keitoneco99

ずっと旅をしていて気がついたらここにいました

keitoneco99

ずっと旅をしていて気がついたらここにいました

マガジン

  • おポンチ旅日記

    はるか地の果てから一歩わき道まで、何かを探せばそれは旅

  • 過去のクラフトさまざま

    塗ったり縫ったり描いたり作ったりしたもの

  • プチてっちゃん、ユーレイルパス彷徨のたび

    1991年11~12月、発作的に一ヶ月くらいベルギー、オランダ、ドイツを旅した記録。

  • 月ごとの断片

    毎月最低1回更新予定の写真集合体

  • よみもの

    マガジンになっていないフォロワーさんの作品(主に創作小説)を 個別にここにご紹介します。有料・無料しばりなし。

記事一覧

固定された記事

note始めて10周年のバッヂをいただきました。相変わらず仕組みがよく分かっていない中、ここで10年置いてもらえたようで、とにもかくにもありがとうございます。これからも過去旅のこと、日常、映画や好きなもののこと、徒然なるまま続けられれば、と思います。

keitoneco99
2週間前
5

1992年6月 鬼怒沼山に上る02 (終)

【あらすじ】 奥鬼怒の山奥、レトロな木造温泉宿を早朝に出発して、友人Mと目指すは鬼怒沼山、登山素人の私は息も上がりがちでしたが無事、辿り着いて……帰りはびっくり意…

keitoneco99
1日前
1

1992年6月 鬼怒沼山に上る01

【あらすじ】 友人Mと、一泊の予定で奥鬼怒にある鬼怒沼山に行ってみよう、と計画。予約したのは日光澤温泉とありましたがまずはそこにたどり着くまでがひと仕事でした。た…

keitoneco99
2日前
4

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り6(終)

【まとめ】ついに午後の便で帰国。帰りはまた専用バンとシムロさんがお迎えに。免税店、中華系レストランと立ち寄った後、空港でお別れ。 ツアー会社にあまりお金を落とせ…

keitoneco99
7日前
11

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り5

【まとめ】買物に徹した感のある午後。おかげで財布はすっからかん寸前。 それでも夕飯に寄ったふたり組は密かにレストランであだ名まで付けられ… 帰ってみれば人民服的な…

keitoneco99
8日前
3

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り4

【まとめ】ここもかなり詰めていた一日。午前中から昼過ぎまでは先日予約の「アユタヤ見物と川旅」を満喫する。舟を降りてからはバンコク市街地でさて、買い物をば! 9月…

keitoneco99
9日前
6

ささやかに当たる

keitoneco99
9日前
1

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り3

【まとめ】渡し船とサムロー、徒歩を駆使してお寺巡り。丘の上の寺院にて天気急変、と同時にお腹が非常に痛くなった私は友に別れを告げて寺を出るが…… 9月12日(日)後…

keitoneco99
11日前
8

毛糸とまんない

今まで編んだ製品・作品をまとめます。順不同。図面が読めない、記号の意味が頭に入らない、マニュアル苦手、なのでとにかく手を動かして目を増やしたり減らしたりほどいた…

keitoneco99
11日前
1

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り2

【まとめ】バンコクにて僅かな財力の許す限りできそうなことは何でもやってみよう、とふたりでうろつく。お寺めぐり、食べ歩き、買い物、などなど。足はもっぱらサムロー(…

keitoneco99
12日前
4

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り1

【まとめ】友人Nと、ちょっと海外行きたいね、日程がキツイから近いところがいいかね、ふたりで初めてだしね……と悩んだ結果、なぜかタイと決まる。知り合いのタイ人に付…

keitoneco99
13日前
13

映画そんなこんな

「鳥」1963年 かなり久しぶり、ン十年ぶりくらいでしょうか、所帯を持ってから初めて、配信でこちらを再視聴。 アルフレッド・ヒッチコック監督の代表的な映画と言え…

keitoneco99
2週間前
3

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い5【終】

【まとめ】帰る日はちょっぴりおセンチ? いやいやスイス乗り換えは油断禁物。家に着くまでが遠足ですから。 3月9日(日) すっきりと目覚める最終日の朝。 ホテルは後…

keitoneco99
2週間前
3

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い4

【まとめ】今日は完全にローマの名所を攻めよう! と開き直ってふたりであちこち回ってみた。有名どころとか、普段の街並とか、猫とか。 3月8日(土) ホテルの窓から見…

