皆様は何かしらの理由にて
クリニックや病院の側の調剤薬局を利用せず
自宅近所であったり
勤務先の側などの薬局に処方箋を持ち込んだけど、断られたという経験はありませんか？

全く
残念な話ですよね💧🥲

私も以前、処方箋をお受けする立場にて
数十年仕事をする中で
患者様が処方箋発行日から5日目にして持ち込みをいただいた方にお逢いしたことがありました😱

当然、処方箋の有効期間である
4日間を過ぎており🥲
有効期限もご存知では無く…
患者様も新患・クリニック先様も取り扱いは初ではあったのですが…   
対処方法をレクチャーさせていただくなど、患者様のピンチをどうにか一緒に乗り越えることが出来ました💧

患者様のご事情をお伺いする中で…
なんとまぁ💦
5件もの薬局様に足を運んでは
ただただ【無い・置いてない】との理由でお断りされたとか😱😱😱
珍しいお薬でも無かったのですが…
経営的な目線だけで見れば総点数は低め…
期限前日に訪れた薬局でも同じ扱いだったとか🥲💦

理由はともあれ
何とも不親切な薬局もあったものだと
肩の落ちる想いであったことを記憶しています💧💧

なので今回、ここに
薬局の裏事情含め
対処方法をお伝えしたいと思います。

【断られた時の対処方法】

下記の内容にも記載しておりますが
薬局という組織は
様々な方法にてお薬を入手することや対処することが出来ます！
しかし、下記内容で記載している通り
物理的な理由で断らざるおえない薬局があることも現状です。

なので、万が一、
【ただただ断られた時は】
処方箋難民にならないように…

薬局にお伺いするべきことは
ただ一つ！

【何処ならあるか、調べてもらうことは可能ですか？】
というキーワードを覚えて置いてください❣️

忙しくて直ぐには調べられないと言うのであれば、そこは怒りをグッと抑えて….
【今日中に調べていただけるなら、お電話もらえますでしょうか？】
とも聞いてみてください。

薬局に足を運ぶ時間も惜しい時は
クリニックの車内からでも
薬局へ携帯電話介して
【今から読み上げるお薬有りますか？】と
処方箋を読み上げ
お薬が全てあればラッキーですが…
【お薬が無い】と言われたら
今日中もしくは明日中にでも揃えてもらうのは可能か？
それが無理なら、
【何処ならあるか調べてもらえますか？】でも良いでしょう。

ただ一点心配事は…
調べてもらった結果
処方元の側の薬局様以外の薬局となると…
全てのお薬が揃う薬局様が無く…
複数の薬局にバラけることもある故…
そうなった場合は、結局は
バラけた中から1箇所を選び
そこの薬局様に残り全てのお薬を揃えていただかなくてはなりません。
むしろ、１日２日待てるお薬であるなら
薬局に揃えてもらう方が楽です。

再度念のためお伝えしますが
上記の内容は
処方箋元の側の薬局様でもらうのが1番手っ取り早いのですが、様々なご事情にて
処方箋元の側の薬局様以外の
薬局を選びたい方向けの話です。

薬局組織の
特殊な医薬品仕入れの仕組み

通常、薬局はお薬を仕入れる時
契約のある数カ所の卸さんの中から
医薬品メーカーの取り扱い・仕入れ価格・信頼などなど加味したところで選別し、100錠や1000錠などの箱単位にて医薬品を仕入れています。
また、この場合のお薬が薬局に届くまでにかかる日数は最短で当日中です。
緊急時には例外的に卸担当者さんによっては
数時間で配達してくれることもある
独特な信用取引が行われている世界です。

また、中には卸さん独特の取り組みであったり、他企業など、10錠単位や1本単位でのバラ包装での購入も出来ますが、品物にも限りがありますし、損益ゼロまたは赤字覚悟、または中には信用性の低い物があったり、返品も出来ない為、余程の理由が無い限りあまり利用することはありません。
因みに仕入れにかかる時間も原則最短で翌日となります。

