濃紺色。
能面の男が登場する作品をまとめました。
第1章に該当する作品をまとめました。
今までの作品に登場した、夜の街の人々を紹介します。「このキャラクターの物語を読みたい!」という方に役立つかもしれないです。自分にとって特別なキャラクターが見付かれば幸いです。少しずつ編集、更新していきます。
初の番外編、「『浄化作戦』。」編。夜の街に清くて壊れた聖なる夜がやって来た。
四白眼の男が登場する作品をまとめました。
あぁぁぁあああぁぁぁああああぁぁぁあああぁぁぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁぁぁああああぁぁぁぁあああああああぁぁぁああああっ、あぁぁぁぁああああああぁぁぁあ…
夜の路地裏。死体を鉈で切り刻んでいると、視線を感じた。 ゆっくり顔を上げると、パンダのマスクを被った少女が俺を見ていた。 「何? お前もバラバラになる?」 大…
パンダのマスクを被った大男が、路地裏でセックスをした男女を殺していた。 金属バットで2人の人間が潰れ、肉片が混ざり、辺りに血が飛び散る。 その光景は、とても気…
おう。久し振りじゃないか。元気にしてたか? ……おいおい無視かよ。酷いじゃないか。 そんな儀礼的な挨拶はいらない? 分かったよ。本当につれないやっちゃなぁ。 …
包み隠さずに言うと、人を殺すことに飽きてしまった。 パンダのマスクを被って、金属バットで、頭を叩き割る。頭蓋骨が割れる感触、脳味噌が潰れる音。聞き慣れたし、…
ノクターナル。夜行性の。 新しいアカウントを作りました。 「濃紺色。」というTwitterのアカウントでツイートしている140字以内の文章を写真と共に投稿します。 「ノ…
夜の街からヒーローが消えた。 街を悪意が支配した。 至るところで、悪い奴が暴れ回る。 それが、この街の日常になっていた。 でも、不思議なもので、 いくら路地…
夜雨が降っている。 掃き出し窓を開け、布団に胡座をかく。 「『憎い相手のことを考えてる時間が無駄だよ。もっと楽しいこと考えよ』って、両親とか、教師とか、大人は…
足が震える。 身体が動かない。 壁に寄りかかり、その場に座る。 心臓の音が聞こえそうなぐらい、激しく脈打つ。 ギシギシ、と徐々にこちらに近付いてくる足音。 …
「席、譲ったらどうですか?」 左前に立つサラリーマンが話しかけてきた。 「あなたの目の前に、席を必要としている方がいますよ?」 目の前に立ってるババアのことか…
人を鉈でバラバラにすることが趣味。バラバラにすれば、どんなに偉かろうが、どうしようもなかろうが、同じ肉片になるという事実が気持ちよくてしょうがない。顔は爽やか…
「あけおめ」 「あけおめ」 「ことよろ」 「ことよろ」 今年も最後まで宜しくお願い出来たらいいな。 そんなことを思いながら、彼の横を歩く。 「お年玉は?」 「んー…
街から人が消えた。 崩れた建物、潰れた車、腐った死体……。 壊れた夜の街から人が消えた。 そう思えるぐらい、今夜は静かだった。 何かの残骸を踏み付けながら、…
2019年11月12日 21:02
あぁぁぁあああぁぁぁああああぁぁぁあああぁぁぁぁあああぁぁぁぁあああああぁぁぁぁああああぁぁぁぁあああああああぁぁぁああああっ、あぁぁぁぁああああああぁぁぁあぁぁぁあああぁあああぁぁぁぁあああぁぁぁぁっ! 初めまして。 いや、初めましてじゃない方も、 どうも、濃紺色。です。 秋から冬になりかけの時期がとても好きです。「あぁ、濃紺色。ってセンスの塊」と思った、そこのあなた。 ズッ
2020年3月31日 20:53
夜の路地裏。死体を鉈で切り刻んでいると、視線を感じた。 ゆっくり顔を上げると、パンダのマスクを被った少女が俺を見ていた。「何? お前もバラバラになる?」 大抵の人間は俺に見られただけで、腰を抜かすか、どこかに逃げてしまう。 しかし、こいつは違った。「あ、あの……」 か弱い声。「何?」「え、えと……」 口ごもる少女。 何なんだ。「バラバラにされたいの?」 少女はブンブン
2020年3月25日 23:36
パンダのマスクを被った大男が、路地裏でセックスをした男女を殺していた。 金属バットで2人の人間が潰れ、肉片が混ざり、辺りに血が飛び散る。 その光景は、とても気持ちがよかった。 不快なものがぶっ壊される感覚。 僕も負けてられない。 覆面を被り直し、夜の街へ歩き出す。
2020年3月16日 23:11
おう。久し振りじゃないか。元気にしてたか? ……おいおい無視かよ。酷いじゃないか。 そんな儀礼的な挨拶はいらない? 分かったよ。本当につれないやっちゃなぁ。 そういや、最近、お前さんの噂をよく聞くぜ。何だっけ……あ、「悪徳ライター」。取材対象者に暴力振るって、ネタを引き出して……わ、分かったよ、悪かった悪かった。そんなカッカするなよ。……ボトル割ってどうするつもりだったんだよ……。
2020年3月14日 23:16
