見出し画像

大手?ベンチャー?迷う就活生必見!新卒で入る会社選びの新規軸 「成熟期」か「成長期」か


こんにちは!
クラウドワークス公式note編集部のです。

先日人事チームから、就活生の悩み事の1つが「大手企業とベンチャーのどちらに入社するか」であるという話を聞きました。

そんなお悩みに、できるだけ中立な意見をお届けしたい!


ということで、数多くの上場企業をコンサルティングしてきた経験を持ち、中小・大手・スタートアップと様々な規模の会社を経てクラウドワークスに入社したメンバーにインタビュー。

クラウドワークスのようなベンチャー企業と大手企業では、新卒1~3年目までの若手社員にとって、どんな違いがあるのでしょうか? 


▼インタビューを受けてくれた方


「大手かベンチャーか」よりも、「成熟期と成長期」 どちらの企業に魅力を感じるか


――様々な規模の会社で経験を積んだ三宮さん。
「自分には大手とベンチャーどちらが合うか」と悩む就活生がいたら、どんなアドバイスをしますか?

「大手企業か、ベンチャー企業か」という視点だけでなく、「成熟企業か、成長企業か」という視点で検討してみるとよいかもしれません。


成熟期の会社は、意思決定プロセスが長く、新しいことへの取り組みも比較的長い時間軸で検討されます。

それは、どんな状況にあっても会社が回るように、長い年月をかけて企業が「仕組み化」されているため。

そのような型が決まった環境の中で、着実に成果を積み上げるのが得意な人は成熟期の企業が働きやすいと感じるかもしれませんね。


一方、成長期の会社はスピード感がある分、昨日と今日で方針が変わることも少なくありません。

まだ仕組みが固定化しておらず、ひとりひとりの裁量が大きい場合も多いです。

いわば未整備の環境を「いろんな経験を積める」「自分で作り上げられる」とプラスに捉えられる人は、成長期の会社が向いていると思います。



――それでは、一般的に最初の3年間の過ごし方には、どのような違いがありますか?


新卒1~3年目は、さまざまなことを学ぶ期間。
その学び方に違いがあると思います。


成熟期の大手企業はしっかりとした教育が受けられ、その業界の基礎知識や作法、立ち振る舞いなどを体系的に身につけることができます。
金融など、伝統的な業界ほど重要ですね。

他方、新卒からの3年間は、1人で案件を任される機会はあまりない。
企業によりますが、取引先に行くときは上司・先輩に同行することが多いと思います。


また、規模の大きい会社であれば、例えば1万人単位の序列構造や、大手企業ならではの仕組みを身をもって体感できるでしょう。

それを知っておくべきかは様々な意見がありますが、大企業ならではの事情がわかっているのは、取引を進める上では強みになると思います。



――成長期の企業はどうですか?

早々に現場に入って経験から学ぶことが多いと思います。

たとえばクラウドワークスは成長期の企業と言えますが、新卒メンバーは入社2ヶ月目から現場に入り、営業であれば面談数や成約数に目標を持ちます。

中には1年目から1人立ちして、素晴らしい成績を収めている人も少なくありません。

そのため、新卒3年目でどれだけ自律的に仕事を完結し、収益に直接貢献できるかという点は、成長期の企業に軍配が上がると思います。


また、成長期の企業は昇進も早いことが多いです。
クラウドワークスでも、若いうちからチームを持つメンバーもいます。

マネジメントの立場に立たないと得られない経験は数多くあると思うので、そういった経験を早くから積めるのは、今後のキャリアにも大きなプラスになると思います。




ベンチャーマインドを持ちながら、大企業へ成長していく


――ちなみに、三宮さんはクラウドワークスにどんな魅力を感じて入社されたのですか?

