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コーディネーターのチカラ

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人と人をつないで15年 地域×大学生プロジェクトの組み方 ボランティアの組み立て方 フォローの仕方など 新しい企画を、現地の人と若者が作っていくサポート方法をまとめていきます。
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#コーディネーター

地域の災害対応力を高めるために

地域の災害対応力を高めるために

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。佐賀県大町町(おおまちちょう)に行ってきました。冒頭の写真は、日本レスキュー協会さんの新拠点での1枚です。救助犬の訓練施設をつくられて、そこを会場にお借りしての研修でした。

会場となった佐賀県大町町、隣の武雄市はここ数年大雨被害にあわれています。そこに支援のための機関をつくるということで施設が創られました。今後、ドッグランやキャンプ場など一般の方も使えるような

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コネクターという仕事

コネクターという仕事

鳥取県でNPOを経営するゲンヨウです。「大学生×地域」とか「中小企業×大学生」とか最近だと複業人材のコーディネートなんかもやっています。

毎週、木曜と土曜の朝にオンラインの勉強会(木曜日は朝の情報交換会に近いかも)をやっているのですが、その話の中で出てきたのが「コネクター」という仕事について話が出ました。イノベーションを生むために、つなぎ手となる人のようです。

僕らがやっている仕事も”コネクタ

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農村×大学生(ローカルプロジェクトスクール)

農村×大学生(ローカルプロジェクトスクール)

鳥取県で大学生×地域のプロジェクト支援を行っているゲンヨウです。弊社の取組として”ローカルプロジェクトスクール”という農村地域×大学生の企画を一緒に考えて実装していこうという動きを始めました。オンラインで大学生が10名(うち3名が今回の企画振興も手伝ってくれる学生)でスタートしました。

1.ゼロからの企画・実施をショートカットする大学生の時間は有限で、地域で何かやりたくても(1)やりたいと思うテ

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スキルアップとマインドセット

スキルアップとマインドセット

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。業界のオンラインメンター制度を運用して半年が経過しました。その辺の気づきを今日はつらつらと書こうかなと。

1.四半期に1度のメンタリング制度一昨年の年度にゴールドマンサックスさん(以下GS)の協力で、私たちの業界の人材育成について向き合う機会をいただきました。若手コーディネーターにベテランコーディネーターが伴走し、仕事の進め方やキャリアなどを相談して、年に数度

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機会にはグラデーションがある

機会にはグラデーションがある

大学生×地域(企業・集落)のコーディネートを行っているゲンヨウです。大学生の相談を聞いていると、何か○○という経験をしたら自分がパワーアップすると勘違いしがちな場面に出合います。逆に△△は、自分にはハードルが高いみたいな話。○○や△△には、留学とかインターンシップとか学生団体などをあてはめてもらうとわかりやすいかと。

実は下記のイベントで、いろいろ大学生のチャレンジを聞いていて、一つのキーワード

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昭和、平成、令和の地域づくり研修スタイルとは

昭和、平成、令和の地域づくり研修スタイルとは

滋賀県の琵琶湖近くの研修所にて受講中のゲンヨウです。知人のNPO経営者から声をかけてもらって参加したら行政の方が多い研修でした。これはこれで面白い。僕はNPOでもどちらかというと、行政の中に机があって働いていた経験もあるので、役場の人の大変さも知っているほうですが、それでもより気づきがでてきます。

今回は地域づくりについて学ぶ研修を2泊3日でやります。施設がすごい。最上階の琵琶湖が見られるラウン

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しなやかなタスク管理[オンラインサロン2019年3月:講師(株)御祓川岡本さん]

タスク管理は苦手なタイプの玄洋です。同時並行で進んでいるものが多いのでは?とご指摘をうけましたが、社内では僕のポンコツ度合いがわかっているので、大事な時はアラートがつきます。苦手な仕事は回収されます。これが正しい社長対応ハックです。

チャレコミオンラインサロン定例会(業界のオンラインサロン)では、長期実践型インターンシップ業界のノウハウ共有を通じたコーディネーター育成を目的とした、地域を超えた学

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オンライン飲み会で全国とつながる夜

オンライン飲み会で全国とつながる夜

地域×若者のコーディネートをやっているゲンヨウです。昨夜は、オンラインサロンの企画「オンライン飲み会」に参加してきました。

地域で中小企業向けの長期実践型インターンシップなどのプログラムをコーディネートしている仲間の集まりでした。年度末ということもあるので、それほど人数は多くなかったですが、逆に限られたメンバーで深い話ができたかなと思います。ざっくりまとめると以下の3点

1.何気なく話し始めて

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チューニングの必要性

ギターは弾けません、ピアノを弾く力は6歳の息子にも抜かれましたゲンヨウです。地域×若者のコーディネートを事業としてやっています。昨日は、地域おこし協力隊の関係の相談に行ってました。

そこで感じたのはチューニングの大事さです。地域おこし協力隊という制度は総務省の制度なのですが、都市部から若者が地方にやってきて、地方の課題に挑戦する(ざっくり言うと)、そんな施策です。

国としては、施策に縛りをあま

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ボランチ的ポジション

ボランチ的ポジション

全国地域仕掛け人市という、地域系求人イベントを全国の仲間と取り組み始めて3年になります。おかげさまで、基本的には自主財源、ちょっと中央省庁の事業を絡めたりしたけど、昨年も自主財源で開催しました。参加者も単純に増やすだけでなく、絞って質を担保してみたりと、結構熱いイベントになってきたと思っています。
今年も開催準備を、web会議で進めながらやっています。正式発表は事務局からあるので、しばしお待ちを。

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