いなば

理学療法士。生活する中でふと感じた思考のタネを植えています。I am Bodywork…

いなば

理学療法士。生活する中でふと感じた思考のタネを植えています。I am Bodyworker(no practitioner qualifications.).

記事一覧

癖のヤバさにおののく。

「クセになっちゃいますよねー」 「〇〇するの、癖なんだよね」 よくこんな感じで「癖」という言葉をつかっているけど、 改めて見たら、こいつヤバくね? 何が?ってい…

いなば
3週間前
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生きる値打ちってあるのか?

いや、ない(反語) ……いや、そんな悲しい話ではなくって、そもそもこの質問自体がナンセンスといってもいい。 まず、値打ちの意味だけども、 何かの役に立つ……、言…

いなば
3週間前
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バ美肉おじさんから考えるボディイメージ

皆さんはバ美肉おじさんという概念をご存じでしょうか。 バ美肉とは、(バ)ーチャル世界で(美)少女の姿を受(肉)することの略語で、 おじさんが受肉した状態をバ美肉おじさ…

いなば
1年前
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「推し」とはピーターパンであり、もう一人の自分である。

妄言からはじまったこの記事。 何を言っているかというと、「推しのいる生活」は尊いということである。 違う、そうじゃない。 この記事は、久保(川合)南海子著『「推…

いなば
1年前
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思考は発酵するのか?脳のはたらきから『思考の整理学』を考える。

思考の発酵 「思考 発酵」で反応する諸兄方は、おそらく外山滋比古先生の『思考の生理学』を読んだことがあるだろう。 自己啓発系や○○思考法、ビジネス系の本を読み漁…

いなば
1年前
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芯は曲がるとも折れず熱を持っている方がいい

渋谷ではたらく社長の告白 サイバーエージェント社長の藤田晋さんの回顧録です。 これを読むきっかけは、好きな人が推していた本であったことと、ちょうどkindleセールだ…

いなば
1年前
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アンチノミーは人の中に存在する否定することのできないこころのあり方である。

アンチノミー 先日発売になったamazarashiの新曲であり、「NieR:Automata」のタイアップ曲でもある。 アンチノミーという言葉は正直聞いたことがなかった。 二律背反。 …

いなば
1年前
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BLUE GIANTはオジサンのカンフル剤である

BLUE GIANTの劇場版、観てきました。というか聴いてきました。 今更あらすじなんて書くのも時間の無駄なのでそこはWikipedia先生にお願いしましょう。 それよりも、この…

いなば
1年前
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【声日記】肩の痛みから感じたこと

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肩が痛いのは何が原因? ここだと思ってたところよりも原因ぽいところがあった けど、これって俯瞰してみたらまだ原因はありそう それの探求がカラダを良くしてくれるんじ…

いなば
1年前

【声日記】丁寧なインプットについて

00:00 | 00:00

曲解をしやすい 暗記人間ほどその傾向がありそう ストーリー仕立ての理解が大切

いなば
1年前

【声日記】熱量について②

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再度熱量について 量より割合 他者を気にすることで割合が減り、燻り、消える ただやることの重要性 思考を消すことで恥ずかしさの感情も消す やればやるだけ熱は湧いてく…

いなば
1年前

【声日記】抽象的熱量について

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人の持つ情熱、熱量について 人によって熱量のベースがある 無理にベースから上げ続けると酸欠で燃え尽きる かといってベースから上がらなければいつか消える 熱量は波のよ…

いなば
1年前

【声日記】「ただやる」ことの難しさ

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思考が大事だけど、思考によって邪魔される場合もあるので使い分けが必要。

いなば
1年前

【声日記】2022/11/23

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今日の振り返り 前回の課題

いなば
1年前

選ぶことこそが我々の武器である(機能と構造について考える④)

引き続き、機能と構造シリーズ第4回目。 第1回は、構造によって機能が規定されるという話。 第2回は、思考実験から、機能が規定されない構造は存在しないという話。 第3…

いなば
1年前
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【声日記】2022/11/18

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機能を増やすためには ただやることの難しさ 感じようとすると知識が枠にはめようとする それの打開策は

いなば
1年前
癖のヤバさにおののく。

癖のヤバさにおののく。

「クセになっちゃいますよねー」

「〇〇するの、癖なんだよね」

よくこんな感じで「癖」という言葉をつかっているけど、

改めて見たら、こいつヤバくね?

何が?っていう人がいると思うので、癖のヤバポイントを3点挙げてみたいと思う。

①部首がヤバい

癖の部首は「疒(やまいだれ)」

この部首が付いてる漢字達が次の通りだ。
痛、痺、病、疲、痔etc……

うーん、どれも貰いたくない。
というか、

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生きる値打ちってあるのか?

生きる値打ちってあるのか?

いや、ない(反語)

……いや、そんな悲しい話ではなくって、そもそもこの質問自体がナンセンスといってもいい。

まず、値打ちの意味だけども、

何かの役に立つ……、言い換えると「生きることで何かの役に立つか?」……ってこと?

……何かって何?

僕たちって何かの役に立つために生きてるの?

