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不安に打ち勝つ方法は?

こんにちは、心理カウンセラーふわりです。

「気持ちが落ち着かない」
「どきどきして胸が苦しい」

こんな症状ありませんか?

なんでこんな気持ちになってしまうのか、、原因が分かっていれば大して問題はないのです。

不安という感情

不安は、精神医学的には”対象のない恐れの感情”と定義されています。似たような言葉に”恐怖”がありますが、こちらは”対象がある場合”に用います(区別しない場合もあります)。

この不安感は”自分自身を守るための防御反応”として人間に予め備わっている機能なので決して悪い感情ではないのです。

寧ろ、この”防御反応”がなかったら、”自分自身を守ることができません。”

生まれたての赤ちゃんだって「怖い」と感じたら”泣くことで周りに助けを求めます”よね。

それは、この”怖い”と感じたときのセンサーである”防御反応”がしっかりと機能しているからなのです。

でも、大人になったら”潜在意識”をあたまで抑制するようになってしまうため、赤ちゃんのように泣きじゃくることはなくなります。

そして、周りに助けを求めづらくなってしまうのです。

あたまとこころの仕組みについては以下の記事で説明しています↓↓


不安が起こるメカニズムと役割


不安は人間に”防御反応”に加えて一時的にものすごい”集中力”を発揮する欠かせない感情なのです。

なので、不安感を無理になくそうと思っているのであれば、それは”無理”です。

不安感が高まると集中力を発揮するのは、過度な緊張から”予防に備える”からです。不安という感情をなくしてしまったら、戦闘態勢に入るときに自分の身を守ることが出来なくなってしまいます。

不安は脳科学的にいうと”ノルアドレナリン”の分泌によって引き起こされます。
ノルアドレナリンは、「闘争か、逃走か」の物質と言われます。

例えば、刃物を持った人が襲ってきたら、すべきことは、「闘う」か「逃げる」か、どちらかしかありません。

ぼーっと突っ立っていると、殺されるだけです。

「戦うか、逃げるか。」

ノルアドレナリンが分泌されると脳が研ぎ澄まされ、集中力が高まり、どうすればいいのか一瞬で判断できるようになります。

そして、ノルアドレナリンとともにアドレナリンも分泌され、心拍数が上がり、全身に血液が行き渡り、いてもたってもいられない状態になります

全力で走って逃げるか、果敢に闘って打ち負かすか。ノルアドレナリンが引き起こす「不安」や「恐怖」が、ピンチを脱するエネルギーとなるのです。

つまり、ピンチのときに「さっさと行動しろ!」とあなたを猛烈にせかす物質が、ノルアドレナリンです。

不安感が強い人=集中力が高い 

とは、表裏一体なのですね。

不安障害症状について

一時的に不安感に襲われるときは、ものすごい集中力をもたらしますが、この不安感が慢性的に続く、もしくは不安感に襲われるような出来事がないのに「落ち着かない」「どきどきして心細い」などの症状があらわれるようであれば、”病的な不安”である可能性が考えられます。

”病的な不安”は”正常な不安”と違って、理由がないのに生じる、あってもそれと不釣り合いに強い、原因がなくなってもいつまでも続く、などの特徴があります。

”正常な不安”が危険に備え、問題解決へ向かって行動を起こす原動力になるといった、人間にとって必要な側面をもっているのに対し、”病的な不安”は何らかの精神的・身体的な疾患の徴候である可能性があります。

不安は身体症状を伴っていて、「どきどきする」(動悸)というのもそのひとつですが、ほかにも「胸がしめつけられる」「息が苦しい」「冷汗が出る」「体が震える」「ふらふらする(めまい感)」「手足のしびれ」「脱力感」「頻尿」「のどが渇く」「眠れない」「頭痛」など、さまざまな症状が現れます。

これらは主として自律神経、特に交感神経の働きによるものです。感情と、交感神経、副交感神経などの自律神経の働きは、脳の中で密接に関連しているからです。

不安に打ち勝つには行動あるのみ!

「行動する」というと、少々、ハードルが高く感じられてしまいます。

たとえば、早起きできない人へいきなり「早起きしましょう」と言うと、「無理です」と秒殺されます。

しかし、「今より15 分だけ早起きしませんか?」と、提案すると、「できるかも」と思えますよね。

できない行動を細かく紐解き、いまの状況からできそうなことを考えてみましょう。

人間の悩みのほとんどは、以下のように外にある出来事です。

  • 対人関係

  • コミュニケーションの悩み

  • 社会生活の悩み

つまり、他者に対する悩みを家にこもって悩んでも、解決することは不可能です。

人間の悩みは、”行動しながら、解決していくもの。”

だから、まずは、動くこと、行動することとして、以下3 つを実行するようにしましょう。

(1)話す
”カウンセリング”というのも「話す」ことです。カラオケでストレス発散したりと大声で叫べば、スカッとしてストレス解消になります。友達とのおしゃべりでも、ストレス発散できます。雑談によって人間関係を深めることができます。

(2)書く
”書く”というのは、さらに強烈なアウトプットです。自分の悩みを書き出すだけで、ストレスが吐き出されます。また頭の中が整理され、悩みが明確化します。毎日、日記をつけることで、自己洞察力が鍛えられます。
書くことで脳内が整理され、自己洞察が深まり、間違った考え方や不適切な感情に気づき、修正する手がかりを得ます。

(3)体を動かす
もし、どうしても強い不安があるのなら、今すぐ外に出て、100 メートルを全力疾走してください。かなりスッキリするはずです。
不安というのは、「何かをしなさい!」というエネルギーなので、全力で何かに取り組めば軽減、解消するのです。その最も良い例が、「運動」です。セロトニンが活性化することにより、ノルアドレナリンを正常化したり、脳内を鎮静し、リラックスさせ、ネガティブな感情を消し去ってくれます。

以上、不安があるならば、まず「行動」することです!
カウンセリングもそのひとつですね♪

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