きり/黒澤季理

あり方の冒険、生きることの発見、体験を味わうこと、

きり/黒澤季理

あり方の冒険、生きることの発見、体験を味わうこと、

マガジン

  • 週報

    2023年7月~

  • 問いで冒険

    問いを入り口に、行く当てもなく、自分の考えや感覚、願い、好き嫌い、その他諸々を書いていきます。

  • 旅に暮らす

    2022年9月中旬~ 日本国内を旅しながら暮らす日々を綴ります。移動は基本ヒッチハイク、旅先ではボランティア滞在をすることが多いです。いつもと違う時間の流れ、地球を身体で感じること、未知な世界への好奇心、そんなところがキーワードかなあと思います。

  • 時の風景

    2022年4月、南米から始まる旅の断片を。

  • さとのば大学

最近の記事

備忘録②

最近嬉しかったこと ・久比にいると毎日、「今日もよく働いた!体力使いきった!」と感じられること ・仲良しおばあちゃんと久しぶりにゆっくり話せたこと。昔の結婚式のおもしろエピソードが聞けたこと。情景がありありと浮かんできた ・おいしいご飯を食べさせてもらえていること。自分で種をまいた野菜がおいしかったこと。最初の頃は毎日水をやっていたりしたけど、基本的に彼らは勝手に育ってくれる。すごい ・睡眠時間を以前よりちゃんと確保しているおかげで、風邪をひきづらくなっていること。

    • 備忘録

      大事だと思ってること ①身体性 ・身体の声を聴く。動きたいのか、休みたいのか、無理したいのか、穏やかでいたいのか ・身体のもっている力をもっと生かせるようになりたい。その方がたぶん平和だし生き生きとした生き方ができる。 ・自分が行きたいところへ行かせてあげる、会いたい人に会わせてあげる、してみたいことをさせてあげる。  それさえ続けていれば自分の生き方は自ずと現れてくる。 ・起きていることをより正確に、解像度高く捉えるため、あるいはわからないことを自覚するための理性

      • 週報 Vol.7 健康

        こんにちは。 いろいろな用事が重なって、1か月くらい家を離れていました。久しぶりに島に帰ってきたら、8月の猛暑はどこへ行ってしまったんだろうとどこか淋しくなっています。それでも夜は鈴虫の鳴く声で眠りにつき、昼間でも畑に出ようと思える気候はやっぱりありがたいとも思います。 さて、タイトルにある通り、今日は最近考える機会が多い健康についてです。健康というテーマは常に興味があるのですが、つい昨日くらいまで風邪を引いてしまい、改めて身体の健康が保たれていることの幸せを思い出すこと

        • 自分の得意な方法を探る①

          ちょっと、いつもとモードを変えて、書きます。 こないだ聞いた坂口恭平さんと宮台真司さんのお話が、すごくおもしろかったから、記憶の片隅にあった坂口さんの記事を読み返して、それを参考に、とりあえずやってみることにします。 この2つの記事はかなり長いので、僕が特に好きな部分はこの記事の最後に引用して載せました。最初にそっちに目を通すのもおすすめです。 本文 「とりあえずやってみる」とか「影響を受けてすぐにはじめてみる」みたいなことが、僕の得意なやり方なんだと思います。反対に、

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        • 週報
          7本
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        記事

          週報 vol.6 

          みなさん、こんにちは。 8月は大崎下島をたくさんの人が訪れてくれて、その人たちとにぎやかに楽しく充実した時間を過ごすことができました。遠方からアクセスの悪い場所までわざわざ足を運んでくれるみんなに心からありがとうを伝えたいな、と感じます。 そんな日々の中で、突然祖父が亡くなったという報せが届いたこともあって、ちょっとドタバタした感じもあった8月後半でした。 今日はそのことを中心に、感じていることを率直に書いていきます。 祖父が亡くなってから2週間くらい経ちますが、僕自

          『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読んだ

          奥野克己さんの『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読んだ。 いくつかおもしろかったところを自分の整理として書いておこうと思う。 未来のことを考えることが人間として”自然な”ことのように思っていたけど、そうとは限らない。おそらく、近代化に伴って内面化されてきたもの。 何かをしたあとに振り返りをすることが大事、ということは直線的な時間を生きる世界のなかでの真理に近いものかな、 振り返ったり反省したりするとき、その手前に時間に対するど

          『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』を読んだ

          週報 Vol.5 「つくる」体験

          こんにちは。 1週間くらい広島の拠点を離れて、長野県で小さなお友達とたくさん遊んできました。その間にもいろいろと考えることはあったのですが、今日はこの先やっていこうとしている企画について書いてみようと思います。 今年の秋~冬くらいにかけて開催できたらいいなと考えているのが、島での柑橘収穫体験と、パティシエに教えてもらうお菓子作り体験です。 自分で畑からとってきた柑橘を、その場でお菓子作りに使う、そんな体験コンテンツ。柑橘畑をやっている翼くんと、最近お菓子屋さんを開いた佐

          週報 Vol.5 「つくる」体験

          週報 Vol.4 スペース(余白)をつくる

          みなさん、こんにちは。 先日は地域のおばあちゃん、おじいちゃんたち(大半が70代!)がやっているビーチボールバレーに参加してきました。2ヶ月ほど前から混ざり始めて、想像以上に楽しくて毎週バレーの日が来るとそれだけでウキウキしています(笑) 参加し始めた頃は体育館へ向かう時間帯の空がとっても幻想的で毎回空を見上げながら歩いていたのですが、昨日はだいぶ暗くなっていて、段々と日が短くなっていくことを実感できて、静かな感動が胸に広がっていました。 では、少しずつ本題へ。 僕は現