いやあ、違うでしょ。

「何かのため」ではなく、「自分のため」でしょ。

ただ、僕たちは相互扶助で生きてる

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バ美肉おじさんから考えるボディイメージ

バ美肉おじさんから考えるボディイメージ

皆さんはバ美肉おじさんという概念をご存じでしょうか。

バ美肉とは、(バ)ーチャル世界で(美)少女の姿を受(肉)することの略語で、
おじさんが受肉した状態をバ美肉おじさんと呼びます。

「いやいや、そんなマイナーな概念しらんがな」と思うかもしれませんが、2020年時点でYouTube内にバ美肉おじさんは200名以上存在しているそうで、おそらく現在はもっと増えているのではないでしょうか。ちなみに僕の

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「推し」とはピーターパンであり、もう一人の自分である。

「推し」とはピーターパンであり、もう一人の自分である。

妄言からはじまったこの記事。

何を言っているかというと、「推しのいる生活」は尊いということである。

違う、そうじゃない。

この記事は、久保(川合)南海子著『「推し」の科学』の感想文である。

最初にamazonにある説明文を貼り、用語の説明のあとに感想を述べたいと思う。

このプロジェクションというのは、見えた・聞いたなどの情報と、自分の中で意味づけした心理状態とを重ね合わせる心の働きをいう

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思考は発酵するのか?脳のはたらきから『思考の整理学』を考える。

思考は発酵するのか?脳のはたらきから『思考の整理学』を考える。

思考の発酵

「思考 発酵」で反応する諸兄方は、おそらく外山滋比古先生の『思考の生理学』を読んだことがあるだろう。

自己啓発系や○○思考法、ビジネス系の本を読み漁る人なら必ず通る『思考の整理学』

当該の本を詳しく説明するのはレビューを読んでもらうとして、今回話す部分を簡単に説明すると、思考をより良いものに昇華させるための方法として「素材に酵素を入れて寝かせ、発酵させる」というアナロジーを用いて

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芯は曲がるとも折れず熱を持っている方がいい

芯は曲がるとも折れず熱を持っている方がいい

渋谷ではたらく社長の告白

サイバーエージェント社長の藤田晋さんの回顧録です。

これを読むきっかけは、好きな人が推していた本であったことと、ちょうどkindleセールだったことが重なったので購入しました。

本書はサイバーエージェント立ち上げの1998年から2004年までを主に話が進んでいきます。

話自体は読んでもらえたらいいと思うので、感想だけ書きます。

まず、ベンチャー企業を立ち上げる人

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アンチノミーは人の中に存在する否定することのできないこころのあり方である。

アンチノミーは人の中に存在する否定することのできないこころのあり方である。

アンチノミー

先日発売になったamazarashiの新曲であり、「NieR:Automata」のタイアップ曲でもある。

アンチノミーという言葉は正直聞いたことがなかった。

二律背反。
単なる矛盾とは違い、どっちも真だが同時に両立しないパラドックス。

しかし、現実世界ではよくある出来事。

卑近な例だと、
何が問題が発生したときにお互いに「アンタのせいだ!」と糾弾するやつ。よくよくみると両者

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BLUE GIANTはオジサンのカンフル剤である

BLUE GIANTはオジサンのカンフル剤である

BLUE GIANTの劇場版、観てきました。というか聴いてきました。

今更あらすじなんて書くのも時間の無駄なのでそこはWikipedia先生にお願いしましょう。

それよりも、この作品がなぜこんなにも人の心を揺さぶるのか、という点について感じたことがあったので書きたいと思う。

劇場版では東京編にフォーカスを当てて物語は進むが、基本的に視点はJASS(大、雪祈、玉田)の三人を中心に動いている。

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肩が痛いのは何が原因?
ここだと思ってたところよりも原因ぽいところがあった
けど、これって俯瞰してみたらまだ原因はありそう
それの探求がカラダを良くしてくれるんじゃね?

曲解をしやすい
暗記人間ほどその傾向がありそう
ストーリー仕立ての理解が大切

再度熱量について
量より割合
他者を気にすることで割合が減り、燻り、消える
ただやることの重要性
思考を消すことで恥ずかしさの感情も消す
やればやるだけ熱は湧いてくる説

人の持つ情熱、熱量について
人によって熱量のベースがある
無理にベースから上げ続けると酸欠で燃え尽きる
かといってベースから上がらなければいつか消える
熱量は波のように上がったり下がったりがベター
適宜、行動して熱量を上げるキッカケを作ることが大切

思考が大事だけど、思考によって邪魔される場合もあるので使い分けが必要。

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今日の振り返り
前回の課題

選ぶことこそが我々の武器である(機能と構造について考える④)

選ぶことこそが我々の武器である(機能と構造について考える④)

引き続き、機能と構造シリーズ第4回目。

第1回は、構造によって機能が規定されるという話。

第2回は、思考実験から、機能が規定されない構造は存在しないという話。

第3回は環境という因子が構造に影響を与え、その関係性はカラダと臓器の関係性とフラクタルになっているという話。

前回は、環境にヒトが振り回されるだけで、ヒトが自身で変えることは不可能なのかという話で終わった。

ある意味、ヒト以外の生

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機能を増やすためには
ただやることの難しさ
感じようとすると知識が枠にはめようとする
それの打開策は