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クマとかサルとかのこと
私の田舎に動物園がある。平成以降に出来た施設だ。恐らくもう30年以上の歴史がある。私は昭和の末に東京に出て来てしまったから、よく知らないのだ。
帰省した時に、一度、友人に連れられて行ったことがあるが、サイがいたことくらいしか憶えていない。今は、ゾウやキリンもいるらしい。いや、ゾウやキリンは最初からいたのかもしれない。
去年の夏、その動物園に、野生のクマが侵入・出没したために、休園になったという
葬儀屋のホームページ
葬儀屋のホームページを二つ見た。
一つは、単なる看板みたいなサイトで、連絡先以外、具体的な中身がなにもなかった。社長の挨拶があるだけで、実際の葬儀では、どんな形式が選べて、それらがいくらくらいかかるのか、といった知りたいことが、まったくわからなかった。
もう一つのサイトは、詳細な情報にあふれていた。選択肢がいくつもあり、見積もりの方法が示してあり、具体的な金額が明示してあった。葬儀会場や火葬場
映画挫折日記 CGとアニメに違いがあるのだろうか?
ネットフリックスで色んな映画を摘まみ食いしている。最初は、終わりまで見るつもりで見始めるのだが、大抵、途中でやめてしまう。私はかなり飽きっぽいのだ。
先日は、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック』という映画を3本見た。どれも、アクションシーンがメインの映画だった。そもそも、映画館の大画面で見ないと意味のない映画かもしれない。だから、私は、出発から間違っているのかもしれない。
最初は、ほーう
読書日記 松村雄策・著『ハウリングの音が聴こえる』
松村雄策・著『ハウリングの音が聴こえる』河出書房新社を読んだ。この本は、松村雄策が「小説すばる」に連載していた文章を一冊にまとめたものだ。
途中、著者が脳梗塞になったために、4か月間の中断がある。連載は復活したのだが、すぐに終了してしまう。これは著者の健康状態が影響したというよりも、編集部の意向だ。「小説すばる」は、元々、著者と相性がいいとはいえない。
連載が終わった著者は、その後、だんだん体
読書日記 大下英治・著『ショーケン 天才と狂気』なんだかなあな雑な本
大下英治の『ショーケン 天才と狂気』が文庫になったので、つい買ってしまった。
結局、ショーケンは、無条件で受け入れて面白がってくれる年上に囲まれていた頃はよかったが、自分が年齢を重ねて、年上になっていくにつれ、居場所がなくなっていった、っていう人生だったように見える。と、私は思っている。
さて、大下英治の本だ。それにしても、ひどい本だった。
雑のひとことに尽きる。
この本は、徹底して他人の