記事一覧
少し落ち着いてきたので、久しぶりに何か書きたい。
「フェミニズム」と「SEXさせてあげる権」
僕のnoteで一番最初に書いたのが下の記事でした。
1年ちょっと経ちましたが、それを取り巻く状況はちーっとも変わらないので、区切りとして「フェミニズム」って何なのか自分なりに整理してみようと思います。
以下念のために原則「フェミニズム」と括弧つけで記載します。
概ね現在の特にSNS上で顕著なフェミニズムの潮流として捉えて言及します。
「フェミニズム」とは「SEXさせてあげる権」の価格吊り上げで
「2人のローマ教皇」感想
さて、少し間が空いたのですが折角見たので感想をつらつら
NETFLIXの作品をちゃんとNETFLIXで見たの初めてかな。
アイリッシュマンもローマもマリッジストーリーも映画館だったしな。
https://www.netflix.com/jp/title/80174451
ということで、「2人のローマ教皇」。
思ったより手堅い作りの佳作という印象。
上記で挙げた作品は割と映画という概念からはみ
「記憶にございません!」を視聴。
いつもの三谷作品らしくて、面白かったです。
特段大袈裟に記事にしないでも、と思ったので備忘。
…しっかし「ギャラクシー街道」は何だったんだろうな、あれ。
「ストーリー・オブ・マイライフ」感想
久しぶりの映画館。
また一つ日常が帰ってきた気がします。
ということで、今回は「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」
一言で言えば「本当に素敵な映画」。
「レディ・バード」も大好きな映画なんですが、グレタ・ガーウィグは本当に才能のある監督だと思う。
あと、何と言ってもシアーシャ・ローナン。
彼女の演技力というか雰囲気が本当に抜群。
一番好きな若手俳優かもしれない。さらに言えば、一番
「タクシー運転手~約束は海を越えて~」感想
自分の事情と映画館が長らくお休みだった関係で久しぶり。
今回は「タクシー運転手~約束は海を越えて~」
こちらも当然映画館での視聴ではなく、NHKのBSシネマの録画で。
ただ公開当時に一度映画館で視聴済み。
好きな映画なので、改めて見返してみた。
歴史的な事件を題材として描くことと受け止め方この作品は韓国の光州事件を題材としている。
ただ、今回この映画を通じて事件そのものへの論評はしないでおく。
「1917」感想(今回はネタバレなし)
今回は1917。
今回はネタバレなしです、って言ってもいいと思う。
個人的に期待通りの出来栄えだったと思うのだが、余韻というか後から振り返ったときの感情がいわゆる「戦争映画」を見たときと違っていた。
言語化にくいのだが敢えて言葉にするなら爽やかさとかほんのりとした寂寥感なんかが近いだろうか。
この違和感を軸にしながら、述べていきたい。
また本作はワンカット(風味)が話題になっていたのだが
「マリッジストーリー」感想(ネタバレちょっとだけ)
今回は「マリッジストーリー」。
残ったものを中々上手く言語化できないまま、二週間経ってしまい。
なので今回は具体的なシーンへの言及を少なめ、文章量自体少な目で。
予告編を見たときと同程度のネタバレ具合くらいで。
消えていく感情と残る言葉この作品は要は離婚話だ。
夫婦は才能に恵まれていて、比較的金銭的にも余裕がある、しかしスペシャルな人かと言えばそうでもない割と普通の夫婦の離婚話である。
だから
「ジョジョ・ラビット」感想(ネタバレあり)
今回はつい半日前アカデミー賞の脚色賞を受賞した「ジョジョ・ラビット」。
個人的にここは「アイリッシュマン」と予想していたから、意外な受賞だった。
とはいえ、今作がその名に恥じない作品であることは間違いないところ。
そして、評価云々を抜きにして、この映画が好きだ。
ただただ、登場人物がみんな愛おしく彼らの幸せを願ってやまない、そんな映画。
もう、本当に好きなので偏愛込みでよろしければ、どうぞ。
「フォードvsフェラーリ」感想
相も変わらず映画の感想を。
今回は「フォードvsフェラーリ」
若干のネタバレあるっぽい。
映画館で見るべき映画映像と、それ以上に音声、これがこの作品最大の魅力だと思う。
そういう意味では良い設備で見ないと大分勿体ない、そんな事がまずは思いつく。
特に多用されていた、車体の下から道路を舐めるようなアングルは圧倒的な迫力だったし、流石の作りだなという印象。
タフガイの描き方あとは何と言っても、マッ
「パラサイト半地下の家族」感想
前回の「アイリッシュマン」に続いて、映画の所感。
これまた評価高い、「パラサイト半地下の家族」。
例によってネタバレあり。
韓国の「万引き家族」他のレビューを見ていないので解らないが、見出しのような喩えが多くなされているのではないだろうか。
少なくとも私ならば誰かにワンフレーズで伝える必要があれば、「これは韓国の「万引き家族」だ」と表現するだろう。
こう喩えたように、経済格差がストーリーの背景
アイリッシュマン所感(ネタバレありかも)
アイリッシュマン見た。
スクリーンで見たかったので、ネットフリックス断ちして映画館へ。
こういう需要に応えて上映してくれる映画館さんありがとう。
折角なので、所感でも。
核心部分はぼかして記述するけどネタバレ気になる場合は回れ右推奨。
掛け値なしに凄かった
兎にも角にも圧倒的な映画だった。
基本的には、あんまり、あーだこーだ理屈をこねくり回すタイプの作品ではないと思う。
渋くてスタイリッシュでエ
そろそろ、映画の感想でも書こう