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長男の高校受験に向けて情報収集を始めた話~スタサプは有能だけど夏期講習も行ってみるよね

こんにちは、水無瀬あずさです。

小学校では今日からプール開きだそうで、朝から小6の次男はプールバックを抱えていそいそと登校していきました。今日は天気がいいので、きっとプールも気持ちよかったことでしょうね。それにしても昨今の小学校のプールの授業って、泳げる子・泳げない子で別れて授業を受けるんだとか。子どもたちから話を聞いてびっくりしました。何せ私、泳げない子も25メートル泳げるまでやらされたド根性世代です。鉄棒で逆上がりができなければ居残り練習、給食を食べきれなければ居残り給食だった時代の私からすれば、なんて生ぬるいって感じですが。世の中変わっていくもんなんですねえ。

変わると言えば、少子高齢化が進む昨今、大学受験が大きく変化していることは良く取り上げられていますよね。私もWebライターの仕事として、「今と昔で何が違う?保護者も知っておきたい大学入試の仕組みとは」というコラムを書いたことがあります。

一方で、大学より手前、高校入試も私たちのころとはずいぶん変わっているんだとか。現在我が家の長男は中2でして、来年高校受験を控えているのですが、果たしてどう変わったの?どうやって対策するの?っていうあたり、そろそろ本格的に情報収集しないとな・・・ということで。少し前に進学塾の説明を聞きに行って、今日は学校の進路説明会に参加してきました。

そこで今回は、長男の高校入試の情報収集で知ったこととや感じたことをまとめてみようと思います。育児って本当にお金がかかるもの。日々ちまちまと副業で稼いでいるお金が教育費としてあっという間に消えていく現実に涙を流しながら、私は今日も頑張って生きています。どちくしょう。

情報収集をしてみて思ったこと

で結局のところさ、非常にぶっちゃけた話さ、良い高校に入るとか成績を上げるためにはやっぱお金が必要なんだよなって真理を思い知った次第です。

後述しますが、神奈川の公立高校は内申点が非常に重視される傾向にありまして、受験当日の筆記テストだけでなく、成績、ノート、授業態度などが結果に大きく影響するんだそうです。いい高校に行きたければ、一にも二にも三にも内申点を上げることが肝心。二年生の夏から三年生にかけての成績表をほぼ5にしなければ、レベルの高いところは狙えないということです。つまり、つまりだよ。塾に行かないとほぼムリゲーってことです。結局のところ、世の中カネなのだ。なんて世知辛いんでしょう。

最近になって政府は異次元の少子化対策とかやっていますが、出産時よりも生まれてからかかる大量のお金を何とかしてほしいと思う今日この頃です。いや無理なのはわかってるが。

実は受験の経験がないんです・・・

我が子の高校受験を前に振り返ってみるに、私には受験をしたという経験がほぼないことに気づきました。

私は小6時に中学受験をしていまして、6年制の中高一貫女子校へ進学しました。いちおう6年生の1年間は特進クラスの塾へ通い、受験というものを経験はしていますが、まあ中学受験なのでね。落ちても最悪大丈夫という安心感があって、ほぼほぼ緊張感のない受験でした。しかも試験直前に生理が始まってしまい(失礼)、体調は最悪。テストを受けながらも頭が働かず、「こりゃアカンわ・・・」と完全に諦めの境地でした。まさか合格するとはな。

私立中学での成績は地を這っていたものの、高校からグイっと覚醒。学年でも好成績だったため、指定校推薦で大学を合格しました。なので、普通の大学入試は未経験です。推薦の面接のためにちょろっと行ったくらいで、緊張の中で試験を受けるという経験をしませんでした。

そんな私なので、就職活動では惨敗を期したということです。これまで競って勝ち取った経験がなかったからこその結果だったとも言えますね。

このような自分の経験から、できるだけ争いごとは避けて生きていきたいけど、まったくないといざという時ダメなのかもなと思います。我が家の子どもたちには、必要な時にはちゃんと戦える精神力を身に付けてほしいと思います。私を反面教師と思ってな。

受験準備でスタディサプリを開始

精神力云々はさておき、現在中2の長男の高校受験に向けての取り組みとしては、とりあえず学校の成績を上げることが第一であります。高校受験の内申は中2の期末の成績から響いてくるそうですが、期末の成績って1年間の総決算なので、つまり2年生の初めから頑張らないといけないってことです。1年時は割とヘラヘラしていられましたが、そろそろ本腰を入れなければいけないのではないかと思いました。

現状、我が家の子どもたちは塾へ通っていません。家庭学習の習慣は付いているので、そして成績もそこまで悪くないので、行く必要がないかなと判断したからです。本人たちもあまり塾には行きたがらないし。

とはいえ、現状より成績を底上げしたいってなると、塾通いも視野に入れないといけません。どうしたもんかなあと悩んでいたところ、中学受験をする小学生が通う塾で講師をしている友達が「お子さんに学習習慣がちゃんとついているなら、スタサプがいいですよ」と教えてくれました。ほほう。

「あの金額であれをやられてしまうと、僕ら(塾)はもっと頑張らなきゃいけないってことで、いろいろ参考にしてます」とのことです。月々2000円ちょっととリーズナブル。

14日間無料お試しができるということで、さっそく始めてみました。長男によると、「すごくいい!」とのこと。特にいい点としては、「空き時間にできること」「お風呂の時間にも勉強できること」「〇付けをしなくていいところ」だそうです。確かに〇付けってめんどくさいもんね。

