記事一覧
医師・看護師はもう限界!デルタ株で高まる「自衛隊野戦病院」の必要性
私は、本連載で以前(連載275回)から、野戦病院を新型コロナ対策の「切り札」として提案してきた。デルタ株が猛威を振るっている今になって、野戦病院が現実的なコロナ対策案として浮上している。
産経新聞「首長選の黒星続きで難局の維新 奈良メガソーラーは「唐突」と反発され…伸び悩む支持」
産経新聞にコメントをしました。
立命館大の上久保誠人(かみくぼ・まさと)教授(政治学)は維新の現状について「自民など他政党との明確な違いを打ち出せず、既存政党の一つになっている」と指摘。維新が得意とした無党派層の取り込みができずに首長選での敗北につながっているとし、「党本部が今後の日本のグランドデザインを描き、中央集権打破や地方自治改革といったビジョンを示すことが重要だ」と述べた。
上久保の言葉(2)「なぜ最初にゼミ長を決めないか」
3回生ゼミ・第2週(4月18日え、2限)の冒頭の言葉です。
上久保ゼミでは、4月に新入生が入ってすぐに、その代のゼミ長を決めません。他のほとんどのゼミでは、第1週にゼミ長を決めて運営を始めると思いますが、うちはそれはしません。
最初にゼミ長というリーダーを決めてしまうと、もうその他の全員が、リーダーの言うことに何も考えずに従ってしまうことになります。全員が、思考停止に陥るのです。そういう癖が組
上久保の言葉「すべての研究はつながっている」
3回生ゼミ第一回(2024年4月4日)の言葉。今回は3回生の研究計画と春休み中に取り組んだことの発表会です。上久保ゼミでは新人第一回でいきなり研究発表会から入ります。当然です。そのスピード感でやらないと、現代社会にはついていけません。
すべての研究発表が終わったと、3回生に話した言葉です。
全員の研究テーマはバラバラだ。でも、実はすべての研究テーマがつながっていて、1つの現代社会の縮図となっ
反転授業動画(1)「比較制度第一週:イントロダクション」
反転授業の予習としての動画を公開します。比較制度の第一週「イントロダクション」です。ただし、第一週は予習ではなく、授業時間中にこの授業全体の概略を話しました。
もっとみる「小池百合子首相」誕生の可能性はまだある!政治学者が本気で期待するワケ
政治資金パーティーを巡る「裏金問題」を受けて、安倍派と二階派の議員に処分が下された。その中には、小池百合子東京都知事の「国政復帰の後ろ盾」と目された大物議員も含まれる。これによって、小池知事の自民党復帰や総裁選出馬は先送りになったと見る向きは多い。だが、本当にそうなのか――。政治学者が大胆な説を展開する。
(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
香港の民主化と人権(オンライン討論会)
4月4日(木)20時(日本時間)に、ロンドンの大和日英基金主催の討論会「Democracy and Human Rights in Hong Kong」に討論者として出ます。ZOOMで行われます。
司会者は、The Economist誌のビル・エモット。編集長で「日はまた沈む」等の日本関連の著書で有名な方。スピーカーは英国亡命中の香港民主化活動家、ノーベル平和賞候補でもあるネイサン・ロー。人権活
進むも地獄、引くも地獄。有利な状況でウクライナ戦争「停戦」が困難な状況に立たされた西側
開戦から2年以上が経過するも、依然膠着状態が続くウクライナ戦争。しかし政治学者で立命館大学政策科学部教授の上久保誠人さんは、広い意味で「NATOは既にロシアに勝利している」として、そう判断できる根拠を解説。その上で、たとえウクライナ戦争の「停戦」が実現したとしても、プーチンに「勝利宣言」をさせてはいけない理由について詳述しています。
ウクライナ停戦のカギは「旧日本軍の構想」にある!ロシアの勝利宣言も核戦争も避ける案とは?
2022年に始まったロシアによるウクライナ侵攻だが、約2年が経過した今も収束する気配はない。ウクライナを支援する側のNATOも、いまだに一枚岩になり切れていない印象だ。なぜウクライナ紛争は延々と続いているのか。NATOには今後、どんな立ち回りが求められるのか。政治学者が考察する。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
2023年度「上久保ゼミ卒業論文集」コメント
2024年3月20日(水)の立命館大学の卒業式が行われ、上久保ゼミ12代目が無事に卒業しました。毎年恒例ですが、その卒業論文集に書いた私のコメントを掲載します。
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4回生が卒業論文作成に入る時、私は「この時期は、人生にとって最も価値のある時になる。天下国家を語りなさい。思い切り楽しみなさい」と言うことにしている。
しかし、残念なことに、卒業
岸田首相、支持率低迷なのに「無敵」なのはなぜ?今後の“最悪シナリオ”とは…
岸田文雄首相の支持率低下が止まらない。本来であれば党内で「岸田降ろし」の動きが起きてもおかしくない状況だ。にもかかわらず、岸田首相は「政治倫理審査会」への出席とフルオープン化や、異例の「土曜国会」を強行できるほど権力を強めている。その背景には何があるのか。今後想定される“最悪シナリオ”とは――。政治学者が考察する。
(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
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自民党に勝てる「シン・野党連合」を政治学者が大胆提言!政策“三本の矢”と意外なリーダーとは?
自民党の支持率低下が著しいが、野党もパッとしない。立憲民主党の泉健太代表が、他の野党に共闘を呼び掛けたものの、否定的な態度を取られている。そこで本稿では、実現可能性を度外視して、政権交代を勝ち取るポテンシャルを秘めた「野党連合」の体制・政策・リーダーを大胆に提言してみたい。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
週刊誌に嘘のコメントを求められたこと
サッカー日本代表・伊東純也選手の女性スキャンダルを週刊新潮が報道したことが波紋を広げています。アジアカップという大きな大会中の報道で、伊東選手が代表を離脱することになったことで、週刊新潮に対するバッシングがネット上で広がっています。
箕輪厚介氏のXでは、過去、週刊誌に嘘を書かれた人たちが、それを暴露する動きが広がっているといいます。
また、古市憲寿氏によれば、文春記者のスキャンダルを探しだして