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社会&経済WatchPlus・Biz Eye

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【Biz Eye】残り物をおまけにする。

【Biz Eye】残り物をおまけにする。

私がときどき利用するパン屋さんは、
朝早めに行くと、必ずパンを1個、おまけしてくれます。

種類は決まっていませんが、
会計の時に、「これ、よければどうぞ!」と言って、
袋に入れてくれます。

おそらく、前日の残りなのですが、非常にうれしいですね。

どうせ、廃棄するのなら、
少しでもお客さまに喜んでもらおうという姿勢がいいですね。

私は、おまけをもらうために、早く行ったりしますから。

もしか

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【Biz Eye】“ちょっと覗き見”にヒントが。

【Biz Eye】“ちょっと覗き見”にヒントが。

中高年の男性が、
ひとりで買物している姿をスーパーでよく見かけます。

興味本位で、カゴの中を覗いてしまうのですが、
「もっとちゃんと食べようよ」と、思ってしまいます。

ひとり暮らしで、料理が面倒なことはわかるのですが、
あまりにも片寄り過ぎです。

こんな人たちには、
「ちゃんと食べること」を
教えてあげなければいけません。

イヤな言い方をすれば、ビジネスチャンスです。
中高年男性向けの料理

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【Biz Eye】小さなことでもいい。心が伝われば。

【Biz Eye】小さなことでもいい。心が伝われば。

以前、北海道で宿泊したホテルでは、
サービスとして、ビンゴ大会をやっていました。

来館した時に、ビンゴカードを手渡しておき、
夜、ロビーで開催されます。

ぬいぐるみやお土産品が当たるのですが、
これが結構盛り上がり、楽しいものでした。
私は、当たりませんでしたが。

単純なイベントですが、お客さまは喜んでいました。

こんな手づくり感が、結構ウケるものです。

【Biz Eye】素人っぽさが、受け入れられる。

【Biz Eye】素人っぽさが、受け入れられる。

ある酒屋さんの店頭に置いてあった、
ニューズレターを3枚もらってきたのですが、
どうも読む気になりません。

モノクロですが、お酒の写真が入っており、
その特長もしっかり説明しています。

本当の酒好きなら、読むのかもしれませんが、
興味はあるものの、酒豪ではない私は、手が伸びません。

よく見ると、綺麗にでき過ぎているのです。

パソコンで作ったであろう、そのニューズレターは、
読みやすい印刷文

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【Biz Eye】企業が目指すべきものは?

【Biz Eye】企業が目指すべきものは?

あるメーカーの社長に目標を聞くと、
「上場することだ」と言いました。

上場してどうするのかと聞き返すと、
答えに困りました。

この社長は、大きな会社の社長になりたいだけです。
ただの見栄です。

上場すると、
自分の会社ではなくなることをわからずに言っています。

代々受け継がれている会社なので、
自分がどれほど魅力あるポストに
いるのかを理解していません。

そして、自分の本当の使命に気づい

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【Biz Eye】京都の商売人にならえ!

【Biz Eye】京都の商売人にならえ!

