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よみかき

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わたしがよんでること、かいてること、としょかんのはなしなど、ほんにまつわるさまざまなことを。
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記事一覧

β-400 ぼへみあん・らぷそでぃ

まだ上京していたころのおはなし。

でも、その生活にも終止符を打つときがきていた。

一身上の都合によるものだったけれど。

上京してからの生活は刺激も発見もいろいろあったし、受難もあって、現実も知ってというのはあったけれど、なにより一定期間を終えたら、住みたい場所に引っ越して、そこでひっそりと暮らそうという想いが密かにあった。

いまでこそ、ひっそりと暮らしてはいる、実社会において。

これから

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β-377 ぼうぎょりょく

『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』、そして現在では『逃げ上手の若君』を連載している週刊少年ジャンプではお馴染みの松井優征先生が、下記のようなことを述べられておりました。

昨年度から主に漫画家を対象として特別開講している「ジャンプの漫画学校」で述べられたようですが、漫画家のみならず、創作するすべての方々にとって大切なことなのではないかということを認識してしまいました。

拡大解釈も甚だしいのかもし

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β-335 のんふぃくしょん

私はフィクションよりもノンフィクションのほうを好む。

創作だとどうしても描写がきつかったとしても、状況が厳しかったとしても、「でも、フィクションなんでしょ?」ってことで、なかなか感情移入もしない、作品としての面白さは享受しているつもりではいても、やっぱりこういう穿った見方をしていると、尾を引かないというものがある。

その点ノンフィクションは実際に起こったできごとを各方面の取材であったり、当時の

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β-312 あいうえお×かいだん



いや

ううん

えっとね

おふろって

かなりつかれ

きっととれるよ

くらいこころとか

けっとばせるくらい

こんなにもいうのだから

さぐらずともだいじょうぶ

しっかりとねづよくのこって

すっかりあったまったこころを

せっせとみずでくーるだうんさせ

そんなにじかんもたたずにべっどへ

たまらずだいぶしてねむりへとむかう

ちょっとだけおきたいというていこうを

つきのひか

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β-311 3.11

10年前の金曜日、14時46分。

九州某所のあるグラウンドにあした・の・β<ベータ>はいた。

知ったのは、もう夕刻。

とにかく大変な事態になっている。

東京のキー局だから、まず知ったのは帰宅困難者が公共交通機関の麻痺によって、溢れんばかりになっていることが先行していた気がする。

しかし、震源は東京直下ではないようだ。

三陸沖、震度7は東北の宮城県栗原市。

ただ、それで留まることない非

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β-274 おとなってむせきにん

創作するなら、バッドエンドと血みどろの攻防を繰り広げながら、絶望させていきたいと考えてはいるものの、公序良俗にしたがって、なかなか表に出せないあした・の・β<ベータ>です。

こんな私にも倫理は最低限必修されていて、これを表に出したところで、誰も喜ぶひとなんかいないし、いたとしたら、身の危険が晒されるように思える。

よって、なかなか表に出せない。

どう展開させたほうが合理的な残虐性を生み出せる

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β-165 さいねんのやいば

こんばんは、半集中で鬼滅の刃を眺めながら書いてしまっているあした・の・β<ベータ>です。

ということで、自分は岩も斬れずに入隊なんて夢物語なんだな、なんて。

ごちうさは後で見ます(要らない報告)

鬼滅の刃よりもごちうさなので、私の場合は。

ただ、今週と来週は、すみません。

リアルタイムで見てなかったけど、こんなに跳ねるとは2016年のジャンプ本誌で( ゚д゚)となって読んでた当時は思って

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β-131 つむいだなつ

"夕日"に照らされながら、これからの考えをまとめて歩き続け、"海"の見える小さな広場へと向かったある夏の日の夜。

ささやかだけど、ひと夏の想い出に友人たちと花火を楽しむことに。

私は友人たちと花火そのものも、近況報告や冗談などの会話も、いずれも楽しみながら、時は流れて、ついに"線香花火"を残すのみ。

その花火に火をつけてからというもの、私は広場に向かうまでの道のりでまとめた考えを回想する・・

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β-106 そうかんず

実は、自作の小説が複雑怪奇となっていて…。

やっぱり相関図を作らないと他の雑務を並行しているので、やらなくちゃな…と感じているあした・の・β<ベータ>です。

書いている自分がいちばんわかっているのに、キャラや場面の設定をすっ飛ばしていくのは、いちばん良くないこと。

面白さやつまらなさ以前にまずは、段取りが成立していること、それがひとまずの目標、面白さやつまらなさは二の次にしている。

といっ

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β-72 かんそうぶんについて

或る本の読書感想文、というよりか簡単なレビューを掲載しようと試みた。

実際に読んで、背景を調べて。。

でも、やめた。

フィクションならば仕方ないと思うけど、なんともご都合主義と感じてしまった部分がどうしても拭えなかった。

基本的には、良いところを見つけようと奮闘しているけれど、あまりにも辛辣になってきてしまったので、途中で打ち込む手をやめてしまった。

なんでもそうだけれど、感想文というも

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β-55 ふらんだーすのいぬ

最後が印象に残る作品として挙げられる代表例として、"フランダースの犬"が真っ先に思い浮かぶ。

ただ、どうしてネロは逝かざるを得なくなったのか、その経緯は受動的に得ることは難しくなっている。

気になったので、少し前に読み返してみた、原作のほうを。

アントワープの郊外でミルク運びで最低限の稼ぎを得ながら、画家になることを夢見ていたネロ、アントワープの聖母大聖堂にある17世紀を代表する画家であるル

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β-3 ぶんのかきかた

こんにちは、いかがおすごしでしょうか?

あした・の・β<ベータ>です。このところ、まいにちあらわれてるようだけどひまなんかな?いや、そこまでじゃないんだけどね。

さて、きょうは文章を書くという行為の難しさについて、書いていこうかなと考えているけど、いいかな?

と、聞いておいて、かってに書いていくわけで………

文章表現というのは、ほんとに多岐にわたっていて、おんなじ内容であっても、おだやかに

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β-28 ししょうせつ

だれにも読まれないのはわかってる。

でも、なんだか抑えきれない気持ちもそれなりにある。

駄作になるのもわかってる。

それでも書きたい自作の小説。

とは言え、私の年齢からしても痛々しくてなんだかね。

オラつくとしたら、遅いくらいだし。

でも、後悔する前にめちゃくちゃに書いてみたいものもある。

書くとしたら、ロー・ファンタジー×コメディー系統になるとは思うんだけど。

いま、登場人物の特

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β-31 としょかん

3月の第1土曜日以来、出向いた場所。

それが図書館だ。

長らく、ご無沙汰していた。

3月に関しては、いろいろと他のこともあって来れなかったことが多かったけど、4・5月は一転して、行きたくても開いておらず。

言わずもがな、ここのところ、ずっと話題を席巻している見えない無数の刺客の影響でね。

ただ、一時期よりも落ち着いた面が出てきたのか、徐々に屋内の施設も再開するようになってきた。

当然、

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