山と田んぼの暮らし

長年勤めていた仕事を辞め、宮崎県北部の山に囲まれた小さな集落に移住し、山仕事とお米を作…

山と田んぼの暮らし

長年勤めていた仕事を辞め、宮崎県北部の山に囲まれた小さな集落に移住し、山仕事とお米を作って暮らしています。慣れない仕事に日々苦戦していますが、充実した日々を楽しんでいます。

マガジン

最近の記事

また振り出しに戻った

今日は晴れて、日中は暑さを感じましたが、夜になると気温が下がってきました。 昨日は記事を書いている間に日付が変わり、また連続投稿が振り出しに戻ってしまいました。 連続投稿で色々とメッセージが出ると、続けていかないといけない気分になり、自由に書くつもりのブログが義務になりつつあります。 日付が変わるまでに何か書かなければいけない、という気分で書くのでは学校の宿題のようなもので、書いていることに面白さを感じなくなってしまいます。 ここ最近そんな感じになってきているので、もう少し

    • 農地を得ること

      今日は朝のうちは雨で、昼前から晴れてきました。 雨の後では今のところ畑も田んぼも作業ができないので、役場などの用事を済ませる事にしました。 私は現在、田んぼや畑は借地で行っていて、自分の田畑は持っていません。 いずれは自分の田畑を持ちたいと考えていますが、一般的な土地の売買と同じようにはいきません。 農業を行うためには田んぼや畑という土地が必要ですが、農地法という法律があって、農家でない者が住宅のように簡単に田畑を買うことができません。 農地を買うためには農業従事者になる必

      • 種籾を選ぶ

        今日も良い天気で、暑さを感じる1日でした。 黄砂がやってくるということで、花粉症が気になるところでしたが、こちらではそれほど影響は受けませんでした。 そういえば今年は、目の痒さやくしゃみ、鼻水にあまり悩まされずに花粉症の季節が過ぎていきました。 今日は畑の作業をする予定でいたのですが、苗代も準備できたので種籾の選別をする事にしました。 予定では午前中に選別作業を終わらせ、午後からはおこしていない田んぼを仕上げるつもりでした。 種籾の選別は塩水選という方法で、塩水を作ってそ

        • 苗代作り

          今日は雨も上がり、天気も良くなる予報だったので、田んぼの作業をする事にしました。 雨の後なので土に水が多く含み、土が重くなってしまっているので、畑の畝作りよりも田んぼの苗代準備の方が条件が良いと判断した感じです。 水路からの水の取り入れ口が草で覆われ、どうなっているか分からないのでまず草を刈り、鍬で草を根こそぎ剥ぎ取って水口を作りました。 あぜの草もきれいに刈り、代かきができるように水を溜め、午前中の作業はとりあえず終了です。 午後からはトラクターを出し、水もある程度溜まっ

        マガジン

        • 田んぼのこと
          17本
        • 山のこと
          4本
        • 生き物について
          8本

        記事

          試食は大切

          今日は朝から雨で、田畑の作業はお休みです。 ゴールデンウィークに道の駅のイベントがあり、出店する事にしたのでその準備をする事にしました。 出品するものがお米なので、玄米を精米機にかけ、無洗米機で無洗米処理をし、計量しながら袋に入れていくという作業です。 結構時間がかかる作業で、終わったら夕方になっていました。 前回、町のイベントで感じたのが、食べ物を買ってもらうにはとにかく一口でも食べてもらうことが大切だということです。 いくら口で「美味しいですよ」と伝えても、食べたことの

          行事への参加

          今日は4月らしい寒さの朝で、天気の良い1日でした。 今日は集落の総会で、集落の住人が集合する大きなイベントがありました。 明治の終わり頃から続いている行事で、集落の運営に関する報告や予算決めなどを行う大事な会です。 今時集落の住人の全てが参加するような行事を、いまだに行っているところはほとんど無いかと思います。 現在の人口が200人を少し超えるほどで、そのうち80名ほどが参加しました。 総会の参加者と委任状の提出で、過半数を超えれば議会が成立するという決まりの中、1家族から1

          用水路掃除

          今日は昼前までは曇りがちでしたが、午後からはよく晴れた日でした。 朝の7時から用水路掃除があり、現場に行くともう掃除が始まっていました。 中には朝の5時から入っている人もいて、今日はいつもより早く作業が終わりました。 水路に水が流れ始めると、一気に田んぼの準備をしなければいけない気持ちが出てきます。 用水路の掃除が早めに終わったので、田んぼをとりあえず耕しておこうと修理されて返ってきたトラクターを出し、試運転も兼ねて田んぼに入りました。 チェーンが切れて動かなくなったロータ

          のんびりした時間

          今日は良い天気、というほどではありませんでしたが、雨が降らなかったので作業ができました。 午前中は肩のリハビリで街まで出かけ、昼から残っていたジャガイモを植え付ける作業をしました。 畑は集落のはずれにあるので、人が立ち寄ることはあまりないのですが、今まで荒れていた田んぼを開墾したので、作業をしていると人が訪ねに来てくれます。 人が来ると作業を止めることになるのですが、のんびりと畑の中で人と話をしていると、何となく気持ちの良いものです。 畑のそばにミツバチの巣箱を仕掛け様子を見

