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小中学生の成績に悩む方へ

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主に小中学生の勉強について書いた記事をまとめました。
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記事一覧

公立小中学生テスト対策はコレにつきる

公立小中学生テスト対策はコレにつきる

「どんな教材を使えばよいですか?」

保護者さん、また子供さんのいる知人から聞かれることがあります。

〇学校のテストの点を上げたい場合

★小学生は⇒
ぴったりテストまたはぴったりトレーニング

★中学生は⇒
教科書ワークまたは教科書トレーニング

を完璧にやってください。

完璧ですよー!完璧!

塾では、それぞれ独自の教材を使っている所もあります。
なぜなら複数の校区をまたいでいる塾もあり、

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自分の大切な子供を学校に評価されるということ

自分の大切な子供を学校に評価されるということ

1学期が終わって、教えている子供たちが、テストの結果や、成績表をもらってきました。

学校の先生が見ておられたら、大変申し訳ないのですが、学校の評価の仕方って結構残酷だし、時として不当だなと思うのです。

言ってることとやってることが違う

最近は、
考える力・思考力を重視している問題が多いです。

授業もそういうスタイルになってきています。
それはそれで、私は大いに賛成。

数学などで計算は、ま

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簡単暗記に走るな

簡単暗記に走るな



「はじきの法則」

私はこの言葉を、10年位前初めて聞きました。
ご存じですか?
小学校で時々先生が使う、速さ関係の計算に使う暗記図です。

は=速さ
じ=時間
き=距離

距離を知りたいときは、速さ×時間
速さを知りたいときは、距離/時間(割り算)
時間を知りたいときは、距離/時間(割り算)

というのを、この図に当てはめて式を作るのです。

距離のところを道のりとして、「みはじ」の法則と教

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子供には時々一般的な雑談(特に数字にまつわる話)をして欲しい。

子供には時々一般的な雑談(特に数字にまつわる話)をして欲しい。

子供の頃、親から「こんなことも知らんのか?学校で何やってんねん」と時々言われました。
子供にも小難しいことを言う父だったので、「そんなこと言われたって、本当に習ってないんだけど?」と思っていました。怖いので反論できませんでしたが。
そういう私も、子供を教えていて、あまりの基本的常識のなさに驚くことがあります。
時代は巡る。。。なのでしょうか?

~~~~~
その年齢でそれ知らないの?

最近は、以

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学習障害の子をどうするか

学習障害の子をどうするか

教えていると色々な子に出会います。

一を聞いて十を知る

どころか、全部聞かずとも全容がわかる子もいます。

100言って1わかる子。

100言って50位わかる子。

障害があるか、無いか・・・
きっちりした線引きなどないのです。

私は専門家ではないですが、学習障害(LD)だよね?と思われる子が何人かいました。

20代の時、バイトしていた個別指導塾で、初めてそう思う子を担当しました。

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塾・家庭教師の選び方(現役家庭塾講師の私見)

塾・家庭教師の選び方(現役家庭塾講師の私見)

★前置き★(本題は次の★へ)

 noteというものを知って、半月経った。
Facebookで、友達に見たくもないもの見せているかもしれない、という懸念から、長めの文章はこちらへ書くことにした。

 とりあえず、思いついたことを投稿すると決めただけ。
スキの押していただいた時に出るメッセージを、カスタマイズすることができることも、つい先日知った。

 で、今のところ、読んでいる方もおられるようで、

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中学生(偏差値45~55位の子)の成績を上げるために私がやること

中学生(偏差値45~55位の子)の成績を上げるために私がやること

 私が個別指導するのは、偏差値が45~55位の子がメインです。
それ以下の子も指導しますが、これから書く問題点と違った問題をはらんでいる可能性(学習障害など)があるので、以下の方法は、あまり当てはまらないと思って下さい。

成績が今ひとつで、本人としては頑張っているのに、成果が出ない子の特徴と対策

●人の話を聞いていない
 説明しているのに、顔はこちら(ホワイトボードなり教材)を見ていない。

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社会科(中学生)は絶対点数を上げられる

社会科(中学生)は絶対点数を上げられる

小中高生の勉強を見ています。

見ている教科の多い順で言うと、

小学生→算数、国語(時々英語)
中学生→数学、英語(時々他の教科)
高校生→英語、古典、数学

 私自身は、すべての教科の中で地理が好き。
でも、地理(社会)を教えて下さいという依頼はありませんでした。
雇われている立場だと、最初の面談で決めた、親御さんの希望の教科だけを教えます。

 タイトルで、絶対などと使って、大丈夫なのかと思

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なんで勉強しなければならないかへの返答(小中学生)

なんで勉強しなければならないかへの返答(小中学生)

子供たちに教えていると、時として聞かれる質問。

なんでこんな難しい問題やらなきゃならないのー?
こんなこと大人になって役立つことある?

と、聞かれます。
特に、その子にとって難しい問題と向き合う時です。

わからなくもないです。
中3の最後のほうに習う「相似比」は皆嫌いです。
普段の生活で使わないでしょー?
実は私は、お菓子作りをするので、このサイズのお菓子をこの小さい型で作るには・・・?容量

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親子関係と成績

親子関係と成績

親子関係が、成績の上がり具合に影響を及ぼしていることがあるケースについて、気付いたことを書こうと思います。3点あります。

1.ぎゃあぎゃあ言う親の子は、自立しにくい=自主的に勉強しにくい

「勉強しなさい」
「ちゃんとやってるの?」
「そんなんでどーするのよ」
などと、言う親は多いと思います。

でもここでポイントは、その言い方なのです。
「このお母さんちょっと微妙だな・・・」と思った子の発言が

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褒めれば成績が上がるか

褒めれば成績が上がるか

子供は褒めるべき

一応正しいと思っています。
一応というのは、たまに例外があるから。
「英語だけは良いんだから、それが自分の強みだよ。素養があるから伸ばすのは楽なはず。頑張ってみて」と言ったことがあります。
ということは、

そんなにやらなくてもよいってこと

と、解釈して、成績が伸びなくなってしまったのです。

そういう例外があるにせよ、ほとんどの場合、もちろん褒めます。
褒め方は、その子のタ

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学校での評価が高い中学生と、評価が低い小学生。

学校での評価が高い中学生と、評価が低い小学生。

中学校での評価

教える子供の割合は、中学生が多いです。

地元の中学校が、どのように子供を評価をしているか、ある程度わかっています。
テストの成績、提出物、授業での積極性など。
以前は相対評価だったのが、最近は絶対評価に変わりました。
他人に左右されず、やっただけ評価される。これ、結構良いなと思うのです。2年生までは・・・
なぜか2年生までかと言うと、
5段階で4を取っていたとしても、相対評価の

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子供に教えていて、言いがちだけど言うべきでないこと。

子供に教えていて、言いがちだけど言うべきでないこと。

親御さんが、子供の勉強を見ていることがあると思います。
特に小学生はそうですね。
そこそこ勉強がお得意な方は、中学生でも見るかもしれません。

勉強を教える時に、

子供に言いがちだけど、言うべきでないこと。

これって、実は学校の先生、塾の先生でも言う方がおられます。
という私も、大学時代に家庭教師のアルバイトをしていた時は、つい言っていました。

それは、

「それ、前も説明した(言った)よね

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