有坂はるな

絵を描いてる人です。昔の記憶。日々のこと。思うこと。 誤字脱字が酷いひと。

有坂はるな

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最近の記事

美女になれずとも

私は作品を作る時、人の顔を描くことが多い。 少年少女を描いたり、大人の女性を描いたり、、。 下描きの段階では気に入った表情が描けるまで何度も描き直す。目や鼻、口を大きくしたり、小さくしたり、唇を厚くしてみたり、額を広くしたり狭くしたり。 色々いじくり回して丁度良い美しさの顔に仕上げるのだ。 美しいって何なんだろうか。目が大きい人は絶対美人!とか鼻筋が通っていたら美しいとする。みたいな明確な判定ができない。失礼な事を言うと目が大きい不美人もいるだろうし鼻筋が通っていても何処

    • 嫌いでした。今は苦手。

      私は数の計算が出来ない。 いわゆる学習障害である。 全く出来ないわけでは無いけどね、まぁ、まず数字がほとんど覚えていられないし、数字になると見間違いや記憶違いをしてしまう。暗算は2桁の足し算引き算で雲行きが怪しくなり、掛け算割り算はアカン。アカンです。。 しかし、私がキッズだった頃、学習障害はまだ世間にあまり広まっておらず、、、私は割と頑張っているのに全く出来ない算数が小学生の頃から大嫌いだった。クラスのみんなの前で問題を解かされるのは苦痛でしか無い。国語は好きだし出来る

      • 成長中は成長痛がひどい

        そういえば、私は成長痛になったことがないな、と急に思い出した。 現在166㎝ある私は日本人女性にしては割と身長が高くて小学校から中学校、高校にかけてにょきにょきと身長を伸ばしていたし、大きいねと言われる事も多々ある。大体身長の高い友達と話していると、成長痛に苦しんだというエピソードが出たりするものだが、私は膝やら足やら痛くなったことがないな、と急に思い出したのだ。 なんか、成長痛ってかっこいい。 痛みを対価に大きく成長している感じするし。厨二病心をくすぐられてしまう。 私

        • なんの係の人ですか?

           私は小学3年性の時に新聞係をしていたな。  あまりにも唐突に昔のことを思い出すことがある。 小学3年生にだった私は確か新聞係だった。掲示物係、いきもの飼育係、保健係、黒板係、プリント係なんかもあった気がする。 何故数ある係の中で面倒くさそうな新聞係を選んだのか今となっては謎だが、そういうことが好きだったし、「新聞係を作ったらどうか、、」と学級会で発案した人間は私だったという覚えがある。今なら絶対嫌であるが、当時の私は好奇心旺盛な行動力のある馬鹿で頭もまぁまぁ悪かったので

        美女になれずとも

          長い名前を名乗りたいんですよねぇ、、、

          「自分は〇〇をやっている人間です。」と、自分について肩書きで説明する時、長い名前を名乗りたいのだ、、、漢字の羅列みたいなやつがいい。なんとかかんとか師とか。 やたら長い横文字でもいい。イラストレーターやらでも良いけど、〇〇〇〇プランナーとか。〇〇ディレクターとか。なんとかオーガナイザーみたいな。 お気づきの方も多いかと思うが、私はあほなので、ただ「かっこいい」から名乗りたいと思っているだけで深い意味なんかない。 そんなこと言うくせに同時に「何者でもない俺、、、」とか「肩書き

          長い名前を名乗りたいんですよねぇ、、、

          みすずとめだかちゃんたち、植物、私

           最近、ベタという熱帯魚を飼い始めた私である。 名前の候補を友達や家族に募集し、宇宙っぽいからGALAXYからとって「ぎゃらちゃん」とか、ベタという名前から連想で「漫画家くん」とか、可愛い名前がいくつか上がったのだが、結局しっくりきたのは酔った拍子に父がつけたみすず(見た目がみすず飴みたいだから)だった。そのままの流れで『みすず』に決定した。 私の部屋には他にメダカ数匹、多肉やら観葉植物が7体ほどいて、私は配偶者や子供もいない気楽な実家暮らしなので、毎日生き物たちに愛を注

          みすずとめだかちゃんたち、植物、私

          マイノリティの中でのマイノリティ

          「パンケーキって、フライパンで焼く系のケーキ全般を指していて、ホットケーキもクレープもパンケーキなんだって。」 私の周りには、父親やさっちゃん(一番初めのnote『めんどくさい。』で登場したnoteを書くことを私に勧めてくれた腐れ縁幼馴染)をはじめとした少し雑学好きな人間が割と多くいて、これは高校生の時に同級生の角煮という変な女が急に教えてくれた豆知識だ。 あっそう。というか。。。正直あんまりにもどうでもいい情報すぎて当時から今に至るまできちんと調べ直したりしなかったのだけど

          マイノリティの中でのマイノリティ

          田舎のマジめな話

          東京の町田は東京の人に言わせると、「芋くさくて、田舎」らしい。 大学生の時に神奈川県の相模原に住んでいたので、よく町田や下北沢へ小田急線で遊びに行っていた。 「何もないじゃん。あんなとこ。」 大学生の時に、友達が放った言葉。 静岡県で育った私から見たら、町田も下北もとても素敵な街だった。 安く買える古着屋さん、雑貨屋さん、チェーンじゃないカフェや飲食店、おしゃれな人々。上京したての私にはとても刺激的で、胸躍らせたのを覚えている。 私は、どちらかというと東京に憧れとか希望を持

