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けがれた者達の歌 冬景

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冬の季節に書いた 冬の詩と物語の在り処 #雪ん子 #お化けの子 #妖 #柊 #白い狼
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記事一覧

絵           #詩

絵          #詩

陽が落ち

僕が描いた絵に

影が掛かって

僕の描いた絵が言うんだ

本当は今日

何を思ってる?って

僕を見据え問うんだ

デコライト雪だるま   #詩

デコライト雪だるま  #詩

クリスマス

イルミネーションで

街は彩れられ

人の足取りは

軽やかに見えるんだ

喧騒の中を僕は

人の渦や流れに乗らず

騒がしさを横目で見てた

風が吹く度に

不安定に揺れる足元

強い風で僕は

倒れたりするのかな?

なんて…

思ってたら

本物の

雪が僕に降り積もるんだ

雪と空と白い月     #詩

雪と空と白い月    #詩

今日は
雪が降ってるのに

雲の間から
青空が見えてた

空が見えてるのに
雪は思った以上に
僕の上に
舞い落ちて来てた

青空って言っても
薄い水色の空だなぁって…

見てたら

欠けた白い月が

雲に隠れる事なく
有ったんだ

牡丹雪         #詩

牡丹雪        #詩

朝から

フワフワした

雪が降る

風も無くて

空の白い雲から

降りて来たみたいに

僕の所に

牡丹雪が降るんだ

意識          #詩

意識         #詩

僕の意識の中で

スッと

意識が切り替わる

耳鳴りが

鳴り響くみたいに

意識が目覚めたみたいに

起きる感覚が有るんだ

此処          #詩

此処         #詩

僕は何時も此処に居て

ソファに腰掛け

物語を読んだり

書いたりしているんだ

絵を描いてる時は

テキトーな歌詞の

鼻歌を唄う事も有ってさ

あまりにも

くだらない言葉を

繰り返して

唄って

笑ってたりするんだ

雪           #詩

雪          #詩

冷たい風が

吹き抜けて行く

空を見上げてたんだ

白いモコモコとした

雲が幾つも有って

気が付けば

雪がパラパラと

落ちて来たんだ

下書き         #詩

下書き        #詩

物語を書いている時

此れは無いって

ありえ無いって

下書きに

埋もれる言葉に

自分の中の

本質を垣間見る

おやすみ        #詩

おやすみ       #詩

君の頬に触れ

疲れてる様子の

君の眼を覗き込んで見る

疲労が溜まってるのかなって…

僕は君の手を取り

僕の頰に当てて

笑顔で

君に言うんだ

おやすみ……。

夜道          #詩

夜道         #詩

僕は煌めく街灯りを

潜り抜け

夜空を見上げ

月明かりが

指す処に行くんだ

僕が辿り着く場所には

君が居て

meow

と言うんだ

勝手          #詩

勝手         #詩

最近 僕は自分勝手な事を

言いそうな

自分が嫌になるんだ

もう勝手な思いが

溢れ出しているのは

分かっているけれど…

水面の夜空       #詩

水面の夜空      #詩

僕は裸足で

夜空の映る

水面の上に立っていて

水面に映る星を

手で掬い

星の色を眺め見て

息を吹き掛けるんだ

揺れる水面に合わせて

星が分散し

光を撒き散らし

僕は

水面の夜空に

星を増やしていくよ

空とマフラー      #詩

空とマフラー     #詩

今日もマフラーを
巻いて出掛けたよ

空を見て思ってたんだ

君も寒い思いしてるのかな…って

君がもし
寒そうにしてるなら
君の頰を
僕の手で暖めるんだ

君が まだ寒いって言うなら
君の首に
僕の腕を巻き付けて
ぎゅっとするんだ

そして
君に言い聞かせる様に
耳元で
逃げないよ って言うんだ

珈琲          #詩

珈琲         #詩

息を吹けば

揺れて消える

珈琲の湯気を見て思うんだ

心臓の鼓動が速まると

言葉が消し飛んでいく

僕の心みたいだ

なんて…

手の中に

言葉を握っていても

鼓動が

僕の言葉を砕くんだ