスピアリ方面に たくさんの人たちがゾロゾロと 向かっていきまました。 この活気からすごく元気をもらえますね! 私たちが目指したところは イクスピアリにある 「レインフォレストレストラン」 です。 息子の株主優待券で、初めて入りました。 開店前か