「ウィステリアと三人の女たち」(川上 未映子著)
前の記事でも書いたのですが、ここのところプログラミングの勉強に取り組んでいるのと、Duolingo(英語)も始めたりして、読書の時間があまり取れていませんでした。でも連休のあいだに時間ができて一冊読めたので、一ヶ月ぶりに読書感想文を投稿してみようと思います。
これで川上未映子さんの本を読むのは4冊目になりますが、これまで読んできた本と同様、登場人物のほとんどが女性です。この短編集ではその傾向が特に顕著な気がしていて、主人公と直接言葉を交わす男性は、最後の短編「ウィステリアと