ミモザ

不器用さんの、つれづれエッセイ。

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青春時代の、忘れられない人。

先日、貴乃花さんが、再婚されたそうだ。 17歳の時に初めてデートした、女性と。 その思い出が、辛いときも心の支えだったと動画で話しているのを見た女性の方が、お手紙を出して再会したのがきっかけとのこと。 青春時代の大切な思い出が、生きるうえでの大事な宝物になることは、ありうると私は思う。 なぜなら、私自身にそういう人がいるからだ。 私は既婚で、大事な伴侶がいる。 しかし、実は一番好きだった人は、また別。 その人とは、結婚には至らなかった。 いやいや。つきあうにも至らなかっ

    • 節目節目で「よくがんばったなぁ」と自分をねぎらう🍻

      今日は3月31日。年度末です。 我が家にとっては、明日から子供は新学年。夫は新部署に異動です。 今日はジョリパに行って「プチおつかれさま会」をしました(ファミレスですが、ジョリパで生ハムやローストビーフを喰らうのが我が家は大好き笑)。 ドリンクバーで、シャルドネスパークリングジュースなど思い思いに注いできて、「今年度も、おつかれさまでしたー!!」の乾杯。 (子連れにはドリンクバー最高!)。 ささやかですが、これが大事で。 高級レストランじゃなくても、節目節目でみんなで「

      • 殿方からの恋文は字が完璧すぎないくらいがいい

        あいかわらず、大河ドラマ「光る君へ」にはまっております。 まひろと道長が一生懸命、文のやりとりをして、やっと想いが通じ合って結ばれたものの、「妾になるのはいや!」とまひろと意見が割れて…結局道長は正妻にまひろの友人の倫子(超お姫様)を選びましたね。 倫子にきちんとした文を送るため、字の練習をしていました。 ですが、個人的には「下手な字でも、道長がまひろに贈った文の字も内容も、よかったのにな」と思います。 道長は最初、有名な恋の和歌をパクり(笑)、一生懸命まひろに何度も送り

        • LINEグループで意見をまとめるのはコツがいる

          私自身は、LINEグループというのにあまり入りたくないタイプだ。 しかし、昨今は仕事でも、子供の習い事も、地域の登校班も、クラスの保護者間でも、PTA役員でも、LINEグループが作られ、そこに連絡がいく。 しかしこのLINEグループ、「一方的な連絡」や「なにげない雑談」には向いていても、「意思決定」には向かないなとつくづく思う。 私の経験上では、グループメンバーが3人まではよいが、それを超えると、意見が割れたり仲間はずれが起きやすく感じる。 もちろん、メンバーのタイプにも

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          生まれ育った場所

          結婚してから、夫の地元で暮らしている私。 名字もかわり、通勤するのに遠いから職場も変わり、全く知らない街に越して来た。 大学も就職も生まれ育った街だったので、結婚して初めて、そこを離れた。 友達もいない、風景も知らない、病院も学校もヘアサロンもどこがよいのかなどよくわからない。 そんな中で、子育てもしなければならない。 何年かかけて、少しずつママ友ができたり、地域情報にも詳しくなり。 もうこの街の人間になれたな、と思う。 でも。久々に先日、自分が生まれ育った街に帰

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          繊細な感性は捨てなくていい、涙がにじんでも可。

          「大人は泣くな」は常識です。 特に、仕事の場では、泣くのはダメ。 「男なら泣くな」「すぐ泣いて…これだから女は」など、ずっと「泣くな」と言われて生きてきた気がする。 確かに、真剣なやり取りをしている中、相手が泣き出したら、それ以上なにも言えなくなってしまう。 言ってる方が、悪いようになってしまう。 話が、強制的にそこで中断になるような力が、涙にはあります。 だから、「泣くのは卑怯」なんて言う人もいます。 私も職場で泣いたことはありません。 叱責されたら私が悪かったと反省す

          繊細な感性は捨てなくていい、涙がにじんでも可。

          自分の「正解」が他人の正解かはわからないよ?

          どこにでもいる。それがいわゆる「困った人」。つまりクレーマーです。 どこにでもいますね。職場、学校、地域、趣味のサークル。 大抵の人は、たまに「ん?」ということがあっても、何も言わないか、相手のことも考えながら疑問を呈したりする。 大抵の人は、「いつもクレームを言っている」わけではない。 でも、どこにでもいるクレーマータイプの人は、結構いつでも周りに「不満」をかかえていて、すぐにクレームを言います。 本人にとっては「ただ疑問だからぶつけてるだけ」であり「正義の、みんなのた

          自分の「正解」が他人の正解かはわからないよ?

