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1936年ベルリンオリンピック「マラソン優勝者孫基禎が授与された「古代ギリシャ兵士冑」
※-1 2023年11月16日,第11回オリンピック「ベルリン大会:マラソン競技」
本ブログ『現代日本社会の諸相』は,以前の2023年11月16日に,「ベルリンオリンピックのマラソン優勝者孫 基禎の葬儀には日本から弔電の1通すら発信されなかったという『実話』」( https://note.com/brainy_turntable/n/n0200881b095a ) という記述を公表していた。
アベノポリティックスとアベノミクスの幼児的な蹉跌のその後,労働者階級(階層)が七転八倒させられる日本国の惨状
※-1「2024年5月発表,報道の自由度ランキング」
2024年5月3日に国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)英国支部が発表した「報道の自由度ランキング」は,日本を70位に評定する順位を公表した。
その調査対象となった180カ国・地域のうち,この日本の順位「70位」という結果は,前年68位から2ランクを落としており,ハンガリーやコンゴ共和国より低く,主要7カ国(G7)のなかでも最下
日本帝国の国家神道と天皇・天皇制-明治時代に「創られた神話」そのものであった政治支配のための宗教思想-
※-0 島薗 進(しまぞの・すすむ、1948年12月10日- )は東京都出身の日本の宗教学者,血縁者などには著名な医師や学者がいる。
現在は大正大学地域構想研究所客員教授,グリーフケア研究所客員所員,東京大学名誉教授,上智大学神学部特任教授,グリーフケア研究所元所長。世界平和アピール七人委員会委員も務める。
島薗 進の研究内容は,宗教を基盤に社会的・文化的事象への興味をもち,多数の著書・
天皇裕仁の敗戦前後史「生き神様:軍国主義の大元帥陛下」から「象徴天皇:平和を愛する生物学者」への変身
※-0 天皇裕仁が「敗戦前後史」を,「生き神様:軍国主義の大元帥陛下」から「象徴天皇:平和を愛する生物学者」へと変身してきたその生きざまを,客体視して批判的に議論する必要性
昭和天皇裕仁は第2次世界大戦終了後,「戦犯指定を逃れえた立場」を与えられるなかで,敗戦後の政治過程史において「彼なりに発揮してきた処世術」を記録してきた。その言動などから「政治的含意」として読みとれる人間天皇としての「本
属国日本の対米服属関係などについて『長周新聞』が最近書いた記事紹介
-1「こんな人たちが日本国最高指導者」だからこの国が没落するのは必然だと諦められるか?
岸田文雄政権は2021年10月4日に発足していたが,それからの今日までの時間が,ただ無駄に浪費されるという具合になっており,いまだに「金権・死物化政党=自民党」の悪政がつづくだけのこの国である。
その間,国内の政治・経済・社会など諸情勢は,ますますに沈滞してきたどころか,いまや沈没する勢いならば,確実
アベノミクスのなれの果て,日本経済は断末魔的苦境,だがあの日銀総裁黒田東彦が叙勲されたとの怪情報,岸田文雄もさらにこの国の政治経済をどん底へ誘導中,「世襲3代目の政治屋」にまともな能力を有する人間はいなかった(2)
※-1 3年も前の議論,金子 勝「アベノミクスは日本を破滅させる毒薬だ」『サンデー時評・番外編』2016年5月1日号
なお,この金子 勝の寄稿は,その住所 http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2016/05/01/post-815.html を訪ねても現在は削除されているので,念のため。
この2016年5月時点における金子 勝の
アベノミクスのなれの果て,日本経済は断末魔的苦境,だがあの日銀総裁黒田東彦が叙勲されたとの怪情報,岸田文雄もさらにこの国の政治経済をどん底へ誘導中,「世襲3代目の政治屋」にまともな能力を有する人間はいなかった(1)
※-0 2024年5月,円安が止まらない日本経済をみごとに造りあげてきた「安倍晋三と黒田東彦」という迷ゾンビコンビ
a) いまから7年近くも前,『日本経済新聞』2017年11月2日 20:41,https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23064150S7A101C1920M00/ に掲載されてたコラム「大機小機」は,「おごるなアベノミクス」という標題で,以下
日本聖公会主教会議長・首座主教八代斌助と原発問題
※-1 日本カトリック司教協議会『今こそ原発の廃止を』編纂委員会『今こそ原発の廃止を-日本のカトリック教会の問いかけ-』カトリック中央協議会,2016年10月
この※-1の標題にかかげた著作は,2011年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災とこれが惹起させた東電福島第1原発事故を目の当たりにした日本国の構成員たちの,それも宗教界のなかのカトリック教会が公刊した「反原発本」であった。
原発安全神話を唱えさせてきた総括責任者,政治屋だった故安倍晋三の「歴史的な責任」を考え,原発問題をめぐるこの「首相の原罪」をあらためて問うてみる
※-0「汚染水など太平洋にぶちまけ薄めればよし」か?
