タイムスリップした気持ちで読んでいる。 昭和に書かれたエッセイだから、戦争の話が出てきて…。 これが当たり前だった時代もあるなんて、恐ろしすぎるな。 でも、めっちゃおもろい描写も多々あり声に出して笑ってる。 もっと読みたいと、終わりたくないの葛藤が幸せだー。
「向田邦子全対談 向田邦子全集 別巻一」読了。 実際に対談したことのない山口瞳による「対談せざるの弁」を冒頭に持ってくるところが微笑ましい。「こんな女に逢ったらモミクチャにされちまう」と嘆いているが、これもまた愛情の裏返し。ほかに、吉行淳之介、阿川弘之、江國滋の対談が良かった。