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「生きがい」のある企業と人生の「パーパス "北極星" 」探究のお話。


“パーパス” と “ビジョン” がごっちゃになってない?
そんな “問い” から、「是非サポートしてください!」とお声掛けいただいたのは、国際的なプロ経営者である アクセラス株式会社 代表取締役 の 佐藤 学さん。
 
佐藤さんとの出会いは、8/18(金)に開催された LinkedInつながりの経営者仲間である 石森 宏茂 さんと 松島 隆 さんの企画による「経営者のゆるいビジネスランチ会」 にて。当日は、企画のお二人以外の経営者として、松本 淳さん、池田 順一さん、近藤 真大さんもご参加されました。
 
そして、当日の会場「神宮前倶楽部」の支配人の顔もお持ちなのが、佐藤 学さんなのです。
 
また偶然ではありますが、ちょうど先週、本社オフィスにお招きいただきHRの方々とランチセッションを実施した サイボウズ社(*参照: 下記添付記事)にて、佐藤さんはプロダクト開発責任者をされていた経歴もお持ちなのです。色々とつながりますね! 


 
「経営者のゆるいビジネスランチ会」では、皆さまから “外資系企業” と “日系企業“ の物事の考え方・決定プロセス・価値観・風土などにおける ”経験者だからこそ分かる違い“ に関するご質問が私に数多く投げかけられました。その中のひとつとして、「“パーパス” を流行りの様に使いだした日系企業は、”パーパス”が”パーパス”になっていない。ビジョンとごっちゃになっていることもある」という話に及びました。
 
どういうことかというと、”パーパス”は、シンプルに「Why」。つまり「世の中における存在意義・理由」です。”ビジョン“は「Where」。 「Vision 2020」「Vision 2030」と表明される企業も多いように、つまり 「パーパス実現のために、ある時期までに目指す明確な場所」です。
 
にもかかわらず、パーパスで、「私たちは2030年までに世界一の〇〇になります」と宣言されても、それって「企業側だけの都合」であり、”それが世の中に存在する価値・意義・理由” になってますでしょうか? ”ビジョン”に、「当社はコンプライアンスを遵守します」という “当然のMust” が表明されていたとしたらどうでしょう? それって「Where」でしょうか? ・・・ などのお話が、私の右隣にお座りだった佐藤さんと私の間で盛り上がったのです。
 
そこからより具体的に深堀してお話差し上げたところ、佐藤さんが、「そこまで私に明確に且つ具体的に語ってくれた日本の方は遠藤さんが初めてです!」 と驚きと喜びの混在した表情で私を見つめてくるではありませんか! 私としては 「ごくごく世の中の状況をサラッと話しただけなのに、マジか?」って心境で(笑)。
 
その背景は、佐藤さんのもうひとつのお顔として、人と企業の成長が迷子にならないようすべく “北極星コンサルティング” を提唱されているお方だからなのです。
 

特に、消費価値が、「モノ」から「コト(=体験)」に移り、そして「トキ(=その日、その場所、その時間)」、さらには「イミ(=自分がどうありたいか)」に移っていくなか、ビジネスも会社経営も”利益至上主義” だけではもう誰もついてきません。”共感” できるよりどころの “Why“ に迷子にならないような “北極星” を描き、常にそれを目印に前進していくことが必要なのです。
 
それを具体的に描いて伴走していく “北極星コンサルティング” に佐藤さんは今まさに全力を注いでいらっしゃるのです。おひとりではなかなか難航されるようで、そんな最中、冒頭にある「是非サポートしてください!」というお声掛けを私に投げかけてくださったのです。プロ中のプロ経営者からのお声掛けに、ほんと恐縮です。。
 
「2人でまずは語ろう!」と、渋谷にてランチで再会!
2時間、ガッツリの対話でより一層の ”共感” を育みました。
 

佐藤 さんが描く “北極星コンサルティング” には、各領域でのプロが集結して共創していくことが、前進するために必要だということです。日本の企業が数多く賛同されていく未来に、微力ながら、そのひとりとしてお力添えできれば光栄なことだと思います。

まさに、経営者同志での “共創”

その "共創" を推進することで、会社・組織の "パーパス" への "共感" と組織内での健全な "対話"が導かれ、個人の役割・仕事がどのように会社・組織、ひいては世の中に貢献できているのかの紐付けと意義付けがなされ、ワクワクする "働きがい" と "生きがい" の道が切り拓けていければと願っています。
 

9/4 渋谷でのランチ会。 左から、佐藤 学さん(アクセラス株式会社 代表取締役)、遠藤 亮介(私。株式会社EpoCh 代表取締役)


<北極星コンサルティングについて>


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人事の仕事

外資系17年(HRトップ 7年)とプライム市場上場企業 Global CHRO(最高人事責任者)経験の私が「誰もが独自性を強みとして持ち、新しい無限の可能性を秘めている」を自身のコーチング哲学に、2023年3月 起業をしました。サポートくださる方々と一緒に日本を元気にしたいです!