          待つことも大事

          今日は1日雨で、農作業はできずに買い物や室内作業をしていました。 室内作業は籾がらくん炭を小袋に分ける作業で、これがなかなか埃っぽく、防塵マスクをしないと鼻の中が真っ黒になってしまいます。 おそらくマスクをしないと、肺の中まで大量のほこりが入っていると思います。 籾がらくん炭についてですが、今のシーズンは、家庭菜園などの準備をされる方が多く、籾がらくん炭がよく売れます。 今年はよく売れているようで、昨年の同じ時期よりも売り上げがずいぶん伸びています。 今日もくん炭を棚に置い

          計画通りには作業は進みません

          今日も天気の良い1日で、作業も朝から夕方まで行うことができました。 今日の作業は昨日の続きで、まずは畝の上をもみ殻で覆っていきます。 厚く敷いていくので結構籾がらが必要になりますが、籾がらは長年積み上げてきたものがたっぷりあるので、もみ殻の山を崩して軽トラにたっぷり積み込んでいきました。 現場に着いてから籾がらを一輪車に積み、畑まで持っていくのですが、なかなか重労働です。 籾がらは長年積まれ野ざらしになっていたため、たっぷりと水を吸収しなかなかな重さになっています。 これを

          計画通りには作業は進みません

          水はけをよくする作業

          今日は久しぶりにお日さんを見た日でした。 もう桜は散ってしまい、新緑がキラキラしています。 天気が良いので畑の作業に取り掛かります。 今日は畝作り、先日畝立て機で畝を作りましたが、結局深い溝をほって高い畝を作らないと、雨の日に水が滞って水溜りを作ってしまうようです。 ところどころ水が溜まっていた場所が見つかり、スコップで溝を掘る作業をします。 なかなかの肉体労働で、掘った土を畝の上に被せていきます。 一つの畝ができれば、レーキで表面を均して枯れ草を乗っけていきます。 今日

          水はけをよくする作業

          野菜の種

          今日は1日雨で、野菜の種などを買いに街まで出かけ、午後は精米所の片付けをしました。 ショウガを植えたくて種ショウガを求めて出かけたのですが、何種類かのショウガが店頭に並んでいたのでつい3種類購入しました。 それぞれに味や風味が違うとなると、どうしても試したくなります。 小さい畑なので趣味的な栽培になりがちですが、自分が楽しめる方向にもっていかないと面白みが減るので、いつもこうなります。 米作りもそんな感じで、今年も何種類も植える計画でいます。 ただ、家庭菜園規模で趣味の世界

          ハチも忙しそうです

          今日は雨は降りませんでしたが、1日曇り空でした。 湿気も多く、草むらに足を突っ込むと吸血鬼が引っ付いてきます。 引っ付いてきた奴らをアルコールで退治していきますが、まだ奴らにとって気温が低いのか、そこまで活動的ではなく数も少ないです。 今日は巣を作っているハチをいくつか見かけました。 家の縁側の下の地面近くで、ブンブン音を立てて飛び回っている奴がいて気になり、よく観察してみると地面でじっとしているハチと翔び回るハチがいます。 翔び回るハチは、じっとしている奴よりも少し小さ

          ハチも忙しそうです

          町内のイベントがありました

          今日は1日雨で、気温の上がらない1日でした。 朝の玄関には、夜にやってきた大きなガが、寝ぼけてそのままとまっていました。 夏の暑い時期に見るガだと思っていましたが、こんな時期にもう活動しているとは思っていませんでした。 夏だったら結構敏感に逃げるのですが、気温が低いからか夕方まで同じ場所でじっとしていました。 今日はあいにくの天気でしたが、計画されていた町内のイベントがあり、私もお米や玄米ごはんなどを出品しました。 すぐそばでひな壇やさげ飾りが展示され、見学に来られる方も多

          町内のイベントがありました

          農業をする理由

          今日も1日雨が降ったり止んだりの天気で、リハビリを受けに病院へ行ったり、明日のイベントの準備をしたりで1日が終わった感じでした。 せっかく晴れた日が続いても機械が故障し、修理が終わる頃は雨が降り続くといった感じで、自然相手の農業はなかなか計画通りにはいかないものです。 野菜工場なら天候に左右されず、水耕栽培で肥料の管理も機械が行い、建物の中なので病害虫の被害も抑えられ、計画的に安定した収穫ができます。 一方、路地で栽培する農業は、自分で管理できないことがたくさんありますが、

          変化していく

          今日は雨は一旦止んで、曇り空の1日でした。 庭先に咲いていた白い花は、少しずつ色を変えて今は緑色になり、真ん中には種ができつつあります。 花は終わると、花びらが枯れて実だけが残るイメージですが、この花の花びらは葉っぱのような色になり、元の花を知らなければ今咲いた花だと思ってしまいそうです。 一昨日活躍した借りていた農業機械ですが、こんな管理機です。 今まで紹介してきた耕運機はゴツゴツした感じで、エンジンをかけるのも一苦労ですが、今ではこんな形に進化していて、エンジンも軽く