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北国いろいろnote。

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北海道での思い出や経験などを綴ります。
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記事一覧

さようなら、そしてありがとう、北海道。

さようなら、そしてありがとう、北海道。

2024年3月末。

とうとう、この時がやって来た。
2年間暮らした札幌を去るのだ。

1月は娘の中学受験もあり、バタバタと過ごした。

2月は驚くほどあっという間に過ぎ去った。最後の北海道を満喫しようと、アクティブに動いていた。

そして、3月に入ると引越しまでのカウントダウン。とにかく物を減らし(あげたり、売ったり、捨てたり)、たくさんの手続きや荷詰めに四苦八苦して過ごした。

合間に、お世話

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冬の美瑛、神秘的な夜。

冬の美瑛、神秘的な夜。

先日書いた、流氷ツアーの記事。

今日はこの続きを。

この日、札幌からの日帰りバスツアーに参加した。朝7時半に出発し、帰り着いたのは21時半。なんと14時間の旅。

正直、子連れでよく申し込んだよなあ、と思う。それだけ、私の「流氷見たい欲」が強かったのだ。35人のツアー客のうち、子どもは見事にうちの子たち2人だけだった。

それはさておき。

紋別のガリンコステーションを出発したのは14時半。札

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行ってきました!オホーツク流氷ツアー。

行ってきました!オホーツク流氷ツアー。

先日書いたこの記事。

先日、遂に、行ってきたのだ。

紋別の「ガリンコ号」流氷ツアー。オホーツク海だ。

ここは潔く、結果から言おうと思う。

流氷は…

オホーツク海の流氷は…

沿岸には、いなくなっていた~(泣)!!

(でも書きますね、レポ。)

バスツアーの添乗員さん(めちゃくちゃ温和なおじ様)によると、流氷群は、わずか数日前に遠い沖の方へ旅立って行ったそう(さようなら~)。

また、そ

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北国生活、ラストスパート。

北国生活、ラストスパート。

ちょっと前から何回も書いている(しつこい)のだけれど、3月末に北海道から九州に戻るわが家。

2年間の北国生活が終わろうとしている。

寒さと雪の多さには苦労させられることもあるが、正直な気持ちは、寂しい。まだもうちょっといたい。

だって、南国人にとって、北海道は憧れの土地だから。結局、最後まで観光客気分は抜け切れずにいたのかもしれない。

広い広い北海道。東はサロマ湖、北は旭川、西は積丹、南は

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料理のリハビリ期間に食べるもの。

料理のリハビリ期間に食べるもの。

長旅や帰省など、しばらく家を空けて帰宅した時、どうしようもなく料理をする気になれない期間がある。

私はこれを、「料理のリハビリ期間」と呼ぶ(今、名付けた)。

日頃は基本毎日作っていて、ものすごく負担に感じたりはしない(手抜きだから)のだけれど、途切れてしまうと習慣に戻すのに少し時間が欲しくなるのだ。

溜まってしまった洗濯物や、荷物の片付けに労力を使うことも関係している。

つい先日も、その期

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スキー場で得られるたくさんのもの。

スキー場で得られるたくさんのもの。

北海道生活2年目のわが家。

今年もスキーシーズンがやってきた。

元々、私と夫はスノーボードの経験はあったが、スキーは北海道に来てから始めた。子ども達は未経験からのスタート。初回は北海道在住の友人一家が手取り足取り教えてくれ、スムーズに始められたと思う(N家の皆さん、いつもありがとう♡)。

それでも、昨シーズンは色々あった。

この後、娘は冬休みのスキースクールの合宿(日帰り4日間連続)に参加

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本当に美味しい焼きおにぎりに出会った。

本当に美味しい焼きおにぎりに出会った。

最近、息子(小2)は、焼きおにぎりがブームた。

おにぎりをフライパンで焼き、仕上げに醤油をたらして表面を焦げ付かせる。という、シンプルなもの。ごはんを愛してくれるのは、私としてはとてもうれしいので、食事でもおやつでもウェルカムだ。

