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ヴィクトリア朝京都の星空
森見登美彦さんの「シャーロック・ホームズの凱旋」を読了です。どこにいるのかわからなくなるようなこの構図は「熱帯」が思い起こされる。今回は月がよく出てきますが、このお話の中ではどんな星空が広がっていたのか見てみようと思います。
あまり詳しくなくて年代がわかりません。が調べてみると1894年に探偵活動再開とあり、メアリの不幸も頃の頃と書かれいているのをみましたので、この時期と想定していました。月
宙わたる教室 青い夕焼け
伊与原新さんの宙わたる教室を読みました。宙がでてくる話ではありますが,地球の星空はでてこない感じです。地球の空が青い理由,夕焼けが赤い理由が話され,火星の夕焼けを再現する実験などもみられます。
お話の中で登場するのはオポチュニティなんですが,トップの写真は探査車スピリットの撮影した夕焼けです。(CREDIT:NASA/JPL/Texas A&M/Cornell)
様々な背景が語られながら科
タラント 埃みたいな星空
角田光代さんの「タラント」には時々星空が出てきます。
1つ目は主人公みのりさんが大学生の1999年8月2日奥多摩での合宿での夜空。「埃みたい」と表現される星空がトップの画像です。この日は月の出が21:49ですから、キャンプで寝るであろう21時頃、南のさそり座の方向の天の川のが綺麗に見えて、星がたくさんあったから、埃と表現したのではなかろうかと想像します。
2002年のネパールの星空もでてくる
あずかりやさん 満天の星
久しぶりに書くことができました。大山淳子さんのあずかりやさんシリーズから。1日100円でなんでもあずかってくれる「あずかりやさん」が舞台のお話。ものや動物の目線から物語が展開されていきましたが,副題の満天はどこにでてくるのかな。
表紙には点字で「あずかりやさん」とかかれているのですが,この点が星を表しているのでしょうか。点字だと「⠁⠐⠹⠡⠓⠌⠱⠴」こうなります。
では星空から探してみましょ
オオルリ流星群の星空
ペルセウス座流星群の極大に合わせてではないですが、伊与原新さんのオオルリ流星群を読了。ここには1972年のジャコビニ流星群が書かれています。
現在では10月8日~10月10日前後に現れる、10月りゅう座流星群と呼ばれており、母天体(流星のもととなる塵を残した彗星)はジャコビニ・ツィナー彗星です。本の中にも紹介されているように、1933年にヨーロッパで、1946年にはアメリカで、流星雨として観
2022年7月の星空
7月の14日3:38の月は、今年一番大きく見える満月です。スーパームーンと呼ばれ、ここ数年普通にニュースになるようになりました。月の軌道が楕円の形をしているので、地球と月の距離が変わっているので、満月になる位置により見かけの大きさも変わって見えるのです。
地球と月が、一番近い時はおよそ35万6千キロメートル、離れている時はおよそ40万7千キロメートルとのことです。大きさで約1割、明るさでは3割
6月の後半は惑星大集合
2022年6月20日頃から26日頃は、明け方東の空に、月と7つの惑星が見えています。天王星と海王星は肉眼では見えないので、実際には5つの惑星になります。
月は19日頃に土星付近、22日頃に木星付近、23日に火星付近、26日には金星付近に見られます。
また水星は、16日に西方最大離角といって、太陽からの見かけの距離が大きくなります。日の出30分前位に、高度が高くなり、見つけやすくなっています
5月6~7日 みずがめ座η流星群
5月6日7日の明け方に、みずがめ座η(エータ)流星群の活動が極大を迎え、流れ星が見つけやすくなります。流れ星が飛び出してくるように見える天球上の点を放射点と呼びますが、今回の流星群はみずがめ座に放射点があり、夜空に昇ってくるのは1時過ぎになります。また活動が最も活発になる極大時刻は6日の17時頃とされており、日本からは星座が見えない時間帯ですので、前後の6日7日明け方が観測しやすくなります。