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折に触れて

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その時々の出来事は、ちょっとしたドラマのような時がありますよね。そんなこんなを書いてみました。
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柳に雪折れなし

柳に雪折れなし

昔 こんな諺があったっけ?!

「やわらかい柳の木の枝は 積った大雪にも枝は折れない」

柳の木は一般の木と違い

枝はしなやかに下へ下へと伸びるので、垂れ下がっていく

若葉に芽吹いたしなやかな枝が そよと吹く春風にも揺れる様子は

まさに 京都の町に似合っていた

特に 鴨川沿いに植えられていた「しだれ柳」は 風情があった

万葉集にも「我が門の一つの末(うれ)にうぐひす鳴きつ」と詠まれ

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竹の子梅雨の悩み

竹の子梅雨の悩み

我が家の猫ラックスの様子が おかしい!

そのことに気付いたのは 3か月ほど前

いや、ずっとその前からおかしい鳴き方をしていた

私は それを「おっさん泣き!」と綴った

「ミュー」と書かれた我が家の猫は

実を言うと「ラックス」なのだ

犬のような名前だったので「ミュー」として書いて来た

「おっさん泣き」が始まってから もうかれこれ1年が経つ

最近、ぼんやり座っているかと思えば

どこの目

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注文間違いも又うふふ

注文間違いも又うふふ

「生活協同組合」つまり「生協」に入って40年

最近、よく「注文間違い」をするようになった

「ドリップコーヒー」を買ったつもりが

800gの「粉コーヒー」だったり

「鶏ごぼうご飯」が美味しそうだったので

注文「1」をつけたら

「2合炊きのエキスの入った袋」が「3袋」もついてきた

さあ、困った!

私は炊飯ジャーを 棚にしまって

「小盛ごはん」をチンして食べている

お米も買ってないの

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よくよく考えたら あれは詐欺?

よくよく考えたら あれは詐欺?

もう20年近く前のこと

夫が「癌」で入院中だった

突然「日赤の者ですが…」と 男性の声

私は「?」と 思ったけど

男性は 落ち着いた声で言葉を続けた

「寄付をしていただけませんか?」

そういえば、近年 日赤への寄付が 滞っていた

しかし、私は その当時の気持ちを伝えていた

「以前は 寄付してましたけど、主人が癌の闘病中で お金がどんどん出ていきます。余裕のある時は寄付できますが、こ

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H ZETTRIOのジャズを聴いて

H ZETTRIOのジャズを聴いて

今日 NHKの「あさいち」で「H ZETTRIO」のジャズをはじめて聴いた

ピアノ、ベース、ドラムの3人それぞれの目元はアイマスクのような黒色に

鼻には色を変えた各々赤、青、白の色が三角に塗られていた

人は たったそれだけで、ピエロになれる

テーマは季節に合わせた「今日の日はさようなら」がジャズになる

ジャズとピアニストを見ていると

ピアニストは まさにピアノを征服したように

我がも

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時を持て余す日

時を持て余す日

人間の寿命は 長くなり

トイレットペーパーは 益々 短くなる

花は 今 咲き始めたばかりなのに

気まぐれな砂嵐にかき消され

盛んなウグイスの美しい声は

灰色の大気に飲み込まれた

時は長く 又 短くもあり

気候の喜怒哀楽は 春の持ち味になったのか…?

ガラスの器の中で咲き誇っている

首が折れた真っ赤なカーネーション

読まれなくなった新聞は

只 生ごみの袋を 包み込み

その役目

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丁寧に生きて行こう

丁寧に生きて行こう

今日は朝から久しぶりのお天気

やっぱり お天気がいいと気持ちが前向きになる

長い間の冷え切った空気を 温かな空気にするために

私は久しぶりに窓を開けた

新鮮な空気と共に 杉と桧の花粉も取り込むことになるだろうけれど

この陽ざしを取り込むことの方が 余程幸せになれる

猫も陽ざしを見つけて横たわり日向ぼっこする

遠くでフルートの音が聞こえ

誰もがやる気になれる太陽の輝く日

ひとり暮ら

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ウソは身を滅ぼす始めの第1歩

ウソは身を滅ぼす始めの第1歩

今 時の大ニュース「大谷選手とその通訳水原氏」が 注目されている。

「ドジャーズ入団」し、めでたくも結婚した大谷選手に ふりかかった災難

あれだけ親友と思わせておいての裏切りは 

純粋に野球を求めて来た大谷選手への「最大の裏切り」だ。

只、英語を話せるだけで 人はこんなにも重宝されるのか!

