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(連載106)在米30年で、どのように英語の勉強する?:ロサンゼルス在住アーティストの回顧録:2019-20年

こんにちわ〜!

今回は、この異国のアメリカに30年も住んだ後に挑戦した「英語の語学力強化」のお話であります。

現在、英語を勉強中の方々の参考になるか?ならないか?
ぶっちゃけ、なんとも言えませんが〜。汗
ま、その程度のものであります。

ただ、これは、このNOTEを書くきっかけにもなった事なので、詳しくお話したいと思いました。


さて、時は2019年!

はじまり!はじまり〜〜!!

この時点に、戻りますと、
自分の英語の勉強に関して、この時までには、何をやってきたのか?

ずっと前に書いたので、こちらをご紹介しときます。


ま、つまり、このように、それまでも、大した事はやってないわけです。

日常の会話は夫がアメリカ人ですし、彼は日本語は全くダメなので、いつも英語でコミュ二ケイションをとっていました。
限られたボキャブラリーでも、通じればいいや〜という楽観者同士。
夫はまったく気にしないので、私もまったく気にしてない。

また、私自身、アメリカ人のグルーブ感、つまり言語化できない方のコミ二ケイション能力は、普通の人に比べたら高いのでは?と。
むしろ、言語化の能力よりこの方が得意かも? と自負しておりました。汗

その上、自分の作品などを作ってみんなに発表していると、とくに英語力が上達しなくても、

大道芸の猿回しのように (私は申年!)

周りに人が集まってきて、

(( ファンキ〜 モンキ〜 ルンナ〜!! )) 

と、モノ珍しさに一時的にですが、注目されて、餌ももらえる。笑

英語がへたくそでも、猿は猿として居直っており、誰からも特に批判されるわけでもなかった。(表面上は)




またそれに追い討ちをかけるように、
先ほどの連載32に書いたような、あの人類上の歴史に残る、、、

(((((( IT革命! ))))))


これ以降は、なんでもかんでも、日本語で検索できるようになり、
別に英語の語学力をそこまで追求しなくても、ほとんど不便は感じなくなった。

そうこうしてる間に、あっという間に時が経って、
もう在米30年以上が過ぎ、、、、


これって、いくらなんでも、ヤバいのでは? 
と思うようになった。 
私の場合、特に読解力のなさ。。。。。。とほほ。
毎日のニュースですら、英語で読むのは面倒くさい。

自分はアメリカに30年もいるのに、こんな最低な読解力のままでいいのか?

ちなみに、これを書いている2023年現在、グーグルの翻訳やチャットなんとかも、信じられない精度になっていますが、2019年では、まだそこまでではありませんでした。

ここいらで、いい加減、手を打たなくては、、、と、思うようになり(やっと)それで、英語の読解する力を向上させるために、本を何か一冊、読んでみようか。と、思ったのでした。

ただもともと、英語を読むのがきらい。


嫌いを通りこして、ビジュアル的に、アルファベットがダラダラ、挿絵もなく小さな文字がえんえん、続いていると、、、、

これらをパッとみた瞬間に、自分の眠気ホルモンが急上昇する
という高校時代の英語教師によって確立された回路が稼働する=
もう自分ではコントロールできないできないレベル、でありました。

ただ、じゃあ、自分がものすごーく興味がある事だったら、どうだろう?
知りたくて、知りたくて、たまらない事だったら、どうだろう?
暗号解読みたいなイメージで。

そしてその、文字情報で得た知識を夫に見せびらかしたらどうだろう?

と思ったんです。

それで、まず現代音楽の歴史の本を読む事にした。

もともと、歴史は好きで、音楽についても自分で音楽やってるわりには、20世紀の音楽家の事は、あまり知らなかったので、もっと詳しく知りたいなあ〜と、ダブルで知的好奇心をそそられる。

しかし、ただ、読んでも頭に残らないと意味がないので、
読んだ事を自分なりにまとめて、書いていけば、頭にもはいるし、知識も頭に残っていくだろうと思いました。

そして、どうせ書くなら、ブログにして、載せていけば、もっとやる気もでて、継続できるかなあ〜と。

それで始めたのが、アメブロでの音楽のブログ!!でした。

初回は、2019年、7月。この記念すべき日!!
この初日の、私の希望に溢れかえった、親といっしょに入学式の桜の門をくぐるような、少女のような気持ちで書いております。


なので、是非、皆様に、これを今、読んでいただきたいのです!!

これを読まれたら、また、ここに戻ってきてください。

そんなにお時間かかりません。今やってみたら、自分は2分37秒で読めました。

なので、皆様が読み終わるまで、ここで、じっと待っておりますので、よろしくお願いいたします。

では。どうぞ。

沈黙


沈黙


沈黙


沈黙


沈黙



は〜〜い。 そろそろかな〜〜??

