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ひとつの文明

ユヴァル・ノア・ハラリの最新作

『21 Lessons for the 21st Century』英語版の要約 ‘Part 2 #政治的課題

Ch.6 CIVILISATION 

‘One dollar to rule them all’ P105~109

‘すべてを支配する #ドル

今回は、第6章「 #文明 」のまとめになります。ここ何回かのコンテンツと重複部分が多くあるかと思います。

結論を先に述べます。

「ひとつの文明が世界を覆っている。」ということです。

今回で、第6章「 #文明 」が終了します。

次回から(私が読み込むのは、明日から)、第7章「 #ナショナリズム 」に入ります。

(本題)

#前近代 、人類は正反対の #政治システム 経験したばかりでなく、たいへん多くの #経済モデル を経験した。 #ヒンドゥー#マハラジャ#清朝 の役人や、 #アメリカ の部族長は、 #お金#貿易#課税 、および #雇用 に関する異なる考えを持っていた。現在はと言うと。対照的に、ほとんどの人が同じ #資本主義 のテーマを持っていて、私たちはひとつの世界的生産ラインの歯車を担っている。 #コンゴ#モンゴル#ニュージーランド や、 #ボリビア に住んでいようとも、日々すべきことと、 #経済的運命 は、同じ #経済思想 や、同じ #会社#銀行 、及び同じ #為替相場 に依存している。

(具体例を省略)

世界全体を形作っているものとは何か?1,000年前、それぞれの文化には、 #宇宙 についての独自のストーリがあり、 #宇宙 の基本成分についての独自の考えがあった。今日、世界中の人々が、 #物質#エネルギー#時間 、及び #空間 について全く同じことを信じている。たとえば、 #イラン#北朝鮮 の#核プログラムがそれにあたる。 #イラン#北朝鮮 が、 #イスラエル#アメリカ のと同じ #物理学 の見識を持っているというのが、全ての問題である。もしも、 #イラン#北朝鮮 がE=mc4乗を信じていたとするならば、 #イスラエル#アメリカ は、彼らの #核プログラム に全く対処できないであろう。

(中略)

私たちが戦う相手というのは、ほとんどの場合、私たち自身の仲間である。

#アイデンティティ というものは、 #合意 というよりも、 #衝突#ジレンマ によって意味づけされる。2018年に #ヨーロッパ人 であることは何を意味するのか?白い肌をしている、キリストを信じている、あるいは自由を支持しているといったことは意味しない。

むしろ、 #移民 について、 #EU について、 #資本主義 の限界性について議論することを意味する。

また。‘自分の #アイデンティティ を何が定義するのか?’自分自身に問いかけることを意味する。

されに、#人口増加問題 について、 #消費経済 につて、及び #世界的危機 について心配することも意味するのである。

#衝突#ジレンマ の中では、21世紀の #ヨーロッパ人 は、1618年や1940年の先祖たちとは異なり、貿易相手である #中国人 や インド人 と相通じるものがある。

どんな変化が未来に待ち受けていようとも、変化は #異国の文明 間の衝突というよりも、ひとつの #文明内 での争いの様相を呈する。

21世紀の大きな課題は、必然的に #グローバル なものとなる。

現在の変化が #自然破壊 の引き金を引いた時、何が起こるのであろうか?

#コンピュータ が人間を打ち負かし、たくさんの仕事を人間から奪った時、何が起こるのであろうか?

#バイオテクノロジー が人間を #アップグレード することを可能にし、寿命を伸ばすことができた時、何が起こるのであろうか?

疑いなく。それらの問題をめぐって、大きな #論争 が起こり、辛い #衝突 が起こるであろう。

しかしながら、それらの #論争#衝突 は、私たちをお互いに孤独にしたりしない。反対に、私たちをより緊密なものにするであろう。

人類は調和のある #コミュニティー を打ち立てているとは言い難いが、私たちは皆、ひとつの #グローバル文明 の一員でなのである。

そうしたら、世界の多くを覆う #国家主義 の波を、どのように説明すればいいのであろう?

私たちは #グローバリゼーションに熱狂していて 、あまりに早く古き良き #国家像 を捨てるのであろうか?

伝統的な #国家主義 に戻ることが、絶望的な #世界危機 を解決してくれるのであろうか?

もしも #グローバリゼーション が、たくさんの問題をもたらすのであれば、

ただ見捨てることがどうしてできようか?

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