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今宵は七夕
ギャラリーで過ごす夜。
今宵は七夕らしい。
ハンモックに揺られて空のスペースを眺める。
オープンして2ヶ月弱。
毎週違う絵本のページを開くみたいに、
新たな風がここを通り過ぎていく。
それはワクワクな気持ちを生むと同時に
祭りの後のような寂しさもあって。
私は相当寂しがりのようだ。
今宵は七夕。
まだ彦星には出逢えず。。
愛と恋が共存する場所
最近考える時間がとても必要で。
感情の引き出しを開けたり閉めたり繰り返しながら、その中にある自分に問う。
「あなたの心動かすものはなに?」
今日たまたま見ていた日曜美術館。
萩焼十三代三輪休雪氏の制作映像に
心の水平線が波立った。
一瞬のきらめきと素材との向い合い。
一方的な作用ではなく、素材との掛け合いがそこにはあって、対峙しながら対話しながら形が生まれていく。
中途半端な気持ちで手を入れる
2021年の旅の予定
2021年はゆっくりとスタート。
2020年は走り続けてきたからね。
ここ辺りで一回リセット。
MachiCafeを始めて、仕入れに走り回った。
初のウンカ被害に見舞われ在り方を問われた。
プランターセミナーを主催し、都会で自給する方法を模索した。
さをり本部とのつながりを絶ち、自分だから伝えられる形を探した。
味噌を自分で仕込み、醤油麹を作ることも習った。自給できることがまた増えた。
Mich
私と本 その5「傷つきやすい子どもたち」
私と本。5冊目は
宮崎龍太郎
『傷つきやすい子どもたち』
父のように慕っていた宮崎先生の最後の本。
私は今はさをり織りや農業やものづくりの人のような顔をしているけれど、もともと福祉大出身で、アウトロー福祉人だ。
18歳からずっと障がい児者の人と関わりながら生きている。これはさをり織りと並んで、私のライフワークだと思う。
宮崎先生は私が駆け出しの福祉職員をしている時に出会った。障がい児者教育
私と本 その4「会うまでの時間」
私と本。4冊目は
俵万智「会うまでの時間」
高校生のころから好きな歌人俵万智さんの自選歌集。
私の青春バイブルのような一冊。
万智さんの名を知ったのは、ミスタードーナツのCM。
『潮風に君のにおいがふいに舞う 抱き寄せられて貝殻になる』
女子高生には衝撃的だった。そして、あの有名な歌
『「この味いいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日』
短歌という私の中の固いイメージを、万智
私と本 その3「西の魔女が死んだ」
私と本。3冊目の本は
梨木香歩「西の魔女が死んだ」
まだ30代前半だったころ出会った本。
その頃の私は大人な魔女にあこがれていて、魔女修行中の魔女っ子と自分のことを思っていた。今はもう魔女っ子というにはちょっとはばかれるものがあるけどね。そんな時出会ったこの本には、私のあこがれる毎日が流れていた。
日々を丁寧に暮らす。何かに振り回されずに生きる。自分で決めていく生き方。そういった生き方をし
私と本 その2「無肥料栽培を実現する本」
私と本の2冊目は、
岡本よりたかさんの
『無肥料栽培を実現する本』
ここ数年の手放せない本。私のバイブル。
土いじりを始めたのは、娘のつかさが東京農大に入って、家を出た時から。
仕事と子育てでパンパンに詰まっていた毎日に、すきま風が吹いた。
そのタイミングでコミュニティファームのお誘いを目にし、娘の影響もあって始めてみたのが7年前。
サボテンも枯らす女が野菜なんて育てられるの?という不安は
私と本 その1『感力へのめざめ』
私の思考のベースになっている本といっても過言はないこの1冊。
さをり織り創始者 城みさを氏
「感力へのめざめ」。
「知力、体力は辞書にあって感力がないのは之如何に」
感じる力が如何に軽く扱われて来たか。
人生の中で最も大事な力であるということに、どれだけの人が気づいているだろう
「知情意。情は知をも意をも支配する」
さをり織りという、誰もが好きに自由に自分を表現できる織物を通じて、みさ
ひとつの役目が終わった。
こうしてひとつずつ終わりを迎えて
また新しい自分になっていく
君と一緒だったら遠回りも悪くないね。