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あの有名裁判官も被害者だった…。世界犯罪史上初の一般市民への化学兵器使用殺人事件に迫る。
今年の3月20日で、「地下鉄サリン事件」から28年が経った。
この東京で発生した、他に類を見ない大事件が注目され、世界犯罪史上初の化学兵器を使用した一般市民への無差別殺人事件が風化しつつある。
―――それは、今日で発生から29年目の『松本サリン事件』だ。
『松本サリン事件』は、『地下鉄サリン事件』の前年である1996年6月27日午後10時30分頃~40分頃にかけて、『オウム真理教』によって長
”事件現場のその後” 『女子高生コンクリート詰め殺人事件』 冒頭陳述書を片手に見えたものとは ー後編ー
<※下記を御拝読頂くにあたり、現場に赴いたのは一研究として行ったものであり、単なる怖いモノ見たさの野次馬的な動機ではないことを御了承下さい。>
前編では、検察官の冒頭陳述書にドラム缶の遺棄現場として特定された『若洲15号地』の痕跡を探した。<前編>
後編では、被害者の遺体がドラム缶の中に入れてコンクリート詰めにしてた後に、上記のドラム缶を遺棄した現場の今を記す。
・ついに現場へ向かった
”事件現場のその後” 『女子高生コンクリート詰め殺人事件』 冒頭陳述書を片手に見えたものとは ー前編ー
<※下記を読んで頂くにあたり、現場に赴いたのは一研究として行ったものであり、単なる怖いモノ見たさの野次馬的な動機ではないことを御了承下さい。>
私は、以前から国内で発生した重大事件を研究している。
ひと際、人間の犯行とは到底考えられない”異常性”に満ちた、とある事件に関心を抱いた。
その事件は、昭和が終わる寸前の1988年11月から1989年1月にかけて発生した『女子高生コンクリート詰め
Uber配達員の”危険の現実化”。異例の罪名に対する判断とは。
東京地裁 -刑事事件-
(初公判)
2022年1月26日(水曜)13:30~15:30 718号法廷
罪名:業務上過失致死
被告:A (保釈中)
<15:35~ 検察官、論告・求刑>
検察官- 本件は、被告人が有償の食品配達業を営む中に発生した事案であるところ、そもそも公道上で反復継続する者は、事故への類型が高い上、収益を得ているか、業務にあたる。(業務上過失致死の、「業務」に対する評
Uber配達員の”危険の現実化”。冒頭手続、詳報。
東京地裁 -刑事事件-
(初公判)
2022年1月26日(水曜)13:30~15:30 718号法廷
罪名:業務上過失致死
被告:A (保釈中)
<公訴事実>
被告人は、自転車による有償の食品配達業を営んでいる者であるが、令和3年4月17日午後7:05頃、配達中に業務として自転車を運転し、東京都板橋区内の道路上において、時速20km~25kmで進行中、自車には前照灯の装備がない上に