お読みになりましたか?

有難うございます!!
ご協力に大変感謝致します!!!!


この本はアレックス・ロスという人の書いた
THE REST IS NOISE
という本で、20世紀の音楽と音楽家の話で、500ページもありました。

内容は、理論の話もありますが、作曲家のキャラ重視の記述が多く、私もその方が面白いので、理論はすっとばして、それぞれの音楽家たちが、「どう歴史に翻弄されて、どんなふうに作品を作っていたのか」に注目して、まとめていきました。

少しずつというのを、念頭に、1日、1ページが目標!!
そのくらいだったら、1時間くらいで終わります。
ほとんど毎日、読んでは書く、読んでは書く、と続けていきました。

続けられたのは、本当に面白い本からでした。20世紀の音楽に興味がある方には、超オススメいたします。あ、よろしければ、ブログの続きでも!
(あ、自分の宣伝になってる!汗)


そうこうして、気がつけば、いろいろ書き込んでしまうので、本はこんなにボッロボロ。。。。


閉じてるノリが剥がれてきた


ページもバラバラ。。。。。。。

そして、私は1年半かかりましたが、、、、、

この500ページを完読したのでした!!! わーい!!


英語の勉強をしている方の参考のため、私のようなものが、なぜ500ページも完読できたのか? この勝因を以下にまとめておきましょう。

1。インプット:自分が死ぬほど知りたい情報だった事。

ルンナの英語上達テクニック:その1

2。アウトプット:得た情報をブログに書く事で、頭の中で整理できた。

ルンナの英語上達テクニック:その2

3。これで得た知識を、夫に自慢しまくった事。

この本にはゴシップ的な事もふんだんに書いてあり、たとえば、「マーラーの奥さんてさ、未亡人になったあと、ドイツのバウハウスのグロピウスを再婚したんだよ〜〜。知ってた〜?」などと夫に言うと、たいてい「知らない」と言うので、その後は、夫が聞いていようがなかろうが、(たいていは、聞いてない)ぺらぺら、ぺらぺら、ず〜〜〜っとその経緯を喋りまくっていました。喋ったおかげで、その知識が完璧に自分のものになりました。

ルンナの英語上達+夫を利用するテクニック:最強の裏技



ともかく、この間、学んだ事は計り知れません!!!
英語の読解力が実際どのくらい上がったのかどうか、わかりませんが、最低でも字面が怖くなくなったし、そのページのわかるところだけが、パッと目にはいってくるようになった。これは自分には画期的な変化でありました!!


昔から亀よりうさぎが好きでした。
ノロノロより、スピード感のあるものが好きでした。
毎日、毎日(考えもなしに)同じ事をやってる人を見ると、イライラしていました。

しかし、これらの考えがすべて ぶっ飛びました!!!

地味な作業って凄い!!!


小さい事でも続けてると、大きく自分を変える。

その大きさは、インスタントで変わるのとは、訳が違います!!!

細胞レベルで変わるというか、素粒子レベルで入れ替わるというか、別人というか、成長したというような言葉とは、スケール感がちがう。。。。

いきなりサザエさんがウルトラの母になったみたいな。
(昭和ネタですみません。汗)

コツコツ、少しずつ継続してやる事の成果が、いつのまにか

山をも動かした!与謝野晶子のテクニック!!!


私はそれを、実装したのだった!!


そうして、これを完読した後に、ひとりで、悦にはいりつつ、思ったのであります。

ああ、、、20世紀の作曲家達よ!!
大きな戦争に左右された人生、そして、自分のやりたい事をどんどん追求していった!!
その素晴らしい軌跡の数々。。。。

じわ〜〜〜〜ん



私の中で、いろいろな現代音楽の作曲家たちの、それぞれが生きていた時代の解像度もあがり、つくづく人間の歴史って面白いなあ〜と。


それで、そうだ!

自分だって、歴史があったんだ。


そして、一応、私もミュージシャンの端くれ、、、
(端も端、どうでもいいような、エッジに立っておりますが)
一応音楽に関わってきたわけだし、ずっとアーティストとしての作品づくりもやってきた。。。。。

それを書いてみようか。。。。

と、、、、、


それがきっかけで、このNOTEを2年前から始めましたというわけです。軽くこちらにも書いていますが。



おかげさまで、まだまだ、自分は生きているので、この回顧録は続いています。
そして、今、これを読んでくださっている皆様!!

(今、パソコンに指をさしてます。)

あなた様!!!

あなた様!!!!!

そして、

あなた様にも!!!!!!!!!!!

とても感謝しております。涙

こうやって、続けられているのは、皆様のおかげです。

本当に有難うございます。そして、これからもよろしくお願い致します!!!!

どんな山でも動かせる!と、強く信じるルンナより。

L*

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