記事一覧
013 2024年3月末の運用結果について
1 はじめに 新NISA制度がはじまり3か月が経ちました。わたしも新NISAで効率よくそして安定的に運用できるようこころがけました。
2 運用方法 まず、去年の12月に旧NISAの2019年枠を現金化し約157万円を1月初めに新NISA口座へ一括投資をしました。その後1月毎に積立投資をしました。しかし積立設定がうまくいかなかったため最初は決まった額を投資できませんでした。
投資商品は株式(国
012 GPIFの運用結果(2023年度3四半期)
1 2023年度3四半期の運用結果 2月2日にGPIFから2023年度3四半期(10月1日から12月31日)までの運用結果が報告されました。その結果について考察していきたいと思います。
https://www.gpif.go.jp/operation/53748269gpif/2023_3Q_0202_jp.pdf
GPIFは四半期(3か月)ごとに運用結果を報告しています。今回は10月1日
011 令和6年度一般会計予算について
1 一般会計予算とは
12月22日に令和6年度一般会計予算が閣議決定されおります。現在通常国会が開会されまず予算について審議されています。
ここでは国の予算である一般会計予算について説明していきます。
一般会計予算とは年度初め4月1日から翌年3月31日までに国家として使えるお金のことです。この中には公務員の給与、地方交付税交付金、防衛、外交等国家運営に必要なお金全てです。
2 予算成立ま
009 インドへの投資について
新NISAが来年から始まるため、投資先は全世界?S&P500?など多くの記事が散見されます。
ここでは新興国の一つであるインドについて書きます。自分も小額ですがインド株へ投資しています。
1 インドへの投資とは 新NISAが来年からはじまり、いろいろな投資商品が売り出されています。その中で新興国の一つであるインドについて色々出てきています。そこでこれから様々な角度から考察していきます。
2
008 日本銀行のバランスシート
1 はじめに 先日日本銀行の事業年度(令和5年度)上半期財務諸表が出されその中に日本銀行の貸借対照表(バランスシート)が公表されました。上場会社の決算書で貸借対照表(バランスシート(略してBS))、損益計算書(PL)を見ることはありますが、日本銀行にもバランスシートがあり定期的に公表されているためここでは考察していきます。
2 日本銀行とは まず日本銀行について説明します。日本銀行は日本の中央
007 NISA制度について
1 NISAとは
iDeCoに続いてNISAについて書いていきます。iDeCo同様noteに多くの方が記事を書かれているためここでもざっくり説明します。NISAは小額投資非課税制度と呼ばれ現在は一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの3種類があります。
2 現行のNISA制度
現行のNISA制度は下の図のとおりです。
ただし、これは2023年までで2024年からは下の図のとおりに
006 イデコ(iDeCo)について
1 イデコ(iDeCo)とは
イデコ(iDeCo)と呼ばれる制度があります。公務員は2017年から加入することができ私も2017年から利用しております。このnoteには「イデコ(iDeCo)」について多くの方が記事を書かれているのでここではざっくり書きたいと思います。
イデコとは老後資金を作るための節税を行える投資の制度です。イデコ内の資産は原則60歳まで引き出せません。年金がどんどん減って
005 年金基金GPIFの運用 その2
1 ポートフォリオの詳細
004に続けてGPIFの運用を考察していきたいと思います。GPIFホームページより4つのポートフォリオに採用されているベンチマークは以下のとおりです。
国内債券:NOMURA-BPI「除くABS」
外国債券:FTSE世界国債インデックス(除く日本、中国、円ベース)
国内株式:TOPIX(配当込み)
外国株式:MSCI ACWI(除く日本、円ベース
004 年金基金GPIFの運用
ここでは、GPIFについてざっくり説明します。
1 GPIFとは
GPIFは年金積立金管理運用独立行政法人の略で国民から集めた年金が約20年前に約100兆円余っていて将来高齢化社会になることを見越して運用し続けています。そして現在倍の約219兆円まで運用実績を上げています。
2 運用目標
GPIFには運用目標が厚生労働大臣から与えられています。
運用目標は年利1.7%(ただし
003 日本人の貯蓄状況
1 日本人の貯蓄の現状 まずは日本人の貯蓄の現状についてみていきたいと思います。日本人全体の貯蓄の現状について一番わかりやすかった資料が日本銀行の資料にありました。(https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf)
最新版を一部抜粋しました。日本、米国、欧州の家計貯蓄のわかりやすい図です。日本が他と比べて突出しているのは、「現金・預金」なのが見えます。
002 投資記事の投稿について
投資をはじめる理由は様々な理由があると思います私は最初は興味本位ではじめたのを覚えています。老後資金を貯めるために始めるという方もいると思います。老後2000万円問題はマスコミでも大きく取り上げられそれを理由に投資をはじめた人は多くいたと思います。NISA、イデコ等の投資に有利な制度も登場し岸田総理の「貯蓄から投資へ」というメッセージも後押しになったと思います。
このnoteというプラットホー
001_国家公務員の現状
今回は私自身の立場の国家公務員について書きたいと思います.
国家公務員とひとことで言っても多くの種類の人たちがいます。内閣総理大臣、自衛官、裁判官、財務省職員などなど、きりがないほど多肢にわたります。
公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員に分けられます。
一般の国家公務員の平均年収約660万円前後と公表されていることが多いです。
日本人の平均年収は2022年443万円という数字と比べて
自己紹介(経歴など)
はじめまして。初投稿なので自己紹介させていただきます。
大学は工学部の電気系の学部に入学しました。就職試験は民間企業も多く受け何社か内定を頂きましたが、官公庁の内定も頂いたため卒業後と同時に某官公庁に就職しました。
20代のころは自所属の官公庁の中でのみ生きる知識を深めていき同時に昇任にも積極的に努めてきました。
30代になり視野と知見を広げるため官公庁外の勉強会等に積極的に参加しました。