既に一定規模のプラットフォームができあがっている点がいいなと思いました。

プラットフォームとは提供者と利用者をつなぐ基盤のことですが、ベンチャー企業にとっては、作り上げるまでが本当に大変なんですよ。

クラウドワークスの場合は、仕事を発注するクライアントと仕事を受けるワーカーとなりますが、両者を同時に開拓する必要がありますよね。

ベンチャー企業は労力も資金も限られているのに、それらが二分されてしまうので、立ち上げに苦労するんです。



でも、クラウドワークスの場合は、立ち上げの段階は終わっている。
できあがったプラットフォームを活かした、新しいビジネスの展開に挑戦するのは、おもしろそうだなと思ったんです。


また、フリーランス人材マッチング領域で最大手という点も魅力に感じました。


――人材業界だと、もっと大きな会社はありますよね?

正社員領域・転職ビジネスではありますが、その市場はある程度成熟していますよね。

今後人材流動化が進む中で、正社員以外のフリーランスや副業には以前から注目していて、その領域だとクラウドワークスだな、と。

……前職も成熟企業ばかりの金融業界のスタートアップ企業でしたので、そういうスタンスの会社が自分は好きなのかもしれないです(笑)


――クラウドワークスは、これからどのように成長していくと思いますか?

クラウドワークスは、今まさに過渡期。

ベンチャーから、仕組みの整った大企業への移行に挑戦しています。
スタートアップの成長とは違う、地に足のついた成長を体感できるフェーズです。


クラウドワークスは、数年前に黒字に転換してから継続的に利益を出せるようになりました。

黒字化をして規模が大きくなると成長率は下がるのが一般的ですが、クラウドワークスは高い成長率と黒字拡大の両立という困難を実現しており、今後も目指し続けます。

そのために営業の仕組みの改革や、M&A・投資を積極化しながら、生産性向上による既存事業の拡大に取り組んでいます。


つまり、ベンチャーらしい成長志向で、今後永年続く日本を代表する大企業となるための土台作りを行っています。

ベンチャーと大企業、両方の文化が混在するおもしろい時期に入ってくると思いますよ。


自分が描ける範囲で、興味を持てることを選べばいい


――最後に、やりたいことが見つからない就活生に、アドバイスをお願いします。


やりたいことが見つからないのは、ある種当然。
経験しないと、知らないと、見えないものがあるからです。

ただ、生きていくにはお金を稼がなければなりません。
そんな中で、仕事と興味を持てることを一致させるのって難しいと思うんです。

自分だって、楽しいと思って今の仕事をやっているけど、本当は料理人とかの方がもっと楽しいかもしれない(笑)

だからやりたいことが見つからないと悩む人ほど、いろんなことを早く経験できる環境に行くのがいいと思います。

あんまり先のことを考えず、自分が思い描ける範囲の未来で、興味を持ってがんばれそうなこと、という決め方でいいんじゃないかな。

そこで経験を積んで、できることが増えると、見える景色も変わってきます。
そしたらまた次の進む道を決めればいいと思いますよ。

昔は最初に勤めた企業で勤め上げるのが一般的でしたが、今は転職もしやすいですしね。


・・・

企業選びの新しい視点、成長期と成熟期。
それらの違いは、どれだけ仕組み化されてるかがポイントであることが見えてきました。


クラウドワークスの大切なValueの1つが「Be Agile」
答えのない問題に対峙する中で、問いに向き合い、学び続けることを大切にする考え方です。

そのために必要なのは、前提条件を疑うこと。
この考え方が、仕組み化された成熟企業の考え方と大きく違う点だと感じました。


この考え方に共感してくださる方、ぜひクラウドワークスのメンバーとお話ししてみませんか?

カジュアルに話を聞きたい!という方も、大歓迎です!


この記事をおもしろいと感じた方は「♡マークのスキ」を押していただけたらうれしいです。
(スキは非会員でも押すことができます!)
定期的に“働く”に関する記事を発信しますので、ぜひフォローもお願いします!


***

新卒採用の選考で重視するポイント


新卒1年目で営業グランプリをとったメンバーのお話


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?