ただ、息子のブームには訳がある。

ある焼きおにぎりに出会ったことだ。

遡ること、数ヶ月。私たち一家は、友人がおすすめしてくれた郷土料理屋にいた。

外食は少なめ

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「ふっくら北海道」、出会ってしまった大好きな味。

「ふっくら北海道」、出会ってしまった大好きな味。

札幌生活、1年半のわが家。気候もさることながら、食材に関しては「北海道ならでは」がたくさんあり、とても楽しませてもらっている。

特に、リピート率が高すぎて、来年九州に帰ってからのロスが心配なものはこちら。

このラインナップに、最近加わったものがある。

それは、「ふっくら北海道」。

納豆だ。

正直、この商品に出会うまで、納豆は全国共通、どこでも一緒だと思っていた。いくら道産大豆でも、納豆に

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暑すぎてたくさん料理したくない時には。

暑すぎてたくさん料理したくない時には。

夏の札幌2回目のわが家。

去年より断然暑い気がする。湿度も高い。

外の暑さは、本州以南の皆様を前に文句なんて言えないレベルだが、何よりわが家には決定的な弱点がある。

それは…

何を隠そう…

エアコンがない!

のだ。

今時?!と思われるかもしれないし、賃貸契約の時に私もそう思ったが、札幌の夏は短く、なんとか生きていけるレベルなのだ。
だから、意外とエアコンのないお宅は多い(今年取り付け

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北大キャンパス、至福の時。

北大キャンパス、至福の時。

子ども達の習い事があり、週に3日程、夕方の札幌駅周辺をうろついている。

待ち時間は30分~1時間ほど。

ATMに行ったり、デパートや地下街で用事を済ませたり。

特にすることがなければ、本屋で立ち読みしたり、ベンチやカフェでのんびり座って読書やnoteの読み書きをしたりする。

私は、この、外出先での隙間時間がとても好きだ。

誰にも邪魔されない、私だけの自由時間。

(いや、日々自由にしてい

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旅先でスマホをなくしたけれど、信じることができたのは。

旅先でスマホをなくしたけれど、信じることができたのは。

先週のGW。

わが家は、札幌から車で片道2時間半くらいの街へ出かけた。

1泊旅行。

天気も良くて、北海道ならではの広大な土地を全身で感じ、新緑、まだ雪の残る山々の景色、青い空、小鳥のさえずりを堪能することができた。

美味しいものもたくさん食べた。

偶然にも、知り合い家族とばったり出会い、屋台で夕食を共にするなんてラッキーな出来事もあった。

やっぱり私はツイている。

そんな旅行だった。

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無事に越冬できました!

無事に越冬できました!

2022年11月6日。

こんな記事を書いた。

この時は、もう不安で不安で。

雪のある生活を全く知らない南国人。
想像を膨らませるだけ膨らませ、できる限りの準備をしていた。

それから4ヶ月。

3月になり、春の気配はまだ少ししか感じないが、ものすごい積雪はもうなさそう。

路肩にできていた除雪後の山もだいぶ小さくなっている。

そして、今日は雨がしとしと降っていた。

これにて、「無事に越冬

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私のお腹と焼肉との相性。

私のお腹と焼肉との相性。

わが家は外食率が低い方だと思う。

友人と私だけランチ、夫だけ居酒屋に行くことは度々あるが、家族揃って、というのはごくたまにだ。

それに、子ども達もなぜか家で食べたがることが多い。

なので、必然的に焼肉屋に行く機会も少ない。

しかも私。

牛肉との相性が悪いのか、焼肉屋に行くと、お腹を壊す事が多い。

牛肉だけじゃなくて、バターや生クリームなどでもそうなので、脂の量と質によるんだと思う。

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ひなあられの話の続きに絆創膏を添えて。

ひなあられの話の続きに絆創膏を添えて。

先日のひな祭りにこの記事を書いた。

この中で、好きだと書いたひなあられ。

記事を書いた後、いつも行くスーパーで買ったひなあられを食べて、衝撃を受けた。

ーーえ、甘い!これ、〇〇じゃん?!

私が今までの人生で食べてきたひなあられとは、まるで違うものだったのだ。

まず、見た目から違う。

今まで食べていたひなあられは、丸くて、表面がざらっとしたマットな雰囲気のものだった。

味は記事でも書い

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