          週報 Vol.4 スペース(余白)をつくる

          週報 Vol.3 オンとオフ

          みなさん、こんにちは。 広島は梅雨も明けて、いよいよ夏が始まったんだなあと毎日感じるようになりました。東京の友人からは37度の日もあると聞いて、なんだかざわざわします。 今週は、週の半ばに2日くらい家(兼 職場)を離れて午前中の決まった仕事以外は休む日にしていました。こういうことができるのはリモートワークかつフリーランス的に働けているおかげだなあと思います。 いつ働いてもいい、どこで働いてもいい、というと聞こえは良いような気もしますが、そんなにうまい話でもないことをここ

          週報 Vol.3 オンとオフ

          週報 Vol.2 課題のいろいろ

          みなさん、こんにちは。 先週よりは天気が安定してきた大崎下島です。晴れているときの強い日差しは夏本番を感じさせ、先日仕事の合間でひとり海開きもしてきました。 今週はどんなだったかなと振り返ると、ミーティングで誰かに「最近どう?」と尋ねられるたびに、疲れがたまっていると答えていました。 忙しさもあるけれど、それ以上に気疲れを感じていたので、自分の内外で何が起こっているのか観察する、疲弊していく構造を考える、そして小さく変えられそうなところから手を加えるということをしていま

          週報 Vol.2 課題のいろいろ

          週報 vol.1 「時間」について

          みなさん、こんにちは。 noteを書くのはすごく久しぶりな感じがしていて、前回から半年くらい空いたような感覚でいます。(実際は、3ヵ月半ぶりでした。) 4月から広島の大崎下島に移り住み、怒涛の日々を送っています。目の前のことで頭がいっぱいになって俯瞰してみることがやりづらくなったり、一度止まって内省するモードに入れなかったり、そんな春から初夏を過ごしていました。 その間には、ひょんなご縁からお仕事をいただいたり、身体や心からいろんな声が聞こえてきて手放すことがあったり。

          週報 vol.1 「時間」について

          問いで冒険 #2 「帰ってきたなぁ」って場所はどこ?

          問いを入り口に、行くあてもなく自分の考えや感覚、願い、好き嫌い、その他諸々を書いていくシリーズ。すっごくラフに書いていきます。 今日の扉は、 母の誕生日を祝いに実家へ戻っていた妹から聞かれたこの問い。 去年の4月に南米へ出発してからほぼ丸1年、「家」がない日々を過ごしている僕がどう感じるのか、気になったらしい。 まず、この家を持たない状況は自分が意図してつくったものではないなあ、ということに気がついた。南米を5ヶ月旅した後、1週間以上滞在した場所だと沖縄、熊本、島根、

          問いで冒険 #2 「帰ってきたなぁ」って場所はどこ?

          問いで冒険 #1 あなたはどんな大人になりたい?

          先日、高校生と大人が5~6人オンラインで集まって話す機会があったとき、こんな問いがあった。みんなそれぞれに、個性的で素敵だなあと感じる答えがあって、聴いているだけでも楽しい時間だった。 僕のその時の答えは、いくつになっても「わぁ」「おお~」などと、ついつい感嘆詞を漏らし続けていたい、だった。年齢に関わらず心が動かされ続けていたい、そんな願いを自分はもっているんだなあと、問いが教えてくれた。 今これを書いていたら、前に遊びで自分のHPみたいなものを作ってみたとき、表紙ページ

          問いで冒険 #1 あなたはどんな大人になりたい?

          帰省3日目、あれやこれや

          一昨日のこと。 中学からの大好きな友人と電話をしていた。仕事や人生のちょっとした相談話をしたあと、なんとなしにおしゃべりしていた。生活費や家計簿の話の流れで、「ちょっとストレスが溜まったり、疲れた日に小さな贅沢としてお刺身を買って食べたりする」という彼女の言葉がやけにグッときた。 一緒に暮らしたことはないけれど、その人の日々の一部が垣間見えたようなとき、何とも言えない親しみのような感情が湧き上がってくるのかもしれない。 久しぶりの実家へ帰ってきたのが同じく一昨日の朝。

          帰省3日目、あれやこれや

          旅に暮らす #4 沖縄(完結編)

          10/12 ~ 10/26 大宜味村のきゆな牧場でボランティア生活 10/12 午後、牧場に到着。この日は仕事をせず、少しゆっくりさせてもらうことに。 せっかくなので周辺の探検がてらお散歩へ。 こんな素敵な景色に出会ったりしたけど、膝~腰丈くらいのひろーい草むらで写ルンですを無くした。10枚くらいは撮ってたやつ。悲しい。 20分くらい粘って探し続けたけど見つからず、あきらめた。 今日はなんだか疲れた。新しい場所への移動とか、そもそも昨日は安田で送別会をしてもらっ

          旅に暮らす #4 沖縄(完結編)

          旅に暮らす #3 沖縄(後編)

          10/5 ~ 10/12 国頭村安田地区に滞在 ボランティア生活 人口100人未満で、飲食店はなく、民宿がいくつかと協同店がひとつ。 昔は陸の孤島と言われていたらしく、今年の小学校の在籍人数は6名。 ヤンバルクイナもたくさん生息していて、海と森がきれいな場所。 10/5 中山コーヒー園で小一時間ほど最後のお手伝いをさせてもらう。別れ際いただいたものから、すごく相手の気持ちが伝わってきた感じがして、温かくて優しい気持ちを味わう。こちらからもお礼の手紙を渡した。またこ

          旅に暮らす #3 沖縄(後編)