場面を切り取ってその背景を考える。

つい癖でやってしまうことがある。それが、ふとそこにあるもの文脈を考えることだ。

この傘があったのは新宿東口。24:08。この日は火曜日だった。

サラリーマンや大学生が集まっては消えていく様を見ながら、

職場の飲み会の帰りにある少しのアフタートークをしている30代っぽいなぁ。

意外と大学生ではない感じがするなぁ、と考えた。

監督や脚本家はこの想像力が長けていると考える。

今日もまた忘れ去

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三連休のど真ん中、これから高円寺で友達と昼飲み&カラオケに行ってきます!「ゆく夏に穿つ」第16話更新しました。
https://note.mu/heron0213/n/nf5ec2bcd62f2
(第16話)
https://note.mu/heron0213/m/mc3f78d9beab2
(マガジン)
皆様もほがらかな日曜の午後をお過ごしください♪

#日記 アップルペンシル…

紛失。

しました。

メモもお絵かきも手書き風デザインも、全部iPadとアップルペンシルのペアでやっていたのにです…

本当につらい。モチベーション-328%です。noteも、中途半端な下書きばっかり貯めてます。

今日は挿絵は無しです。描けないので。iPad以前はどうしていたのだろうというくらい私のお絵かきツールはprocreateに依存していました。5月に買って以来、楽しくてしょうがなくて、

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【ミナゴ◇シンドローム(14)】

徹底した正義の執行はときに狂気だ。彼らは極端に走りすぎている。

 端的に、やりすぎだ。

 しかし、じぶんの命を賭してまでカンザキたちを護る義理はないように思う。いや、すくなくともいまはまだこちらは町の住人だ。植木場家の人々もこちらに対しては敵がいできないはずだ。

「わかりました。ですがせめて最期に別れの言葉を交わさせてください」

「よかろう」

 カンザキのもとに歩み寄る。肩に触れ、ゆさぶ

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【ミナゴ◇シンドローム(13)】

***ノボル***

 霧星蛇イコンを翻弄し、死神ことカンザキ兄を物ともせず、死の気配さえ消し去るような静けさで、その女は現れた。

「ラミ姉……?」

 ノボルには彼女がじぶんのじつの姉にしか見えなかった。というよりも姉以外の何ものでもない。

「え、なにやってんだよ」

 こちらがまだ幼いころに旅に出たというのは知っている。なんとなしに、旅立ちの日、姉がいなくなると知り、いやだいやだ、と駄々を

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【ミナゴ◇シンドローム(12)】

※※※私※※※

 女と男と私と血肉。

 ぶつ切りの、ぐちゃぐちゃの、中身のこぼれた、血肉の大地に。

 女と男と私と血肉。

「ぬしはどこまで、わっちに背けば気が済むのかや」

 女が男へ向けて話しかけている。

「案ずるな」と男は言った。「それも、今日で終わる」

「わっちの部下らを消した罪。よもや、ぬし一個の犠牲で済むなどと思いあがってはおるまいな」

「勝手にしろ」

 辺りに、ぽおっ、

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【ミナゴ◇シンドローム(11)】

※※※オレ※※※

 ノボルのやつが風に襲われて。

 オレはやつらを許せなくって。

 どうしていいか分からなくって、オレは考えることを止めかけた。

 そのとき――。

 ――ボトり。

 と、

 視界に何かが落ちてきた。

 ちいさな塊だ。

 太い枝のようなもの。

 人間の腕だ。

「ケイッ!」

 あの女の叫び声がする。

「無茶するな! そやつはわっちがやる! ぬしは手を出すな!」

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大事なアクセサリーをなくした話

大事にしていたアクセサリーを無くしてしまいました。

どこで無くしてしまったのかわからないんです。

会社なのか、社外なのか、車の中なのか、営業先なのか。

気づいたらなくなっていました。

本当に落ち込んでます。ないとわかった時の冷や汗とこの世の絶望が忘れられません。

今も思い出しただけで、本当に悲しくなります。

それほど大事にしていたアクセサリーを何で会社につけていったのかと思う方もいるか

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【ミナゴ◇シンドローム(10)】

※※※オレ※※※

 まったくもって謎なのだが、なにゆえオレはにゃんにゃんの大群に追われているの?

 にゃんにゃんは嫌じゃない。ケモノのなかでは断トツで好きだと言えるが、しかし津波と見紛うほどの大群と化して押し寄せてこられては、たとえそれが絶世の美少女であっても、世界一かわいい赤ちゃんだとしても、圧倒的恐怖を禁じ得ない。

 オレは逃げた。

 野を越え、山を越え、三枚のお札を鬼婆へ投げつける小

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【ミナゴ◇シンドローム(9)】

※※※

 彼女の名は、木漠(きばく)ザイ、と言うらしい。聞いても思いだせなかった。かるい罪悪感を誤魔化すつもりも兼ねてオレは質問した。「あのレストラン、なんなんだ?」

 ザイちゃんはそこで腕を組んでやや逡巡した。それからまぁいっか、と自分を納得させるように頷き、

「あそこはね」と語りだす。「霧星蛇イコンってひとの店なんだよね。あたしは、まあ、カッコつけて言っちゃうと、スパイみたいな感じかな」

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