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記事一覧

人は、人がわからない時こそ、寄り添うことができる。

人は、人がわからない時こそ、寄り添うことができる。

怒りは顔を上気し、怒鳴り、拳を振り上げ不満に苛まれる。
喜びは諸手を挙げ、笑い、時に美しい涙を流して満たされる。
楽しさは軽やかに、喜びに似て非なる高まりと集中をもたらす。
哀しみは不意に訪れ、震え、痛ましい涙にうちひしがれる。

……はたして、誰が貴方に教えただろうか?

……それは、貴方が獲得した感情である。

 感情は学習だ。上記の例も、誇張されたものだと感じる人もいれば、感情として理解でき

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『シノアリスだったナニカ』へ

『シノアリスだったナニカ』へ

 スクエアエニックス×ポケラボ
 2017.6/6からサービス開始された【SINoALICE】(シノアリス)がサービスを終了する。2024/1/15 11:59だ。
 このnoteは、シノアリスをプレイし、ギルドバトルの難しさを味わい、悲喜交々の交流をし、キャラクターズを愛し、愛された、一人のシノアリスプレイヤーの感想と、ゲームとしての最後の考察である。

 私はこのゲームを2017.6/6からプ

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ブレワイとティアキンは大きく違うゲームだった。

ブレワイとティアキンは大きく違うゲームだった。

 『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』5/26 23時頃に無事クリアいたしました。
 発売初日の0時からプレイして、メインストーリーを中心に進めたつもりでしたが、およそ75時間かかったようです。早いか遅いかは人に寄りますが、自分としては時間が掛かったなと感じています。
 その上で、ブレワイとティアキンが違うゲームだと思った所を振り返り、言葉にしてみたいと思いました。

1.ゲーム体験として、

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そうそう、こんなセッションをしたかったんだよ。そんで、こんな脳内映像を出力出来たら一生の悔いなし。オタクだから。そういう映画。(映画D&Dを観た)

そうそう、こんなセッションをしたかったんだよ。そんで、こんな脳内映像を出力出来たら一生の悔いなし。オタクだから。そういう映画。(映画D&Dを観た)

「うあー最近TRPGやれてねー!」心から漏れる叫び。

FF14が面白すぎるせいだし、配信をしているから時間が取れないと言うのが大きいんですけど……それは自業自得がすぎますよね。

FF14然り、ファンタジー世界での大冒険が嫌いな訳がないじゃないですか。
壮大さとか、風呂敷大きいのじゃなくて、
”自分がそこにいる感じを味わえるファンタジー”
大好きだからこそ、”飢えている”んですよ。
ただ、そう思

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ゲーマー歴36年のダンジョン紀行#18の序 『ゲームマーケット2022秋の新作ダンジョンをチェック!』

ゲーマー歴36年のダンジョン紀行#18の序 『ゲームマーケット2022秋の新作ダンジョンをチェック!』

 冷え込みが襲う近頃、皆様体調など崩してはおられませんか?
 タンスをひっくりかえして、厚手のコートや上着を引っ張り出した方も多いのではないでしょうか。今週末には整理して、来週土日のゲームマーケット2022秋へ落ち着いて参加したいものです。
 
 『アナログゲームマガジン』は、アナログゲームに精通した執筆陣が集まり、一ジャンルを詳しく解説する記事や、ゲームの攻略記事、ルール記述の記事、はては第一線

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アナログゲームマガジン6月号の感想。

アナログゲームマガジン6月号の感想。

アナログゲームマガジン6月号の感想。 こんにちはK_imuです!
 noteの有料マガジン『アナログゲームマガジン』で、『ゲーマー歴34年のダンジョン紀行』と言うコラムを寄せております。

読んで頂いた皆様、改めてありがとうございます。
 さて、当記事は先月に引き続き、アナログゲームマガジンの個人的な感想を書かせてもらっております。あくまでも個人的な感想です。

が、
『私の記事に興味をもっ

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アナログゲームマガジン5月号の感想。

アナログゲームマガジン5月号の感想。

 こんにちはK_imuです!
 noteの有料マガジン『アナログゲームマガジン』で、『ゲーマー歴34年のダンジョン紀行』と言う一風変わったコラムを寄せさせてもらっております。

