- 運営しているクリエイター
記事一覧
つまみぐいエッセイ集②
記事にするには寸足らずの、たのしい日常。
一、頭の形をめぐるたたかい
赤ちゃんの頭の形がいいとか悪いとかいう時代。
だから、矯正の話が挙がらないように低月齢から頑張ってきた。
右ばかり向くので、深夜に寝込みを狙って左へ。左へ。
タオルを丸めて右を向かないようにして、左へ。
そしたら、真上を向くようになった。
両腕を広げて、気持ち良さそうに寝ている。
真上ばかりだと絶壁になる…?と考え、
つまみぐいエッセイ集①
記事にするのは寸足らずの、たのしい日常。
一、親の後悔を子で叶えるなと言うけれど
アメリカは歯列矯正が安いと知人に聞き、歯科に話を聞きに行った夫。
"チャチャっとインビザライン"を期待していたが、そうはいかないタイプと知る。
残念がり、生後4ヶ月の我が子を見てぽつり。
『この子が歯並び悪かったら、若いときに矯正させてあげよう』
無論、まだ一本も生えていない。
二、毛刈りを逃れる羊
余の周りには人が集まる
余の周りには人が集まる。
理由はきっと余のことを好きだからだ。
特にプッとすると、父上も母上も
『クサッ!』
といい、変な顔したあとに笑っている。
クサッってどんな意味だろう。
いい意味に違いない。
余はたまにおなかに力が入り、何かが出る。
すると、母上は笑顔で余を抱きかかえ、
『ジブンデウンチシタノ!エライネ!!』
と、なんだかとても嬉しそうだ。
余も笑顔を返してやる。
父上がどこ
大雨が降ると思い出す人々
今日は珍しく、ここ南カリフォルニアは大雨だ。
朝方4時の授乳後に外を見ると、無数の雨脚が街灯に照らされている。
大雨になると、思い出す人々がいる。
一人目は、上野公園で。
わたしは上野を庭にしていたことがあるので、よく変なところで
『上野駅はどっちですか?』
と声をかけられた。
日本人、外国人どちらでも。
もはや、上野公園界隈を歩いていると上野駅がわからなくなる魔法でもかかるのかと思うほ
今日も、行けなかった。〜母のひとりごと〜
今日も、行けなかった。
毎週火曜日10時からの、赤ちゃんクラブ。
近所の図書館で、10:00〜10:20まで、赤ちゃんの手遊び会をしている。
わたしは野良ママ活動の一環として、行きたいのだ。
現地の知り合いをつくりたい。
しかし 朝10時は とても 難しい。
9時台にミルクを飲めば機嫌良く行けるのだが、
9時台は大抵眠くて機嫌が悪い。
ギャン泣きで手遊び会に行っても仕方ない。
今日は
三段腹の二段めに乗って。
赤ちゃんのパスポートが手に入った今週。
赤ちゃんと一緒に歯科診察にいってみた。
金歯の高さ調整のためだ。
いつも歯科は在宅仕事中の夫に預けて行くが、
毎回毎回申し訳ないし、
今回の診察は短いって言うから連れて行った。
車で移動。
歯科のオフィスが入っているビルの入り口に着くと、
階段の前でおばあさんがたたずんでいた。
自立型の杖を横に置いて、スマホで誰かにメッセージを送っている。
目