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何度も読み返したい素敵な文章の数々 vol.2

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2017年12月の記事一覧

インタビューnoteをやってみるという話

いろいろあってインタビューをやってみるという話になりました。

インタビューって割と独特のコミュニケーションだと思うんですね。
聞き手(Interviewer)と受け手(Interviewee)の関係が固定化されていて、基本的に入れ替わらない。どんなことを聞くか、が聞き手に委ねられているので受け手はアンコントローラブル。成果物は聞き手のためというよりもオーディエンスに供するために作られる。この点で

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デザインとアートの違い考

デザインとアートの違い考

散髪屋で美容師に職業をきかれると、いつも戸惑う。何と答えればいいのだろうか。「デザイナー」と言うと、服飾とかポスターとかのデザインをしていると思われそうだ。でも UI デザイナーと言っても、よく分からないだろう。

デザイナーという言葉のもつ、芸術っぽさは何だろうな。私は普通の髪型にしてもらいたいので、芸術っぽいイメージを美容師にもってもらいたくない。

...とか何とか逡巡して、結局適当に OL

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書くことは、思い出からの卒業。卒業して初めて居場所を持てるんだ。

書くことは、思い出からの卒業。卒業して初めて居場所を持てるんだ。

別に旅人じゃないのにどうしてこんなに、いつも地面から2センチぐらい浮いてしまっているのか。風のようねと言われることが多かった1年、自分のことを考えるのは苦手だけど、大晦日だしもう一度この一年に会いに行こうと思う。

想像できてしまう未来に、私は立っていられない。

ただ、そんなことをずっと思っていた。いろんな人の人生に少しずつ足を踏み入れるのが好き。話を聞いたり、その人の人生を知ったり、話したり、

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パブリックをどう動かすか|馬場正尊×藤村龍至|【イベントログ】

パブリックをどう動かすか|馬場正尊×藤村龍至|【イベントログ】

書籍『PUBLIC DESIGN』やウェブサイト「公共R不動産」で新しい公共空間の扉を開こうとする馬場正尊。埼玉県鶴ヶ島市、川越市、大宮地区で公共施設マネジメントに取り組む藤村龍至。まったく異なる方法論で「パブリック」に対峙する2人が語る、硬直したパブリックの動かし方、人口減少時代の建築家の役割とは。(2015. 4. 21 東京・co-lab西麻布にて)

馬場正尊(写真右)
Open A 代表

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