薬局組織独特の便利な仕組み

では他にどんな入手方法があるか…
調剤薬局という組織は
大抵、県単位で薬剤師会というところに加入しているのですが、ここに所属している薬局は、お薬の売り買いの協力体制が、県単位のみではありますが、ネットワークで繋がっているという便利な利点もあります。
【仕組みを作って下さった発起人は誠に素晴らしい方だと尊敬の眼差しです✨🌈】

なので
薬局会員なら専用のネットワークをポチッと検索すれば、何処の薬局に何の医薬品の取り扱いがあるかということは一目瞭然であるという訳です！

万が一薬剤師会に加入していなかったとしても、その時は、卸さんにお伺いすると、事情が事情な時は、卸先様を検索しご紹介してくださるなど御協力もしてくれます。

この様に水面下では
実に多くの強力なネットワークが構築されているのです🌈
よって、生かすも殺すも薬局様次第なのです✨

【受付拒否…予想される裏事情】

本来、薬局組織は、余程の理由がない限り、調剤拒否は出来なかったと記憶しているのですが…
現実問題として拒否する薬局様が存在する以上、対処方法も考え無くてはなりません。

その為にも、薬局サイドの裏事情も理解しておきましょう！
以前お話しした様に、通常、卸さんから仕入れた薬にほぼ利益はありません。
当然、通常外で仕入れる時は
患者様からいただくお薬代と同じ価格＝薬価と言われるもので購入することになるので損益は原則ゼロ。　　　
更に、卸さんは当然ですが…
薬局間での売買に置いても、たまに、消費税まで請求されることもあり…
そうなると、購入に車を走らせる時間とガソリン代・人件費もろもろを計算すると、薬そのものは完全なる赤字です。
処方箋の内容によっては、処方箋自体の利益すらわずかなものになってしまうというのが現状。

これも以前お話ししたかも知れませんが
薬局組織は人員もギリギリしか雇えていないところが多いので、購入や配達に人員を避けないというのが1番のネックになる要因です。

または、難しいお薬や希少なお薬なども理由にはあげられますが、これにおいてはドクターとの連携にて対処方法はあります。

この様に
患者様に薬局内に無いお薬の提供を行うということは、請負う責任もさる事ながら、スピード性を重視された対応性・膨大なエネルギーの排出等を無償覚悟で行うことが必要とされる訳です。

本来の望むべき薬局の姿であり
他社との差別化ともなり得るカギ

本来であれば
【取り扱いが無い】
【取り揃えるのが物理的に不可能】
と言った場合、
寡占企業的な特殊な業界でもある
薬局だからこそ
取り扱いのある薬局様を調べて差し上げたり
よもやすれば、そこの薬局様と連携をとり
患者様が向かわれるのであれば、
待ち時間を効率よく削減する為に
事前にFAXで処方箋を流して差し上げる、
急がない手持ちのあるお薬であれば
後ほどお届けするなり、郵送するなり…
経営的に費用対効果を加味しても
【大してお金をかけず喜ばれるサービス】は
沢山あるわけです。
何よりは
患者様のご事情はじめ
地域医療という点で考えても
情報量の少ない患者様が困らない様に
情報をたっぷり持っている薬局側から御提案申し上げるのが、本来のあるべき姿と想いたいし…
患者様に支持していただける薬局だと想うのです…..

患者様に上記の様な言葉を言わせるなんてのは
なんとも世知がないという他ありません💧

が…..
患者様のこの様な取り組みが
残念な薬局様へ、何かしらの気付きを与え
心豊かな愛のある社会に導くきっかけになるやも知れないと…
希望を託したいと想います✨🌈

【まとめ】

当然ながら
全ての薬局様が残念な薬局様ではありません。
患者様の立場に向き合い
真摯に日々取り組んでおられる
薬局様も沢山あります。

むしろ、この様な
基本的な豊かな愛を持ち合わせた
薬局様であれば、
この近年、差別化を図るという意味でも
患者様から支持していただける
強靭な強みとなっていることでしょう✨

今や、患者様の観る目も肥え選べる時代です。
自分に合った豊かな愛を持ち合わせた
薬局・薬剤師の先生方を
かかりつけにしていきましょう🌈🤗✨💕

最後までお読みいただきありがとうございました💕☺️💕
🤗🌈愛を込めて🌈🤗

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