スペキュラティブ

Art Thinking Improbable Workshop.

マイクロソフトが主催する3日間のArt Thinking Workshopに参加してきました。WorkshopはArt/Design界隈で有名な方々に世界のアートシーン(社会背景,文化影響含む)のレクチャーを断続的に受けながら、並行してチームに与えられた課題についてディスカッションし、インタビューをし、3日目の夜になんらかのアウトプットを出すというもの。なんともハードでした笑。

僕らのチームは「

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デザインアプローチまとめ 2019

「XXデザイン」というデザイン論が増えてきたので、各アプローチの違いを自分なりに整理してみました。随時更新していきたいと思います。(最終更新日:2019/7)
各アプローチのモデル図は、典型的なプロセスを描いており、それが唯一のモデルと限定しているわけではありません。様々なアプローチやリサーチメソッドの融合や進化も日々行われており、各アプローチが変化・進化していくことを期待しています。

1. フ

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スペキュラティブ・デザインとは、なんだ?

もう2ヶ月近く前になるのだけど、大学院の授業「クリエイティブリーダーシップ特論」で、ちょっとした衝撃を受けました。ゲストは、アーティストの長谷川愛さん。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)で学び、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの研究員として活動していた方です。

長谷川愛さんの表現手法は、スペキュラティブ・デザイン。スペキュラティブ・

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D-lab研究日誌1: Transition Designの実践 (準備編)

京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab(D-lab)の招聘デザインリサーチャー・岩渕です。

6月よりD-labにてデザイン学研究をすることになり(経緯はこちらの記事を参照)、京都のビジョンデザインという超広義のデザイン領域について、どのような理論と実践が可能なのか、Transition DesignとSpeculative Designをベースにアプローチをしています。未だケーススタデ

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京都工芸繊維大学D-labの招聘デザイナーに着任しました。

平成最後の夏にパーソンズに留学し、久方ぶりの学生に戻って以来、早1年目のシーズンが終わり、8月まで長い夏休みに入りました。この間学生は実家に帰ってゆっくりしたり、旅行したり、インターンしたりと思い思いに過ごしていくことになります。

そんな中、私はというとこのたび、京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab (D-lab)のデザイナー・イン・レジデンスプログラムの招聘を受け、本日6月1日か

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問いを立てるデザイン ~Design of Reproduction~

今回はアーティストの長谷川愛さんに講演していただいた。長谷川さんが性愛にまつわるアートを得意にしていることもありジェンダーの問題が議題に上がった。

医学部の入学試験で女子というだけで一律に減点された問題、女性に大きく関わる問題である卵子凍結に関する会議で女性の参加者が極端に少ないことなどが例に挙げられ、性別の違いによる差についての議論が白熱した会だった。

これらの問題と今日の議論に対する自分の

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「問いを立てるデザイン」が出てきてるけど、

どんな「問い」を立てたらいいんでしょう・・?

なんて元も子もない書き出しをしてしまったこの文も「問い」だし、「なんで空は青いの?」という子供のはてなも、「どうしたら売上が上がるんだ?」という大人の課題も「問い」だ。もはや最近問い問い言いすぎてゲシュタルト崩壊起こし始めてきたレベル。問題解決から問題提起へ、と言われ始めてるけど、毎日の「晩御飯何にしよう?」の自問自答から、壮大な「死後の世界ってある

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ふつうってなに?じわじわふつうになっていく?

武蔵野美術大学 大学院造形構想研究科 クリエイティブリーダシップコースのクリエイティブリーダシップ特論 第3回目の授業を受けて感じたこと...

スペキュラティブデザインの第一人者の一人であり、メディアアーティスト等として活躍されている長谷川愛さんのお話を伺った。

スペキュラティブデザインってなに?

スペキュラティブデザイン、噛みそうで聞きなれない言葉であった。
これは何かというとつまり、問題

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スペキュラティブ・デザインが持つ「不気味さ」について

武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコースクリエイティブリーダーシップ特論 第3回 長谷川愛さん

4月24日、デザイナー/アーティストの長谷川愛氏の講義を聞いた。長谷川氏は、スペキュラティブ・デザインという手法で、創作活動を行っている。
そもそもスペキュラティブ・デザインとは何か。

『スペキュラティブ・デザイン 問題解決から、問題提起へ。—未来を思索するためにデザイン

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“Design for Rethinking of Meat Consumption Vol.1″ - Overview

近年の調査により、我々の食肉文化は環境破壊や食糧問題を引き起こす要因となっていることが判明している。

このプロジェクトは、現在の食肉文化における諸問題と、それらを解決し得る”培養肉”という技術を認知し、食肉文化を再考する機会を生むことを目的としている。

・培養肉という先端技術が実現することによって我々の食肉に対する価値観や認識はどのように変化しうるだろうか。またその是非は何を持って問うのか。

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