keitoneco99
3週間前
4

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い3

【まとめ】いよいよ列車でフィレンツェへ日帰りふたり旅。外せないのはサン・マルコ寺院、ウフィツィ美術館、パラティーナ美術館。あとは見られるだけ見て、という計画。お…

keitoneco99
3週間前
7

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い2

【まとめ】二日目は、ツアーを離れていきなり個別行動となったN&meの二人組。 まずは翌日予定したフィレンツェ行きの列車時刻と切符の買い方確認のためTermini駅に。その…

keitoneco99
3週間前
7

note始めて10周年のバッヂをいただきました。相変わらず仕組みがよく分かっていない中、ここで10年置いてもらえたようで、とにもかくにもありがとうございます。これからも過去旅のこと、日常、映画や好きなもののこと、徒然なるまま続けられれば、と思います。

1992年6月 鬼怒沼山に上る02 (終)

1992年6月 鬼怒沼山に上る02 (終)

【あらすじ】
奥鬼怒の山奥、レトロな木造温泉宿を早朝に出発して、友人Mと目指すは鬼怒沼山、登山素人の私は息も上がりがちでしたが無事、辿り着いて……帰りはびっくり意外なお助けが。

一日目
6:00 目覚まし時計もないのにぱっちりと目覚める
6:30 朝ごはん&コーヒータイム
9:06 宿で作ってくれたおむすびを持って、出発

歩いて間もなく、道端の空き地でテントを畳んでいる若者ふたりをみかける。昨

もっとみる
1992年6月 鬼怒沼山に上る01

1992年6月 鬼怒沼山に上る01

【あらすじ】
友人Mと、一泊の予定で奥鬼怒にある鬼怒沼山に行ってみよう、と計画。予約したのは日光澤温泉とありましたがまずはそこにたどり着くまでがひと仕事でした。たどり着いた宿はレトロな木造!

一日目
6:15 (注:当時住んでいた最寄り駅の)東十条駅発
上野着、浅草へ。
7:10 浅草駅から快速日光行き
9:06 東武下今市で乗り換え

9:26 鬼怒川温泉駅着
ここから栗山村営バスにて女夫渕(

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り6(終)

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り6(終)

【まとめ】ついに午後の便で帰国。帰りはまた専用バンとシムロさんがお迎えに。免税店、中華系レストランと立ち寄った後、空港でお別れ。
ツアー会社にあまりお金を落とせなくてごめんよー、と心の中で詫びつつ。
そんな中で、タイらしい『功徳』を見てちょっと感動。

9月14日(火)
ゆっくりと朝食。相変わらずボーイさんたちがなにかと話しかけてきてくれる。
テーブルの上に並ぶ食べ物や小物に関する簡単なタイ語講座

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り5

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り5

【まとめ】買物に徹した感のある午後。おかげで財布はすっからかん寸前。
それでも夕飯に寄ったふたり組は密かにレストランであだ名まで付けられ…
帰ってみれば人民服的な合羽でファッションショー。

9月13日(月) 後半戦

せっかく中華街に近いのて、ヤワラーなる所に行ってみる。

まずはお寺
【ワット・トライミット】(黄金仏寺院)

(注:ずっと後に知ったが、この仏様、もともと漆喰で覆われていたらしい

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り4

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り4

【まとめ】ここもかなり詰めていた一日。午前中から昼過ぎまでは先日予約の「アユタヤ見物と川旅」を満喫する。舟を降りてからはバンコク市街地でさて、買い物をば!

9月13日(月)前半戦
6時半過ぎに目覚める。
オプションのツアーに遅刻してはならぬ! とあわててご飯食べに行ってから表通りでサムローを拾う。
ここでNの編み出した交渉方法。相手が値段とか何か言いたそうにした時にすかさず握った30バーツを手を

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り3

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り3

【まとめ】渡し船とサムロー、徒歩を駆使してお寺巡り。丘の上の寺院にて天気急変、と同時にお腹が非常に痛くなった私は友に別れを告げて寺を出るが……

9月12日(日)後半戦
ワット・ポー近くにあった渡しから向こう岸へ行く。
ここで玉子っぽい、甘いクレープみたいのを買う。少しばかりサクサクしていてバター風味でもちろん旨い。

このあたりで、あぶなそうなおっさんから
「ぼーと、ぼーと!」と声を掛けられる。

もっとみる
毛糸とまんない

毛糸とまんない

今まで編んだ製品・作品をまとめます。順不同。図面が読めない、記号の意味が頭に入らない、マニュアル苦手、なのでとにかく手を動かして目を増やしたり減らしたりほどいたりの繰り返しです。