 読んで頂いた皆様、改めてありがとうございます。

 さて、当記事はこのアナログゲームマガジン5月号の紹介き……じ……いや紹介ではないです。当記事は個人的な感想です。笑

『私の記事に興味をもっていただいた方』=私と視点が

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怖いと評判の町の歯医者さんに、30年間褒められている理由。

怖いと評判の町の歯医者さんに、30年間褒められている理由。

 小学校の歯科検診。その担当の頑固なお爺さん先生です。30年近く行きつけて、今でも通う歯医者さんです。そのお姿は、出会った時からお爺さんで、先月お会いしてもお爺さん。記憶している姿は一度たりとも変わっていません。
 まさしく、小学校の目の前に個人の歯科医院を構える先生でした。近所の人もあまり行きたくなくて、わりといつ行ってもガラガラな歯科医院です。なぜなら口々に皆がこう言います。
「あの先生、怖く

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『大事な人との別れを身近に感じて、生き残った人』

*1/3-
 最近、大事な人との別れを経た方へ。
 しっかりご飯を食べて、お風呂に入って、よく眠って下さい。眠れなかったら、何も考えずに横になられるだけで構いません。
 身近な人との別れを経て、精神をすぐに立て直すほどの知見を、人類はまだ得ていません。なので、生きているご自身の肉体だけでも守ってください。お願いいたします。
 もちろん、最近ではない方も。何年経とうと、精神への影響は計り知れません。

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『いつだって、年齢なんて忘れなさい』と交わした約束を、忘れないように。

*1-
 師匠に言われた言葉だ。辰巳さん、お元気だろうか。出会った時はすでに八十八才のおばあちゃんであった。
「えー! 私八月八日生まれなんですよ!」
「あらお揃い! 末広がりね!」
年齢をあけっぴろげに言いながら、店に立つその姿に何度も勇気づけられた。

 彼女は古着着物のリサイクルショップの店長を任されていた。
 辺境の地にあったそのお店は、リサイクルショップ系列の古着着物専門店だった。人材不

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最愛の奥様になら、いつだって頑張ってと言われたい。

*1/3-序
 2000年初頭かな、鬱病が世の中に認知されてきて、注目されだした頃のこと。仲の良い同級生で鬱状態になってしまった子がいて、調べたことがありました。
 その接し方の中に『頑張れ』と言うのは追い打ちになる為に適切ではないとあり、しばらく軽率に『頑張れ』と言えない時期がありました。
 この配慮は大事で、大人になった今こそ役に立つ細やかな心遣いだと感じています。じゃあ、この『配慮』って何な

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人の密度と人の距離

小さいお店と言うものに雇われて、その大きな違いに知恵熱が出そうになっている。本当、人生100年では私たちは何もかもが足りない。

それくらい、34年の人生に無かった感覚だ。

多分、一番の違いは従業員の人数だし、関わっている人の数なんだと思う。同じ社会と言うのは、全然ない。これだけ同じ土地、近い距離でも、すぐ隣では全く違う時間が流れている。それは、人の関わる密度、人のいる距離によって変わっているよ

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ゲームの先鋭化について

来週ゲームマーケットが行われる。

アナログゲームの祭典であり、ボードゲーム・カードゲーム・TRPG、それら周辺アイテム雑貨まで多種多様である。この記事を見る人は、私のこと込みで知っている人も多いでしょう。省略。

先日、『近年の作品よりも、往年の名作にやっぱり戻る』というゲーマーの言葉を聞きまして、そういうこともあるなぁと思います。私もたまにマリオに戻りますし。え、違う? いや、同じだと思うんで

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ギャンブルにはまらないゲーマー

私はゲーマーだ。タイトルの通り、ギャンブルには全くと言って興味がない。それどころか、若干の嫌悪感もある。その根拠は、『ギャンブルをするとゲームの楽しさが消える』からだ。と断言する。別にどこかに攻撃的でも、保守的でもない。ただ、人間とはそうできている、と私が思っているだけの話――と、今回は少し最初から大きく出てみよう。もちろん私の創作スタンス上、どちらも否定はしない。まったくもって。

早速啖呵を切

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