見せかけの人間性?

水原氏は 嘘をつくクセがあったようで

その結果、大谷選手との友情も壊し

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菜種梅雨の憂鬱

菜種梅雨の憂鬱

3月に入って もう最終の週

あっと言う間に 春一番に散った梅の花

気温差の激しい春と春一番が連れてくる雪

穏やかな春は もう来ないのか?

世界のあちらこちらで 火の手があがる

日本国内の政治家は政治屋になり下がり

子供までもが本来の素直な子供でなくなりつつあるような・・

誠実な正直者は いなくなった?

巷では こんなに人の関係が温かなのに・・

この世は崩れる寸前の様子

気候変動

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「チュクン!」と 一声元気ですか?

「チュクン!」と 一声元気ですか?

太陽の光が柔らかくあたたかになって

蕾が一挙にふくらんで開いた梅の花

そりゃあ、そうだよね!

「春分の日」が もう数日でやって来る

かわいいなあ 紅い梅

さっき 「チュクン!」と 一声鳴いたのが聴こえたけど

まさか あなた?

ありがとう💕

今年も来てくれたのね!

可愛い声で一声鳴いて

「母さん、春ですよ!」って 知らせてくれる・・

母さんの気持ちは 晴れました

そうそう、

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「笠置シズ子の買い物ブギ」

「笠置シズ子の買い物ブギ」

子供のころ、ラジオから流れる 聞いたこともない歌声と曲

それが何だったのか?

子供心に 妙にどぎつく驚きの「こころの目」を見張はったことを思いだす

唱歌のような静かな曲や可愛い声の童謡しか耳にしていなかっただけに

この歌声と曲は 子供のこころに突き刺さった

「早口言葉で出て来る買い物したい数々の魚や野菜」

「おっさん、おっさん!」と、呼びかける声は 溢れんばかりの臨場感だ!

私にとっ

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「ボブの愛すべき記念に」byジェームスボーエンを見て

「ボブの愛すべき記念に」byジェームスボーエンを見て

 曇天の午後、何をすることもなく私はテレビをつけてみた。
チャンネルはBSになっていて、画面に突然茶色のトラ猫が出てきた。
映画のようだ。私は猫の映画だったら見てみよう!と 腰を落ち着けた。
すると昼寝から目覚めたのか 炬燵から猫のラックスが出て来て、私の抱擁をおねだりしてきたので、ラックスと一緒にテレビを見ることにした。

映画は途中からだったけれど、大体こんな内容のようだった。
「クリスマスの

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時代が変わったとしてもbyウクモリヒロオを読んで

時代が変わったとしてもbyウクモリヒロオを読んで

この先 AIがますます進み、人と代わる時代が来ることを
うすうす感じている人は多いのではないか?と思いつつ
ウクモリ ヒロオさんの記事を読んで 書かずにはいられなくなりました。

 この時代 AIの進歩が 物凄い速さで進んでいるのを 感じながら
この先「人とAIの関係」が心配になってきます。
減少する「人」の補いとして「進歩させるAI」は 益々盛んになりました。

 人の頭脳は「AIを作り出せる優

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最近おもうこと

最近おもうこと

日常の雑事が出来ることは 幸いである

24時間という長さは 年齢によって

長くなったり短くなったり

何もすることがない時は

いや、あるにはあるけれど

やる気が出ない時は

「時間を持て余す」ということが 

こういうことなのか?と実感する

若い頃、忙しさに日がくれるのが 早かった

今は やる気がおこらず

何にもすることが 無くなって

こんなに時間が 長いのか・・・!?

と 困惑

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