          田舎のマジめな話

          的を得てない得意なこと

          こんにちは 夏が終わろうとしている。8月の末に仕事を辞めた。今は9月。理由は色々あるが、まぁ、辞めてしまったので。もう後からやめた理由について話したところであまり意味はないかな。とか思うのだ。 これからの事だよ、肝心なのは。 過去はもういいので、今の話をしたいのだ。 いや、かっこいいことを言っているように見えるが、本気で私はピンチというか。今の話をせずにいられないのだ。 仕事を辞める時に次が決まっていなくて、しかし受けたいところも決まっていたし、まぁアルバイトだし、受けた

          的を得てない得意なこと

          間違えても本日

          間違えた。間違えてしまった。 映画を観るため住んでいる住宅街から街の方まで、一時間に一本しかこないバスに乗り、30分揺られてやってきた。 他に用事はない。この為だけに来たのでする事もないけど、先ほど調べた上映スケジュールに書いてあった時間よりやたら早く着いてしまった。まぁ、、時間を潰すしかない。 実は一つ前の枠で観ようと思っていたのだが、バスに揺られて眠くなってしまい、既に一本見送っているというだらしのない状況の私である。 本屋さんへ行って買いもしない本を眺めたり(家には積読

          間違えても本日

          鰹節

          「ずっと使っていたキーボード壊れた。買わなくちゃな、、、」 いや、最近お金使ってたしな、まずネットであれこれ調べて注文したり、商品吟味するのめんどくさいな、、、またにしよう。今困ってないし。来週か来月買えばええわ。 どうも、こんにちは。お久しぶりです。そんなことを繰り返し続けて気づけば恐ろしく月日が流れた玉手箱開封系作家の有坂はるなです。 やっと買ったこのキーボード、なんとメチャクチャにタイプしづらい。 テキトーに買ったし、まあ使えないわけじゃ無いから使うけれど、、自分の

          死にたい人々。。

          お久しぶりの今日は水曜日。 仕事に向かうバスの中でこれを書き始めた。 タイトルを見てびっくりした人には申し訳ないけど、今別に特段死にたいというわけではない。 私は元気です!というか、生まれてこのかたずっとうっすら希死念慮に襲われ続けてきたので、死にたいがデフォルトになってしまっているという根暗人間である。 突然ですが、あなたは死にたいと思ったことがあるだろうか。。 そういう時期もあったとか、彼氏と最近別れたので死にたいとか、鬱で死にたいとか、なんとなく死にたいとか、推しが

          死にたい人々。。

          深さの話

          姉に赤ちゃんができてから街中でやたら子供を見かける気がするのだ、、 そういえばドクターマーチンのブーツを初めて買った頃はそこら中にマーチンを履いている人がいたし。 何かに興味を持つと今までも世の中に当たり前に存在していたそいつが急に目につくようになる。 お前、そこにいたのか現象である。(これは今適当に名付けたのでウィキペディアで検索してももちろん出てこない。) それに近い感覚で現金な話だが、その物が高価だと判ると急に愛着や尊敬の気持ちが湧いてくる事とかもある。 今の会社

          くるくるとツヤツヤ

          先日ぐりんぐりんにパーマをかけた。 ゆるふわパーマとかパンチパーマとかパーマにも色々あるそうだがぐりんぐりんという表現が一番あっている気がする。 私は小さい頃から癖っ毛と毛量の多さ、硬い毛質に悩まされてきた。 姉はサラサラストレートなのに母の毛の多さと父の癖毛を引き継いだらしい呪われしサラブレットの私の髪はいつだって言う事を聞かない。毛が意思を持っているとしか思えないほどだった。 タワシみたいな固さでチリチリうねうね、、、自由すぎる。 幸いなことに両親が美容師だった。私はよそ

          くるくるとツヤツヤ

          愛くるしさの設計図

          姉の産んだ赤ん坊とやらを見に東京へやってきた。 家族と男の子が生まれるか女の子が生まれるかで女に賭けてまんまと負けた私の手には姉からリクエストのあった海外ブランドでぬいぐるみにしてはやたら高価なナマケモノが綺麗にラッピングされて紙袋に入った状態でぶら下がっている。 生まれたての赤ん坊は可愛くないよ。 母と父が昔言っていた。母から生まれた姉を見た時父は「土偶、、、土偶じゃん」と思ったそうだ。 初めての我が子と対面して「お猿さん」とかではなく「土偶」を連想してしまう父。残念な

          愛くるしさの設計図

          スーパールッキズム

          小4のある日、肩が突然痛くなり、アンビリーバボーで重病奇病特集を観まくっていた自分は何かめちゃくちゃ酷い病気なのではないかとものすごく不安になったことがある。父と母に訴えると「あんたそれ、肩こりじゃないの?」と笑われたのを忘れられない。 その日以来、私はずっと肩こり村の住人である。 絵を描くのが好き、本や漫画を読むのが好き、猫背。下を向きっぱなしの生活で小4にして肩こりに悩まされるようになるのも頷ける。 さまざまな整体やマッサージを受けてきたがなかなか治らないので最近では

          スーパールッキズム