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短歌『全部嘘、とだけ囁き翻るカーテンときみ夏の幽霊』
全部嘘、というのは告白した後の言葉に思えるかもしれませんし、それでいいのですが、最初にイメージしたのは違っていて。
生きること、あなたとの間にあった嫌な行動や発言、地球が公転していること、全て嘘だと言ってくれということです。そうなら良いのにね。
二句めは、歌会で題詠がUFOで、それに提出するために詠んだものです。
わからない何言ってるのってね、簡単に言ってね、それは言われた側でないからそんなこと
短歌『創世記 かもめの涙 雲になり 卵となりて わたしうまれた』
二句とも空をテーマにして詠みました。
なんと言うかこう…空をテーマにしてこれ作るのはなかなか……
キラキラしたものが詠めない自分のこと、今だけ肯定しています。