          喫茶店で2時間もつ異性

          昔、齋藤孝さんと倉田真由美さんの共著で、「喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな!」という本があった。 当時、タイトルにとても興味を持ち、読んでみて「なるほど!秀逸な考え!」と納得した。 詳しくは覚えていないが、たしかカラオケも酒もなしで、あえて喫茶店というコーヒーを飲むだけの空間で、楽しく話題が2時間もつ相手とは、相性が良いからつきあう価値アリ、という内容だった気がする。 当時はスマホもタブレットもない時代なので、今なら「スマホもタブレットもなしで、喫茶店かサイゼリアで2時

          喫茶店で2時間もつ異性

          文でわかる、人の相性

          大河ドラマ「光る君へ」、見てますか? 私は始まる前から楽しみにしていて。 キャストが発表になるたびに、「ウイカ様の清少納言!!いい💖」などと、内心キャーキャー言っていました(笑)。 そして、初回からとぎれず、楽しみに見ています。 それにしても、平安時代の貴族はすごいですね。 だって、顔を見たことがないのに、和歌のやりとりで恋が始まるんですよ。 よほど和歌がうまくないと、恋人になれないですから、皆さん勉強したんですかね。 でも、文章をみれば、なんとなく人柄がわかるという

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          素質と、経験 〜私はリーダーは向いてない〜

          誰でも、得手不得手というものがあります。 得手というのは、「さほど苦労せずともうまくやれるもの」。 不得手というのは、「それをやり遂げるために人よりかなり努力を要するもの」。 今回は、私が長年の間にたくさん失敗しながら、ようやく得手不得手を確信できた話。 「経験をかさねても、素質にまさるものはないのかもな…」と悟った話です。 私は小さい頃からなぜか、リーダーに推されやすい人でした。 自分としては、人の前に出たり、みんなをリードしていくのはすごくしたくないのに。 どちらかとい

          素質と、経験 〜私はリーダーは向いてない〜

          月の見える部屋

          子どもと一緒にいつも寝ているのだけれど。 カーテンをしっかり閉め忘れた今夜、初めて気づいたこと。 それは、寝転んだ寝室から、月が窓越しによく見えるということだ。 これまで何年も住んでいて、こんなに美しく窓にすっぽり月が昇るのが見えることを、知らなかった。 いつも寝かしつけに必死で、寝かせたらやっと貴重なひとり時間でスマホをいじったり本を読んでいるし。 子供が街の灯りで起きないよう、ピッチリとカーテンをしめていたから。 カーテンを閉め忘れた窓の向こうに、つややかな月がよく

          月の見える部屋

          クラスメイトの名前の呼び方に思う

          子供が小学生に上がったころから、一つ疑問がありました。 「あれ?最近の小学生は、あだ名でよばないなぁ?」と。 調べてみると、いじめ予防などのため、あだ名が禁止の学校が増えてるんですね。 とはいえ、我が子の学校は、園が一緒だった子同士の呼び方(つまり下の名前+くん、ちゃん)が、そのまま呼ばれてます。 でも他の学年は「名字+くん、さん」になっているところもあるらしい。 アラフォーの私世代から見ると、ちょっとだけ違和感かんじちゃいます。 どれだけ親しくても、名字+くん、さん、

          クラスメイトの名前の呼び方に思う

          昔の「連絡網」

          その昔、まだ携帯電話もメールもSNSもLINEもなかったころ。 学校から各家庭への連絡は「連絡網」というのが使われていた。 1980〜90年代くらいだろうか。 私は昭和の終わり頃生まれだが、平成の途中まではあった気がする。 令和の学生さんには信じがたいかもしれないが…当時は新学年になると、連絡網という名の紙が配られ、そこにクラス全員の家庭の固定電話の番号が書いてあった。 全家庭が3班くらいにわけられて、各班のトップバッターの家庭から順に、先生からの連絡事項を電話のリレーで伝

          昔の「連絡網」

          生まれ変わったらクール男子になりたい女子

          私はどちらかというと犬っぽい顔の女で。 かわいらしい猫っぽい女子ではない。 (通じるだろうか?キュルッ!ウルウルッとした愛らしさより、従順でまじめっぽい感じ、と友達にも形容される) だから、女の子っぽいふわふわ〜と甘い感じのファッションが似合わず。 クールな感じ、シンプルな感じが似合うらしい。 そんな私は、女としてモテモテといった経験はないのだが。 なぜか「男子の格好をしたら激モテした」という歴史を持つ。 あれは文化祭だったか。 クラスの出し物で、なぜか男子は女装を、女子

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          20字小説 「完全に不変で安定したものはない件」

          日の出も日の入りも 人生はグラデーション。 #小牧幸助文学賞

          20字小説 「完全に不変で安定したものはない件」

          秋、どこいった??

          2023年11月。 いつまでも暑い時期がやっと過ぎ去り、過ごしやすい秋が来た。 と思ったら…あれ、秋どこいった?? 秋服をクローゼットからようやく出して、さあオシャレを楽しもう!と思ったばかりだったのに。 あっという間に、みぞれやアラレの降る日が訪れ。北風が吹きすさぶ日々…。 ちょ、ちょっとまってよ…!!と思いながら。 今度はあわててダウンジャケットと裏起毛の120デニールタイツ、ショートブーツなどを引っ張り出す。 こんな寒さも、数日のことで、すぐまた涼しいくらいの気

          秋、どこいった??