本記述は,2017年3月18日の書いて公表した文章を復活・再掲するものであるが,その本文部分そのものを再起させるまえに,2024年4月30日の時点で「原発事故」の問題をめぐる諸点は,いったいどのような姿勢・観点をもって理解されるべきか,まえもって多少でも再考しておきたい。
なお本ブログはすでに,2024年4月27日と29日の2回の記述
原発広告問題と芸能人,ビートたけしの場合はどうであったか,その記憶を回想する(2)
※-0 本稿は2017年3月16日に一度公表してあった記述だが,本日2024年4月29日に再度公開する経緯になった
a) ところで本ブログ筆者は昨日,2024年4月28日は所用があり,本ブログの記述はお休みしていた。その日は,衆議院議員の補選「投票日」であった。その結果は,同日中の投票締め切り時間と同時にゼロ打ちで一斉に報道されていた。結果は「立憲民主党が3タテする勝利」になった。
現首
昭和天皇の敗戦責任を占領政策の都合で追及しなかったアメリカ-日本の論理学者によるその分析など-
※-1 本記述の論題,その問題意識
旧大日本帝国は1945年8月15日(9月2日),第2次大戦の結果を,敗戦というかたちで終えた。
直後から日本を占領・統治したアメリカ軍(一部はイギリス軍も参加していが)は,GHQのマッカーサー元帥の指揮下,旧日帝の最高指導者であった昭和天皇裕仁の「敗戦責任」は,あえて追及せず,この人物を高度に利用する政策上の余地を残し,利用してきた。
敗戦時におけ
『日本経済新聞』は「原発安価」が定説であるかのように騙ってきたが,いまだに「安全神話」信仰にもとづいた「原子力村的な虚偽報道」は止めねばなるまい
※-0 日本経済新聞社の立場,その原発推進論の虚妄,21世紀のエネルギー問題の基本動向をみさだめられない論調
本記述は2018年7月3日に公表した文章であるが,最近までは未公表の状態にあった。
本日,この記述を復活させて再掲するには,とりわけAIが普及されるにともない,大量の電力消費が予測されている関係をもって,これを原発の「再稼働と新増設」の根拠とする論陣の一端を,必死になって果たすつ
日本なりの強権・専制支配体制とマスコミ・メディアの凋落傾向とは,故・安倍晋三政権以来「この国の民主政」が忖度的に破壊されつくしてきた道程の正直な反映
※-1 民主主義国家体制を溶融させた安倍晋三の悪政・失政・愚政
a) 民主主義(デモクラシー・民主政・民主制)とは,教科書どおりに説明すれば,「組織の重要な意思決定を,その組織の構成員(人民・民衆・大衆・国民)がおこない,すなわち,国家の構成員が最終決定権(主権)をもつという政体・制度・政治思想である。その概念や理念,範囲,制度などについては,古代より多くの主張や議論がある。
以上のごと
佐藤栄佐久元福島県知事が受けた「原子力村利害集団からの仕打ち:迫害」は,その後における原発問題の現状に照らし,いかに批判すればよいのか
※-0 AI技術の発展やリニア新幹線のために必要な電源として「原発が必要だ」と,またぞろ原子力村の盲動・蠢動が始まっている-2024年4月23日の前論-
a) 最近,原発問題に関連する話題としてだが,AI技術も駆使し,その再稼働や新増設を促進させたらよい,といったごとき原子力村側の意向・働きかけが,露骨にめだちはじめている。
2020年代における国際政治・経済の情勢変質として,こういう変