京都に、味噌汁のお店があります。
そう、味噌汁メインのお店なのです。

ごはん物やおかずもありますが、
あくまで味噌汁を楽しんでいただくお店です。

味噌汁に絞り込んでいるあたりが、
京都ならではのウマさです。
というより、他の土地ではできないことだと思いますが。

私は、その味噌汁メニューの
“小粋さ”に注目しました。

「くしら」「しゅんさい」「ゆは」

これは、「くじら」「じゅんさい」「ゆば

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【Biz Eye】ずっと「準備中」の喫茶店。

【Biz Eye】ずっと「準備中」の喫茶店。

京都のある喫茶店では、
いつも準備中の札が下がっています。
しかし、中にお客さまはいます。

実は、舞子はんだけが利用できるのです。

舞子はんは、
どこに行ってもジロジロ見られてしまうので、
ゆっくり寛げません。
喫茶店でもそうです。

そんな舞子はんのために、マスターが準備中の札をさげ、
他のお客さまにはご遠慮いただいているのです。

なるほどぉ~、です。
究極の顧客満足ですね。

【Biz Eye】すべての人がお客さま。

【Biz Eye】すべての人がお客さま。

あるフラワーショップを離れたところから見ていると、
女性店員が、入口付近の花鉢を足で寄せていました。

まだ開店前ですが、人通りもあります。

必ず、見られています。
見た人は、お店に対して、
どういう印象を持つでしょうか。

花を大切にする心も無い店員が売っている。
花が粗末に扱われている。
そんなお店で、買いたくはない。

店員は、開店前だからと、
通っている人をお客さまと
認識していないとい

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【Biz Eye】小さな心遣いがファンを創る。

【Biz Eye】小さな心遣いがファンを創る。

スーパーで、玉ねぎやじゃがいもを
1個売りしていますよね。

産地直送、新鮮さを演出するために、
段ボールのままや平台に山積みし、
お客さまが自分でビニール袋に入れます。

見ていると、多くのお店が、
お客さまが手を拭くための、
タオルや布巾のようなものを置いていません。

これでは、土が手についたままになります。

お客さまの立場で考えているのでしょうか。

それとも、わかっていて
手間を惜しん

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【Biz Eye】買わなければ、お客さまじゃない?

【Biz Eye】買わなければ、お客さまじゃない?

あるコンビニに入った時のことです。

何か面白いものは無いかな、と入ったものの、
買うものが無かったので、そのまま出ました。

レジの店員、無言。
出たところでゴミ箱を掃除していた店員、無言。

どちらもこちらを見ていたはずなのに。

何も買わなければ、お客さまではないのでしょうか。

コンビニだけではなく、こういうお店は結構あります。
競争の激しい、この時代でも。

いつも来ていただいているのか

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【Biz Eye】都会を真似ても、田舎では無理。

【Biz Eye】都会を真似ても、田舎では無理。

田舎でお店を始める人の中には、
都会で流行っているからという理由で、
骨董屋やマッサージ店、アロマテラピー、
カフェなどを開店させる場合があります。

でも、これらのほとんどは、すぐに潰れています。
なぜだかわかりますか。

需要が無いからです。

元々古いものに囲まれて生活している人が、
古い道具をインテリアに使うことはありません。

身体を使う仕事が多く、鍛えられているので、
マッサージは不要

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【Biz Eye】カニで集客する。

【Biz Eye】カニで集客する。

鍋の季節ですが、みなさんはどんな鍋が好きですか。
私は「カニ」ですかね。

プレゼント企画を立てる時、
応募数がダントツに多くなる賞品は、
実は「カニ」なんです。
みんな好きなんですね。

「カニ」をプレゼントすれば、
確実に人は集まる、と言われています。

困った時の「カニ」頼みです。

この季節、
「カニ鍋セットプレゼント」
「カニツアープレゼント」をやってみませんか。

【Biz Eye】“売れている”を演出する。

【Biz Eye】“売れている”を演出する。

ある靴屋さんの話ですが、
売りたい靴を1足だけ陳列して、
「残りわずか」というPOPをつけていました。

すると、すぐに売れてしまいます。
売れると、また1足出してきます。
そして、また売れる。

これは少し汚い方法なので、お奨めはしませんが、
お客さまは“売れている商品”に弱い
ということの証しだと思います。

【Biz Eye】室内温度で、売り上げが変わる。

【Biz Eye】室内温度で、売り上げが変わる。

百貨店・スーパーへ行くと、
寒すぎたり、暑すぎたりします。

快適なお買い物環境を作らなければいけないはずなのに、
居心地が悪く、すぐに出たくなることがあります。

これは、お店の冷暖房を管理する人間の
感覚的な判断に問題があるからです。

長時間お店の中にいる従業員では、
お客さまの快適な温度はわかりません。

なのに、“寒いなぁ”“暑いなぁ”で調整しています。

また、気温に合わせた温度を

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