40歳を生きる

雨宮まみさんは、とあるウェブサイトの「40歳がくる!」というコラムに、次のような文章を書いていた。

自分としては、生きてて40歳になることなんか普通だし、見た目のことについても「今年40になるにしては、まあまあいいじゃん」と思える程度だったのに、「ババア」と呼ばれると、怒りとか失望とかよりも先に「ああ、こういう『女の年齢』ってものに、いつまでつきあわされるんだろう?」という気持ちがわいてくる

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雨宮まみにならなくていい。

書店に行ったら、平台の上に、帯に大きく「追悼」と書かれた『東京を生きる』が並んでいた。
雨宮まみさんが死んで、もう2年半も経ったのか、と思った。

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雨宮まみ、というライターがいた。
AV批評のライター出身で、『女子をこじらせて』や『女の子よ銃を取れ』、『東京を生きる』など多くの著作を出版した。
女の生きづらさを強く抱え、それを素晴らしい文章に昇華させていく人だった。
怖いくらい人生に切実に向

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文筆家としての出発点

今日は長くなります。私がなぜ、いま会社を休んでいて、いま、ここで文筆家を名乗っているかについて、自分の思っていることを整理しながら、今日読んだ雨宮まみさんの「女子をこじらせて」の感想を絡ませて書くからです。

私は、大学院まで生物学を専攻していました。なぜか。もともと、生物学が好きで、研究室に入ったらその研究に熱中できたから。「大学院まで進んだんだったら、その専門分野で就職したらよかったじゃん」と

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今日

どんな1日にも始まりがあって、終わりがある。そんな当たり前のことを今日考えながら過ごしていた。自分の現実に目を背けたくなる日もあるけれど、結局しっかり受け止めなければいけない。そうして過ごした日々を経て、昔を懐かしめる自分がいる。「あぁ、自分はあんな修羅場もくぐり抜けて来たんだな、」と。

いま、雨宮まみさんの本を読みふけっている。昨日も書いた「東京を生きる」は本当に、本当に良くって、これからもこ

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東京を生きる

雨宮まみさんの「東京を生きる」を読んだ。雨宮さんの本を読むのは初めてだった。読む気になったのは、帯の穂村弘さんのコメント、背表紙の「追悼」という言葉。

ページをめくればめくるほど、共感と言っていいのかわからない。共感なんて言葉を使うのは憚られるけれども、「わかる」という気持ちがしてならなかったのです。

地方出身で、上京して大学卒業後フリーターになり、就職後、フリーライターになり、という雨宮さん

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軽やかな炎/雨宮まみさんの思い出

ある人は雨宮まみさんのことを「東京が歩いてくる」と言った。

軽やかな炎のような、水の中をスイスイと泳ぐ金魚のような、雨宮まみさんの第一印象はそんな人だった。

少年アヤさんの『焦心日記』のトークショーで見た雨宮まみさんは、真っ赤なワンピースを着ていて、嬉しそうにアヤさんの本を持っていた。

サインなんていつでももらえるはずなのに、少女のような気恥ずかしさと、悪戯っ子のようなユーモアと、だけどそれ

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024 憧れのひと

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人々がもっと自由に働ける世の中になるように働きかけるのがわたしのビジョン
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24日目。
何となくキリがいい数字な気がしたけれど、気のせいだ。

1週間ぶりの歯医者。
くちびるたら子はま

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ありがとう!今夜いい夢が見られるようにお祈りしておくね!(*‘∀‘人)
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真面目に生きてます

上半期読んだ中で、かなり刺さった本の一つを紹介しようと思います。雨宮まみさんの『まじめに生きるって損ですか?』です。

キュートな表紙に惹かれて買いました!
ちなみに、この本をキッカケに過去作も3冊くらい買って読んだのですが、私はこちらの本が1番お気に入り。

相談者の話に対して、解答を差し出すのではなくて、うんうんって頷きながら優しく背中をなでられている感じ。暖炉のある部屋で、ふわふわの絨毯があ

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「女子をこじらせて」(雨宮まみ)を読んじまって_003

もう、とにかく「汁だらけ」。
自分汁とも言える体液をこれでもかと流しながら、
書ききらないとヤバい自分が成仏しない……そんな思いで書き綴った痛い本だ。
まるで『風の谷のナウシカ』でナウシカに抱きつかれながら
青い体液を流し続ける傷ついた王蟲みたいだ。

テレビ朝日系『金曜★ロンドンハーツ』で「格付けしあう女たち」という名物コーナーがある。あのコーナーは20〜50代の男女から見た目線を基準に女性芸能

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いそろく さんの 平成最後のいそろくnote マガジンを購入した人だけが見られるノートです。