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すべからく『愛』を謳え 序章
あらすじ
幼い頃、事故で両親を亡くした聡太郎。
彼自身も生死の境を彷徨った挙句、息を吹き返す。
目を覚ました彼は、自分に違和感を覚える。
不意に訪れる激しい頭痛。その最中に脳裏に浮かぶ、絶望に打ちひしがれた誰かの叫び。 その後、派生する紅い右眼と、燃えるように熱い左手。目の前には闊歩する異形の者たちの世界。
そして彼の中で渇きを訴える誰かの声。
『誰かがいる……』
すべからく『愛』を謳え 第3話 『報復』
すべからく『愛』を謳え 第3話 『報復』
①宣告
志保の目の前に現れたのは、紛れもなく梨乃だった。しかもその出で立ちは、取り急ぎ着合わせたかののように、皺だらけのシャツと、ボタンを締め掛けのデニム。妙に艶めいて蒸気した表情が、なにかの最中であったことを想起させた。
「あ、ほんとに来ちゃった」
悲壮な面持ちの志保を目の前にして、少しだけ枯れた声で、梨乃は冷たく呟いた。
「誰だよ?
ホラー小説部門で応募しているのに、トップメニューに出てくる『ホラー小説部門』のカテゴリーには僕の作品が載ってないのはなんでだろう?🤔ハッシュタグから行けば見えるのですが💦
あそこにあがるのはイノセントなクリエイターさんのみ?なんて勘繰ったり(笑)或いは応募になってない?
すべからく『愛』を謳え 第1話『蠢く』
すべからく『愛』を謳え 第1話『蠢く』
①春原志保(すのはらしほ)
『うふふ……欲しいもの……あなたが欲しいものはなあに?』
『私が、私が欲しいものは、な、な、名護先輩! 名護先輩が欲しい!』
そう叫んだ刹那、春原志保(すのはらしほ)は、ベッドの上で目を覚ました。
「ゆ、夢か…….あ、痛い……」
目が覚めたのはいいものの、浮遊感と共に鈍く重い痛みが、こめかみを襲う。
たまら
創作大賞2024応募します!
昨年も全くの圏外でしたが、今年はホラー小説部門が出来たので、そちらに挑戦致します!!
もう、本当に『賞』と名のつくものには、ほんとに応募出来たの?って疑いたくなるくらいに、圏外を貫き続けておりますが、いーかげん、そろそろどこかの一次審査くらいは突破したいところ……
という事で、先程今回応募作『すべからく『愛』を謳え』の序章だけアップしましたので、どうか、どうぞ、お読み頂けると泣いて喜ぶ次第です�
ショートショートに挑戦中!
今更ながら、とっても苦手なショートショートに挑戦を始めました(笑)
400文字にどれだけドラマとメッセージ、そして喜怒哀楽を込めれるか、ひとまず挑戦なうです。
因みにnoteでは、暗くて重くて、ドロドロなのが多いですが、こちらでは、にんまり、ほっこり、たまに切ないをメインに書き始めてます!
是非とも遊びに来て頂けたら、泣いて喜びます!よろしくお願いします。
君に幸あれ 第3話 不遇
君に幸あれ 第3話 不遇
第2話はこちら
「あの! そこ、邪魔なんですけど!」
「あ、すみません」
「ったく、歳だけとって、なんにも仕事出来ないんだから! 分かったら、とっとと、そこどいて!」
勝気なパートタイマーの吉毛に一喝され、申し訳なさそうに道を譲る男、向前 太一郎(むこうまえ たいちろう)。
吉毛は、さも鬱陶しそうに、鼻をふんふんうならせながら、彼の前を通り過ぎていく。
「ち