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対話の場でわたしが置く言葉
わたしは、生まれたときから当事者家族である。
はじまりは、両親(ともに当事者)だった。診断、治療の有無を問わなければ、祖父母もそうだ。
そんな経緯もあって、支援職になったが、今度はわたしが当事者となり、我が子も当事者となり、再び当事者家族になった。
つまり、わたしはずっと、当事者かつ当事者家族なのだ。
これらの体験が重ねられての今である。
対話の場にわたしが置く言葉は、そういうわたしから生
オープンダイアローグが教えてくれる「問題は外にある」
うちの家族の困りごと。
「その言葉には裏の意味があるのではないか」「実は自分を責めているのではないか」と心配になってしまう。
「そうではないよ」と伝えても、伝わらない。
そのうちに「なぜそう思ってしまうのだろう」「そう思ってしまう自分が悪い」「そう思わせてしまう自分が悪い」「そう思うあなたは厄介なひと」「うまくできない自分はダメなひと」という気持ちがそれぞれに生まれてくる。
苛立ち、嫌悪、
リフレクティングでの布石
リフレクティングは、対話を広げるため、とされている。
話がいろいろな方向に広がっていけるために、言葉の布石を置いていく。
つらい困難な語りがされるとき、わたしは、ポジティブな方向、局面にのみ石を置いていきたくなる。
普段の会話で「話を聞いてもらって、元気が出た」「前向きになった」というのは、その効果かもしれない。
だが、それが、オープンダイアローグでされたらどうだろうか。
その人本来の語り
場をひらくということ
今日は、対面のOD勉強会でした。
ありがたいことに、就労継続支援C型事業所(就労にこだわらず、コミュニティに根ざした地域活動を目指す)の施設をお借りすることができています。
前回は、斎藤環さんの『まんが やってみたくなるオープンダイアローグ』の解説部分を読み合いました。感想や意見を言い合いながら読むと、学びが広がり理解が深まります。何度も読んでいるのに、自分一人では得られなかった気づきも多くあ
未来語りのダイアローグ
家族のためのオープンダイアローグ研究会のスタッフミーティングをしました。4人体制になってのはじめてのミーティングです。
会の目的、目指すところをどうするのか。
ミッション、ビジョンを立てようと開いたミーティングでした。
そこで使ったのが、未来語りのダイアローグ。
部外者をファシリとして呼んでおらず、内輪で交代でファシリをするという形。なので「なんちゃって未来語り」ではあったのですが。
そ
WAM(福祉医療機構)の助成金申請に関するオンライン学習会
zoomウェビナーで参加してきました。助成金なんてまだまだとんでもない!というか、そもそも助成金を申請するような活動を目指すのかどうかも不明瞭。
では、なぜ参加を申し込んだかというと、任意団体の組織づくりについて勉強したかったからです。
とても勉強になりました。
ミッション、ヴィジョン、バリューの用語は出てきませんでしたが、それに類することがどの団体からも語られていました。
事業の立て方と