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春直前の嵐みたいな強風が吹いている12月間近。猫が不安げに窓の外で舞う枯れ葉を見ている、と思っていたら数秒後に腹を出して転がっている。過去に経験してきた気候とのギャップが不安なのはただ自分だけの感じ方で、そんな不安に形も重さもなくて、天気も猫も別にいつも通り自然。
蜘蛛と仕事帰りの人がぶつかるのを見ていた
夜道を歩いていたら街灯から蜘蛛がプラリとぶら下がっていた。大人の人差し指と親指でマルを作ったぐらいの大きさの蜘蛛だった。糸を巻いたり伸ばしたりしているらしく、空中で微妙に上昇したり下降したりしていた。黄色と黒の体が白い街灯に煌々と照らされていた。そいつは狭い歩道で私の進路の真正面にいたから、私は、サ、と横にズレつつそいつのいる箇所を通過した。直後、向かいから仕事帰りらしきスーツ姿の男性が歩いて来た
もっとみる無意味なガードレール
近所にあるガードレールが無意味だ。
そのガードレールの内側の歩行スペースが究極に狭い。そこを歩く者は誰しもが小田急線の座席で両隣をラガーマンに挟まれている人か、ビックリした時のアフリカオオコノハズクみたいになる。買い物袋とか大き目のカバンとかを提げてたり、ふんわり広がるスカートとかを着用していたら、もうおしまいだ。持ち物も裾も汚いガードレールにこすれまくって黒ずむ。だから誰もその内側を歩いたりし
今考えれば命の危機だった
※犯罪被害に遭ったかもしれなかったという内容です。お読みいただくと嫌なものが想起される場合があるかもしれません。心配な点がありましたらご覧頂かない方がいいかもしれないです。
小学校低学年ぐらいの時。
昼間ひとりで道を歩いていたら、反対側の歩道から裸の夕イ将みたいないでたちのおじさんに「どこの子?」と話しかけられた。真っ白でヨレヨレなランニングシャツ姿。当時テレビであのドラマの再放送をしょっちゅ
推される仕事じゃない人を推さない方がよくない?
と、常々思っております。(タイトル)。
先日ドラッグストアのレジでお会計をしていた時のことです。
対応してくださった店員さんは推定二十代前半の女性でした。
彼女のレジ打ちは非常に素早かったです。過剰ではない適度なスマイル。マニュアルで言うべしと定められているのであろう、例のポイントとかクーポンの説明のくだりは最低限にサラッとしていて、それでいて要旨は完全に押さえておられました。とにかく言動のひ