2015年10月 案外普通の帽子、樽付

バザーに誘われたのであんがい普通の帽子を編んでいた。売れたり売れなかったり。

かぎ針。トップに木製の樽(もとはキーホルダー)をつけて、強制的に先が垂れ下がるようにした覚えがあ

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り2

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り2

【まとめ】バンコクにて僅かな財力の許す限りできそうなことは何でもやってみよう、とふたりでうろつく。お寺めぐり、食べ歩き、買い物、などなど。足はもっぱらサムロー(トゥクトゥク)と渡し舟。濁流、しつこいセールス、スコールなんのその。途中で離れ離れになりそうな危機もありながら、何とかふたりは旅をします。
まずはホテル出発から最初のお寺にたどり着くまで。

9月12日(日)前半戦

7:30起床。窓からの

もっとみる
1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り1

1993年9月 タイ・バンコクとアユタヤ小走り1

【まとめ】友人Nと、ちょっと海外行きたいね、日程がキツイから近いところがいいかね、ふたりで初めてだしね……と悩んだ結果、なぜかタイと決まる。知り合いのタイ人に付け焼刃のタイ語を伝授していただき、飛行機往復と宿と宿←→空港の送迎が付いた格安ツアーをみつけ申し込み、早速出発。
初のアジア旅。宿の周りはわんだーらんどでした。

9月11日(土)

友人Nと成田エクスプレス13号で空港へ。
「11時55分

もっとみる
映画そんなこんな

映画そんなこんな

「鳥」1963年

かなり久しぶり、ン十年ぶりくらいでしょうか、所帯を持ってから初めて、配信でこちらを再視聴。
アルフレッド・ヒッチコック監督の代表的な映画と言えばこちら?と言われるくらい有名な映画ですが、最初から最後まで通して観たのは久しぶりでした。

今回改めて感心したのは、ひとコマひとコマへの構図と色彩とのこだわり、でしょうか。
特にボデガ・ベイ(ボーデーガ・ベイBodega Bay)の景色

もっとみる
1997年3月 イタリアあんがいほの暗い5【終】

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い5【終】

【まとめ】帰る日はちょっぴりおセンチ? いやいやスイス乗り換えは油断禁物。家に着くまでが遠足ですから。

3月9日(日)

すっきりと目覚める最終日の朝。

ホテルは後から思えばなかなかゴージャスだったような。こちらは到着直後に撮ったロビーの様子。

ソファもあったし、なかなかにお洒落だったよね。

荷物急いでまとめて迎えの専用バスでローマを発つ。
アリベデルチ・ローマ! いや再び会えるかは分かん

もっとみる
1997年3月 イタリアあんがいほの暗い4

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い4

【まとめ】今日は完全にローマの名所を攻めよう! と開き直ってふたりであちこち回ってみた。有名どころとか、普段の街並とか、猫とか。

3月8日(土)

ホテルの窓から見える通り。桜が咲き出していた!
そして縦列駐車は相変わらずでした。

朝食後、早速ふたりでお外に。Nとの二人旅ではたいがい、しっかりもののNが大雑把に行きたい所を見つけて調べておいてくれて、私がついて行く、というパターンで、今回もそん

もっとみる
1997年3月 イタリアあんがいほの暗い3

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い3

【まとめ】いよいよ列車でフィレンツェへ日帰りふたり旅。外せないのはサン・マルコ寺院、ウフィツィ美術館、パラティーナ美術館。あとは見られるだけ見て、という計画。お昼は名物の脳みそと臓物を頂き、帰りの電車ではウトウトでした。

3月7日(金)
8時15分発の2等席列車にてフィレンツェへ。
往復で77000リラ。

はじめに乗った車両。

空いていたコンパートメントは、Nが「暖房利き過ぎてない?」
と。

もっとみる
1997年3月 イタリアあんがいほの暗い2

1997年3月 イタリアあんがいほの暗い2

【まとめ】二日目は、ツアーを離れていきなり個別行動となったN&meの二人組。
まずは翌日予定したフィレンツェ行きの列車時刻と切符の買い方確認のためTermini駅に。その後地下鉄でバチカン市国、その後バチカンに近いローマ市内の現代美術館へ。挙動不審なおのぼりさん、参ります。

3月6日(木)
ホテルにて朝食。

その後、専用バスで市内観光に行った団体さんに別れを告げ、N&meが向かった先は、フィレ

もっとみる