包み隠さずに言うと、人を殺すことに飽きてしまった。 パンダのマスクを被って、金属バットで、頭を叩き割る。頭蓋骨が割れる感触、脳味噌が潰れる音。聞き慣れたし、聞き飽きた。 パンダのマスクの大男がいなくても、1人で人を殺せるようにもなった。初めは、今まで私を苦しめてきた人間共。次は、ムカついた奴等。 殺す度に覚えた快感は、いつの日かどこかへ吹き飛んでしまった。 夜の路地裏。 鉈で死体を
2020年3月12日 23:54
ノクターナル。夜行性の。 新しいアカウントを作りました。「濃紺色。」というTwitterのアカウントでツイートしている140字以内の文章を写真と共に投稿します。「ノクターナル。」でも、新たな夜の街を描いていきますので、気になれば、是非。
2020年1月20日 21:38
夜の街からヒーローが消えた。 街を悪意が支配した。 至るところで、悪い奴が暴れ回る。 それが、この街の日常になっていた。 でも、不思議なもので、 いくら路地裏で、女が笑い狂いながらハンマーを振るおうと、縞馬のマスクを被った男が誰かを殺していようと、俺達はこの街で暮らし続けている。 俺は、ヒーローでも、ヴィランでもない。 この街に住む、ただの一般人だ。 これからマスクを買って、
2020年1月16日 21:49
どうも、濃紺色。です。今度、キャラクターのランキング作ってみたいなと不意に思いました。『夜の街に住むイカれた奴等の紹介。』https://note.com/hotoke0806/m/m454a4682af4aこちらのいいね数を参考にして、勝手に楽しみながら。でも、濃紺色。は、キャラクター全員大好きです。
2020年1月16日 21:26
夜雨が降っている。 掃き出し窓を開け、布団に胡座をかく。「『憎い相手のことを考えてる時間が無駄だよ。もっと楽しいこと考えよ』って、両親とか、教師とか、大人はそんなこと言うけど、そんなの無理だよ。憎かったら憎いし、嫌いだったら嫌いだし、身体の中……そんな感情でいっぱいになるよ」「当たり前だ」 ベランダに立つ、覆面を被った男が口を開いた。「憎かったら殺せよ。気が済むまでそいつ等を傷付け
2020年1月13日 22:25
夜の街に新たな悪がやって来た。『「蜈蚣」。』https://note.com/hotoke0806/n/nb4ec116230f5むかで、って読みます。関係ないですが、個性的な悪同士の出会いって好き。三連休終わりますが、頑張って生きます。
2020年1月13日 22:15
足が震える。 身体が動かない。 壁に寄りかかり、その場に座る。 心臓の音が聞こえそうなぐらい、激しく脈打つ。 ギシギシ、と徐々にこちらに近付いてくる足音。 闇夜に目が慣れ始める。 地面に転がった、あいつ。 ピクリとも動かない。「うぶっ」 口元を押さえ、吐き気を堪える。 あいつには、頭がなかった。 正確には、頭だった肉片が辺りに散らばっていた。「はぁー……」 声がくぐ
2020年1月10日 22:17
「席、譲ったらどうですか?」 左前に立つサラリーマンが話しかけてきた。「あなたの目の前に、席を必要としている方がいますよ?」 目の前に立ってるババアのことか。脚が伸ばせなくて邪魔だと思ってたところだ。「でも……ここは優先席じゃない」「だとしても、こちらの方に譲るべきだ」 乗客の視線がこちらに向いている。サラリーマンの、さも自分が正しいことを言っていると決め付けた顔が気に食わなかった
2020年1月9日 22:55
明けまして、おめでとうございます!……今更ですけど。お久し振りです。夜の街の住人、濃紺色。です。今年も「悪×エモ」をかけ合わせた、夜の街を書いていこうと思います。毎日ではありませんが、明日からまた、悪が主役のショートショートを。好みの悪が見付かりますように。
2020年1月2日 21:11
人を鉈でバラバラにすることが趣味。バラバラにすれば、どんなに偉かろうが、どうしようもなかろうが、同じ肉片になるという事実が気持ちよくてしょうがない。顔は爽やかだが、顔中傷だらけ。かっこいいなぁ……。拷問が好きな男曰く、「こいつと関わってはいけない」。登場作品第2章『イルミネーション。』『バラバラ。』『聖なる夜の街。』『こいつの血を欲している。』『お前もバラバラに。』『鉈で人を切
2020年1月1日 22:20
「あけおめ」「あけおめ」「ことよろ」「ことよろ」 今年も最後まで宜しくお願い出来たらいいな。 そんなことを思いながら、彼の横を歩く。「お年玉は?」「んー……俺のこと?」「無理。しんどい。消えて」「辛辣が過ぎない?」 再生を始めた、壊れた街。 夜の神社を目指す。 出来れば、また来年も。
2019年12月31日 20:18
街から人が消えた。 崩れた建物、潰れた車、腐った死体……。 壊れた夜の街から人が消えた。 そう思えるぐらい、今夜は静かだった。 何かの残骸を踏み付けながら、街を歩く。 夜風が冷たい。 息が白い。 夜空が澄んでいる。 そんな、柄にもないことを思いながら立ち止まった。 まぁ、でも、今日ぐらいはいいんじゃないかと思う。 もうすぐで、今年が終わる。 壊れた街に、新年がやって来る