保護者向けには、毎日学習時間を通知するメールが届きます。

1分とかの日もあるけどな

週ごとの学習時間も届きます。どんな内容を勉強したかの詳細の報告までくれるので、「おう、頑張っとるやないかい」と思いますね。

そこまで報告要るかって感じだけど

スタサプのほかに、スマイルゼミや進研ゼミ、Z会など通信教材にもいろいろあるので、「他も試してみる?」と聞いたのですが、スタサプがすっかり気に入ったらしく、「このままでいい」とのことでした。来週が1学期テストなので成果が出ているのか定かではありませんが、本人的に学習効率が良くなったという意識があるのはいいことですね。

今年は夏期講習に行ってみよう

私は出身が神奈川ではないので、どの高校がどのくらいのレベルかといった知識がまったくありません。右も左も分からないとはこのことだ。

長男がある日、学校から県立高校案内のパンフレットを貰ってきて見せてくれました。数学が好きなので、理数特進校に指定されている高校に行きたいってことで調べてみたところ、まあビックリ異次元の偏差値。超絶進学校やないかい。これは・・・かなり学校の勉強を頑張らないといけないね?ということになりました。

ということで、受験のための心の準備を兼ねてここは、塾の夏期講習ってのに行ってはどうかと私から提案。高校時代、私も塾には通っていなかったけど、夏期講習や冬期講習、春期講習には行かせてもらったんですよね。三重の片田舎に住んでいたのですが、この時だけは大都会・名古屋へ行けるチャンスだったからね!講習などそこそこに、ショッピングにいそしみましたけれど、まあそういう息抜きも必要だよねってことで!

とはいえ中学生は何かと忙しいので、区内の塾を探して見学申し込みをしました。横浜で塾と言ったらここ、湘南ゼミナールです。

別に湘南ゼミナールが素晴らしくいいからとかでは全然なくて、検索したら一番上に出てきたから申し込んだだけです。ただ、去年中学校PTAで知り合ったママ友からは、「塾に通うなら入塾テストのあるところがいいよ。個別指導で大学生が緩く教えてくれるところだと、受験にはあまり意味がない」と聞いていて、湘南ゼミナールな入塾テストがあるからいいって話だったのでね。ネットで申し込みをしたら、速攻で電話が来たのでビックリしました。少子化ここに極まれり、でしょうか。

夏期講習を受けるならとりあえず説明を聞きに来てください、お母さんだけでいいのでと言われたので、仕事を切り上げて行ってみました。

夏期講習っていうか、内部生が夏休み向けのカリキュラムをするので、安い値段で体験してみてね、よければそのまま入塾してねということらしい。残念ながら入塾するつもりは全くないわけなのだけれど、入塾したらかかる費用についての説明などをうけてドン引きしつつ、神奈川の高校受験に関していろんな話を聞けて有意義な時間でした。情報収集という意味では非常にありがたかったですね。行ってみるもんだ。

ちなみに、塾費用については以前Webライターのお仕事で調べて書いたものがあります。みんな金持ってんなーと思いました。

学校の進路説明会やる気なさすぎ

塾に説明を聞きに行ったおかげで、神奈川県の公立高校入試の仕組みや進め方はかなり理解できました。ありがとう塾長センセー。でも考えてみれば私、去年学校で開催された進路説明会にはちゃんと参加して、説明もしっかり聞いたはずなんですよ。なのに、その時そういう説明を一切聞かなかったのが不思議でした。学校もう少しちゃんとせえよと。

満を持して、本日、中学校で1・2年生を対象とした進路説明会が開催されました。概要は理解できたけど、学校のやる気を見に行ってやろうということで、話を聞くつもりはないけど参加(いやな保護者)。ちなみに進路指導をしてくれるのは、長男が所属するバスケ部の顧問であるK先生でした。

K先生、ちょっと前の部活の時に1回だけ、前髪を全部上げておでこ全開にしていたことがあり、部員たちの間で「K、覚醒www」と爆笑したって話を聞きました。はてさて、進路説明会で彼は覚醒しているだろうか。私はそれがとても気になりました。彼の覚醒はめったに見れないと長男には言われつつ、もしやとウキウキで進路説明会に参加(もはや趣旨が違う)。

結果。覚醒、していなかった

説明会は終始やる気のない感じで「来なくて良かったな」感がすごかったのですが、とにかくK先生が覚醒していなかったことがひたすらショックだった私は、説明会の最中に長男にずっと「覚醒してないんだけど」と文句のメッセージを飛ばしていましたとさ。長男からは「うるせー」と冷酷な返事が返ってくるのみでしたが。

結び

長男の高校受験の話を書きたかったのに、最終的にK先生が覚醒しているかどうかで終わってしまったのはどうかと思うけど、とにかく今日覚醒を見れなかったことが残念でならない私です。もはや高校受験などどうでもいい。

出身の都道府県ではないし、これまでちゃんとした受験を経験したことがないので、我が子の受験はある意味私にとっても試練であります。まだ未知の部分が多くて困るけど、全然知らなかったことを少しずつ理解していく過程は楽しいものもあります。まだ焦る時期ではないし、気楽に気長に少しずつ情報収集を進めていきたいですね。

とはいえ、異次元の高みにある高校へ無理して入っても、入学してから大変なんじゃないのかなあ。それよりは、ちょっと背伸びして入れるくらいのレベルの高校に入って、高校時代も無理なく楽しく過ごせるほうが、楽しいし幸せなんじゃないのか。たぶん高校って、人生で一番キラキラ輝いている時期だと思うんでね。こればっかりは本人が決めることなので私が口を出すことではないですが、自分でいろいろと調べて「いいな」って思えて、自分で納得できる高校を見つけてくれたらいいなと思います。


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